【おでかけ時のポイント】
・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
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・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう
女性客が8割のおしゃれラーメン店/ドゥエイタリアン
日本全国のラーメンを食べて語る、ラーメン評論家の山本剛志です。
今回紹介するのは、2009年から市谷エリアで店を構える「黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン」です。
JR線と東京メトロの市ケ谷駅が最寄です。JRからは靖国通りを九段下方向に歩いて5分ほど。
2019年7月に今の場所に移転した「黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン 市ヶ谷本店」。
現在は市谷エリアにある本店の他、渋谷東急プラザと溝の口丸井にも出店中。ネクストブランドとして、日比谷の「Ramen ドゥエ Edo Japan」や銀座の「らぁ麺 レモン&フロマージュ GINZA」も展開しています。
以前はイタリアンレストランを営んでいた店主・石塚和生さん。あるときテレビ番組の企画で「支那そばや」創業者の佐野実氏と出会い、佐野氏のラーメンへの情熱に感銘を受けます。
それまでラーメンにまったくと言って良いほど興味がなかった石塚さんですが、営んでいたイタリアンを手放してまで、ラーメン作りにどんどんのめり込んでいくことに。
コンセプトは“女性でも気軽に入れるラーメン店”。カフェのような店内の雰囲気もあって、女性客が8割を超え、客席が女性で埋まってしまうときもあるほど。二人で使えるテーブル席が計12席並んでいます。
そしてカウンターは6席。あれ、でもカウンター側には割り箸やレンゲが見当たらない・・・
というのも、それらはテーブルの引き出しに入っているから!乙女心をくすぐる仕様ですよね。
さらにリップスティック状の容器には爪楊枝が入っているというサプライズも!
ちなみに、店内に飾られた写真は石塚店主のチョイス。イタリアの風景写真の他に「チーズ」と「レモン」のイメージ写真も。ラーメン店には縁がなさそうなこれらの食材ですが、どちらも同店のラーメンを語るうえでは欠かせない存在なんです。
席に着くと提供される「お冷や」も、緑の瓶に入っていて、海外のカフェみたいです。
チーズがスープで花開く!「生ハムフロマージュ」に注目!
まずは同店の看板メニュー「生ハムフロマージュ」(1,180円)を注文。基本メニューの「らぁ麺フロマージュ」に生ハムが加わります。
鶏を丁寧に煮出した塩味のスープは、じんわりとしみる後味が印象的。
そして、何より特徴的なのがチーズ。ゴルゴンゾーラを使った特製クリームチーズがたっぷりとのっています。
最初はチーズをかき混ぜず、中細麺をチーズと絡め、引き上げて食べるのがお店のオススメ!チーズの香りと、それに負けない麺との両者が、バランス良く調和しています。
チーズの香りに負けない、九条ネギもたっぷりと入っています。和の食材のネギですが、意外にもチーズと好相性。
スープとチーズの独特な組み合わせにはチャーシューは合わない・・・ということで、生ハムが登場。スープの上だと温度で変化してしまうので、丼のフチにのっています。それをスープで軽く温めてから食べるのがオススメ。
「フロマージュ」の各メニューは、麺を食べ終わった後の〆として、美人玄米入りのごはんが無料でついてきます。
残ったスープにごはんを入れてリゾット風に楽しめば、スープも最後まで味わい尽くせますよ。
酸味と旨みが弾ける「レモンらぁ麺」もイチオシ!
もう一つの人気メニュー「レモンらぁ麺」(980円)もイチオシ。レモンスライスがのるだけでなく、鶏ベースのスープの中にもレモンがたっぷり!フレッシュな酸味がありながら、ラーメンらしいコクも感じられます。揚げネギの食感が中細麺にマッチしていているので、そちらも楽しんで。
中央にのっているのは野菜だけかな、と思いきや・・・
その下にはちゃんと巻きバラチャーシューが潜んでいました!
同店は、シンプルな「醤油らぁ麺」「塩らぁ麺」(各880円)も評判です。各メニューの麺は、北海道産小麦「春よ恋」を使った通常麺(右)の他、 蒟蒻麺(左)をブレンドした「ヘルシー麺」もプラス100円で用意。糖質やカロリーを抑えたい人にはうれしい選択肢です。
カフェのようなデザートも!
カフェのようなお店の雰囲気にマッチしたデザートも楽しめます。3種類ありますが、とくに食べていただきたいのは「杏仁豆腐風パンナコッタ」(600円)。
杏仁の薫りが漂うパンナコッタに添えられたのは、イチゴやモモ、ダークチェリーなどのフルーツ。パンナコッタだけでなくフルーツもたっぷりいただけるなんて、この上ない幸せですね。
女性にこそ入ってほしいラーメン店!
「女性でも入れるラーメン店」は少なくないですが、「女性にこそ入ってほしいラーメン店」は貴重な存在。8割が女性客という「黄金の塩らぁ麺 ドゥエイタリアン」で、是非ラーメンデビューを飾ってください。
取材・文/山本剛志
※2021年1月11日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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