Lets ENJOY INTERVIEW vol.71



上京した当時は、エリアごとに異なる東京の個性に驚きました

吉岡里帆さん1



――京都府出身の吉岡里帆さんにとって、上京時の東京の印象は“最先端”だったという。

「情報量が多くてすべてが新しい、とにかく“最先端”の街というイメージでした。映画を観に行くのが個人的に好きなので、映画館の数がとても多いことに驚きました。あと、同じ東京とは言え、エリアごとに個性や味わいみたいなものが異なることにも驚かされました」

――コロナ禍以前は、洋服や雑貨などのショッピングや食事によく出かけていたそう。中でも食事をするお店選びにはこだわりが。

「自分だけが知っている穴場の飲食店を開拓するのが好きなんです。気になるお店があれば、迷うことなく入店します。あまりにも場当たり的に入店するので、『すみません、うちは予約必須なんですよ』ってお断りされることもあるんですけど(笑)」

――ソロ活もまったく苦にならないという吉岡さん。ただ、一つだけ例外がある。

「カラオケも一人で行きますし、焼肉もラーメンもカフェも、どこでも一人で大丈夫です。ただ唯一、ボウリングだけは無理ですね。ストライクをとった後に、ハイタッチをしてくれる人がいないのは寂しすぎますから(笑)」

――なじみ深いエリアの一つが、所属事務所のある港区。昔こそ大人の街という印象だったが、最近は変わってきたという。

「いただくお仕事が徐々に増えて事務所に行く回数も増えてくると、少しずつ場所に慣れていくというか。以前は大人っぽく見えた街が、自分が成長をするにつれてしっくりくるようになってきて、今では居心地の良いお店もいくつかできました。昔はどこも高級店に見えて、どこでご飯を食べれば良いのかすら分からなかったんですけど(笑)」

――こうして大人の女性へと順調に成長している吉岡さんには、プライベートでやってみたいことがあるそう。

「陶芸ですね。以前から陶芸教室を探しているのですが、なかなか良い場所が見つからなくて。先日、気になる教室があったんですけど、コロナ禍の影響か、入会希望者が殺到しているらしくて入会に至りませんでした。でもそれにめげず、コロナ禍が落ち着いたら、おでかけがてら陶芸教室を探そうと思います!」

胸キュンシーンが随所に出てくるので、キュンキュンしながら見て欲しいです!

吉岡里帆さん2



――ドラマ『レンアイ漫画家』の台本を初めて読んだときの感想は、「おもしろい!」の一言だったそう。

「特に良いと思ったのが、主人公である亮平(鈴木亮平)さん演じる天才漫画家・刈部清一郎と、私が演じるダメダメ女子・久遠あいこによる掛け合いシーン。少しずつ距離が縮まっていく過程がとても温かくて、穏やかな読後感に浸ることができました」

――清一郎があいこに「疑似恋愛をしろ」というミッションを下すことからストーリーが動き出す本作。吉岡さん自身が同じような指令を受けたとしたら、どうするのだろうか。

「私だったらやっていけないと思います。疑似恋愛に踏み込む自信がないです(笑)。でもあいこはどこかすっとぼけたキャラクターで、ミッションに対する怖さやネガティブさを持っていないんですよね。むしろ、無茶な司令を出されやすい無防備さがあると言いますか。そこがあいこの魅力でもあると思うので、楽しみながらお芝居をしています」

――あいこは恋愛に対してかなり不器用だが、吉岡さん自身はというと・・・。

「恋愛に限ったことではないのかもしれませんが、素直になることの難しさを年々感じています。そういった意味では、あいこに共感できる部分は多いです。あいこも劇中で素直になれないシーンが多くあるので」

――いろんな男性と疑似恋愛を重ねながら、ときめきや胸キュンを繰り返していく役どころだが、吉岡さんにとって胸キュンとはどのようなものなのだろうか。

「撮影の序盤で、亮平さんからアドバイスをいただいたんです。『相手と一緒にいないときこそ相手を思っている気持ちが視聴者に伝わったときに、“胸キュン”という現象が起きるんじゃないか』って。その答えが私の中ですごく腑に落ちたんです。それ以来、清一郎さんと一緒のシーンよりも、一緒ではないシーンでこそ『清一郎さんのことが好き』という気持ちを表現したいと思っています。その姿に視聴者の皆さんもキュンとされると言いますか、“すれ違う思い”みたいなものが、見ている人を惹きつけるのかなと思うんですよね」

――一言で“胸キュン”と言っても、劇中での表現方法はさまざま。

「頭ぽんぽんとか、道端で危険から守ってもらうとか、仕草でキュンとするようなシーンも出てきますが、回を追うごとに『キュンってそれだけじゃない』ということが分かるような作品になっています。全体的にはポップでキュートなラブコメですが、大人だからこそ分かる“キュン”が終盤に待っているので、それを楽しみにしていて欲しいです!」

photo:Megumi Uchiyama stylist:Aino Masaki hair&make:Ai Inuki text:Kei Osawa




PROFILE&INFOMATION

吉岡里帆(よしおか・りほ)

1993年1月15日生まれ。京都府出身。
2015年度下半期放送のNHK連続テレビ小説『あさが来た』で注目を集めると、2018年には『きみが心に棲みついた』で連続ドラマに初主演を果たす。2020年、第43回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞。現在は舞台『白昼夢』に出演するほか、4月2日公開の映画『ゾッキ』、4月18日スタートのドラマ『華麗なる一族』(WOWOW)を控えるなど、今最も注目を集める女優の一人。



レンアイ漫画家

ドラマ『レンアイ漫画家』

山崎紗也夏による人気コミック『レンアイ漫画家』がTVドラマ化。漫画一筋でレンアイが超苦手なレンアイ漫画家・刈部清一郎(鈴木亮平)と、崖っぷちアラサー女子・久遠あいこ(吉岡里帆)という、恋に不器用な二人が繰り広げる、笑えてホロリとするハートフルラブコメディー。4月8日、木曜22時よりフジテレビ系にてスタート。出演:鈴木亮平、吉岡里帆 ほか






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