「あぁ、美味しい肉が食べたい……。」無性に焼肉が食べたいとき、一緒に行く人が見つからないという理由で諦めてしまったことはありませんか?ということで、今回はソロ活の中でもハードルが高いとされている「一人焼肉」デビューしてきました! そこには一人でも、いや一人だからこそ堪能できる新たな世界がありました。A4・A5ランクの肉でおなかも心も満たしてくれる「立喰い焼き肉 治郎丸 野毛店」をレポートします!



A4・A5ランクの国産和牛をひとり噛みしめる/立喰い焼肉 治郎丸 野毛店


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 外観


横浜随一の飲み屋街であり、酒飲みの聖地とも称される野毛。その一角にあり、JR桜木町駅南2B口から歩いて約2分の「立喰い焼肉 治郎丸 野毛店」へやってきました!


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 本日の肉の木札


同店の魅力はなんといっても、すべての肉が一枚から注文できるところ。ハシゴ酒が目当ての人も多いエリアで、軽めの飲みからがっつり飯まで、シーンに合わせていろいろ楽しめちゃいます。

店の外には「本日の肉」の木札がずらり!さっそくA4・A5ランクの文字を発見。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 店内


店名通り、立ち食いスタイルの店内はすべてカウンター席で、まるでお寿司屋さんのような佇まい。人目が気になる女性でも一人でスッと入れる気軽さがあります。男女問わず、一人でさくっと食べて帰る人が多いというのにも納得です。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 鉄板


一人なので、自分専用の「マイ鉄板」が実現! 向き合うべきは肉と鉄板のみ。焼肉にありがちな焼いてあげたり、仕切られたりという余計な気遣いも不要。自分のペースで思う存分楽しんじゃいましょう。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 ショーケース


ショーケースには部位ごとの和牛ブロックが陳列。オーダーごとにその場でカットしてくれます。

治郎丸では、仕入れた肉を事前に工場で丁寧に下処理。各店では切るだけの工程に抑えて効率的に提供することで、A4・A5ランクの肉なのにハイコスパが実現しているのだそう。




さっそくスタート♪自分のペースで食べ進める一人焼肉の楽しさ


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 マイ鉄板に点火


席につくと、まずはマイ鉄板に点火。焼肉心にも火が点ります。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 メニューの木札


カウンターから見える壁にはメニューの木札がずらり。メニューはすべて日替わりで、厳選されたその日の最上の部位だけが常時約30種が並びます。表示はすべて1枚の値段。オーダーは部位と枚数を伝えます。

なにを注文したらいいかわからないという人も安心して。お客さんとの交流を図るために、あえて説明書きを控えているそうなので、わからないことはすぐに聞いちゃいましょう!

おすすめや食べたい肉の好みを伝えると、ぴったりの部位を提案してくれます。やわらかい肉、歯ごたえのある肉、こってりした肉、とにかく肉肉しい肉といったオーダーで大丈夫。赤は赤身、白が霜降りという札上にあるシールも参考にしてみて。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 「メガネ」(栃木県産和牛 A5ランク 260円)


まずは「美味しくてやわらかい肉が食べたい!」とオーダーすると提案されたのが「メガネ」(栃木県産和牛 A5ランク 260円)。

しばし見とれてしまう美しい赤身は、骨盤周辺の肉で一頭から500gくらいしかとれないという希少部位。ハラミのようなやわらかさと赤身の美味しさもしっかり味わえる人気メニューのひとつ。

提供されてまず驚くのがその分厚さ。一般的な焼肉店では一切れおよそ15gのところ、約20gの厚切りもまた治郎丸のこだわり。食べ応えがあるだけでなく、肉そのものの味を楽しめるからなのだそう。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 「メガネ」(栃木県産和牛 A5ランク 260円)


さっそくマイ鉄板で焼いちゃいます♪ジューッという音が早くも食欲をそそります。

どの肉も鮮度が高いので、肉の旨味を堪能できるレア焼きがベスト。目安は片面20秒。部位によっては炙る程度でOKなど、メニューによって焼き方が異なるのでそれもガンガン聞いちゃいましょう


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 「メガネ」(栃木県産和牛 A5ランク 260円)


適度な弾力がありながらも、つるりと喉を滑っていく柔らかなお肉。赤身の濃い味が広がって美味しい!ほどよい脂もあってあっさりなのにジューシー。

同店の肉はすべて下味(塩水)がつけてあるとのことなので、そのまま食べてみると、お肉の味だけでこんなにも味わい深いんだなぁと、ちょっと感動。ヤバい、エンジンかかってきちゃったかも!


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 治郎丸オリジナルのタレ


もう少し濃い味が好みという方や味を変えて楽しみたいという方は、治郎丸オリジナルのタレがテーブル各所にセットされているので利用して。左から時計周りに薄口のタレ、ポン酢、お塩が入っています。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 メニュー


焼肉といえば、ビールというイメージがありますが、ビールはもちろん、サワーやハイボール、ワインに日本酒、マッコリ、梅酒、ソフトドリンクとドリンク系も充実しています。

ドリンクなしで肉だけのオーダーでももちろんOK、とのことなので、アルコールを飲まない人も足を運びやすいですね。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 「まるごと生レモンサワー」(590円)


この日は、肉との相性が抜群という同店名物の「まるごと生レモンサワー」(590円)をセレクト。大ジョッキにレモンがぎっしりつまった大迫力!

2杯めからは「中だけのおかわり」(390円)もできる上に、その際には「サワー」と「ハイボール」のどちらも選べちゃうお得な一杯。




最安の極旨ホルモンから最上級部位まで、肉・肉・肉に酔いしれる!


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店「シャトーブリアン」(福島産和牛 A5ランク 500円)


「この店で一番高い肉を。」人生で一度は言ってみたい憧れのセリフでのオーダーで、登場したのはなんと「シャトーブリアン」(福島産和牛 A5ランク 500円)!

ヒレのど真ん中にあるまったく筋のない部分だけを使う、言わずもがなの最上級部位。ヒレ自体が牛一頭から約600gしかとれないことからもその希少さが伺えます。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店「シャトーブリアン」(福島産和牛 A5ランク 500円)


焼き方はもちろんレアで。「これは絶対に焦がすわけにはいかない…!!」こんなに真剣に肉を焼いたのは初めてかもしれません。20秒くらい各面に焼き色をつけた後、取り皿に一度取り置き、余熱で火を通します。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店「シャトーブリアン」(福島産和牛 A5ランク 500円)


余熱で火を通している間に少し冷めてしまうので、さっと炙って温めていただきます。こちらは添えてあるわさびか塩で食べるのがおすすめ。

「や、やわらかい!!!!」箸で切れると聞いたことはあったけど、この分厚さがありながらすっと歯切れよく、もっちりふっくらとした極上食感にうっとり♡

何枚でも食べられてしまいそうな上品であっさりとした味わいの余韻にしばし浸ります。そんな至福の時間が堪能できるのも一人焼肉ならではの醍醐味です。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 「タン4種」(850円)


続いては同店人気ランキング第3位の「タン4種」(850円)をオーダー(ちなみに1位は「カルビ4種」(960円)、2位は「シャトーブリアン」)。

手前からトロタン、タン元、タン先、タン下。手前からやわらかい順に並んでいるので、その順番で食べ進めるのがおすすめとのこと。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 「タン4種」(850円)


一枚目のトロタンの控えめなサクッととろける食感から、4枚目のタン下のプリッと弾ける食感まで、どれもタン特有の弾力がありながらもそれぞれ異なる食感と味わいが食べ比べできる楽しい一皿。なかでもトロタンは出会ったことのない食感と味わいにとろけます。

その場でカットしてくれる同店だから、いわゆる“牛タン”好きな方なら「タンモトの厚切り」(480円 ※タン元2枚分)なんてアレンジオーダーも可能。ごま油香る「みじんネギ」(150円)を添えて召し上がれ。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店「コメカミ」(30円)


この日の最安値の「コメカミ」(30円)。ホルモンはすべて2枚で1セットで、こちらも下味付き。部位により「タレ」と「にんにくとごま油」を使い分けているとのこと。木札にあるシールは、黄色が豚で青は牛なので参考にしてみて。

名前の通り、豚のこめかみから頬にかけての部分で当然希少な部位。よく動かす部分だから脂はほとんどなく、噛み応えのあるしっかりとした食感。濃い味なのでお酒も自然と進んじゃいます。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店「シマチョウ」(90円)


一番人気のホルモンは、牛の大腸である「シマチョウ」(90円)。シマチョウは処理に手間がかかるため、シマチョウの美味しいお店は間違いないとも言われています。ホルモンらしい噛み応えにこってりした味わいがたまりません。これはごはんにも合いそう♡

ホルモンは、味わいはもとより、30円~90円というその安さも魅力。ごはん(280円)とホルモン数種と合わせて、ワンコインに近いランチとして利用する人も多いのだとか。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店「バラ板 カルビ」(北海道産 A5ランク 190円)


そろそろおなかいっぱいになってきたので「これぞ焼肉!という感じで締めたいです」と伝えると・・・。「そしたら、これでしょう」と笑顔で提案されたのが「バラ板 カルビ」(北海道産 A5ランク 190円)。霜降りが美しい!


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店「バラ板 カルビ」(北海道産 A5ランク 190円)


もうすっかり自分のものとして扱い慣れてきたマイ鉄板。乗せると、ジュワーっという音とともに脂が溶け出し、美味しい匂いに包まれます。

締めの一枚はタレを少しつけてパクッ。「くわぁー、美味しい~!」

こってりだけどくどすぎない脂の美味しさが広がり、まさに焼肉らしい焼肉を堪能。最後の一枚も悶絶ものでした。


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店 レシート


A5ランク 3枚、牛タン4枚、ホルモン2種を完食で、お会計は2,710円というハイコスパ。今回のオーダーは平均的な肉量だそうで、平均単価も2,000円前後とのこと。

満足度からは考えられないほどお手頃な料金、嬉しすぎる。初一人焼肉デビューは大・大・大満足でハマっちゃいそうです♡




実はサイドメニューも見逃せない!


立喰い焼肉 治郎丸 野毛店「キムチ」「牛舌と牛すじ煮込み」


今回はとにかく「肉」気分だったので、焼肉メニューばかりの紹介となりました。しかし、実はサイドメニューも見逃せません。

人気は、焼肉と合う辛めの「キムチ」(380円/写真右)や「牛舌と牛すじ煮込み」(470円/写真左)。歯ごたえのあるタン下を下ゆでしてから丁寧に煮込んだ煮込みは、ホロホロ食感がたまらない!肉好きに別の角度から攻め込んでくる一品です。




まとめ


今回はしっかり焼肉として楽しんだ一人焼肉デビューでしたが、取材中もサクッと立ち寄り、数枚のお肉にビール1本で1,000円程度のお会計、というお客さんが多く、ハードルが高いとされてきた「一人焼肉」のイメージががらりと変わりました!

「立喰い焼肉 治郎丸 野毛店」は2019年2月で4周年。それを記念して2月9日(土)には、日頃の感謝を込めて、今回ご紹介した「タン4種」通常850円を、なんと半額(425円)で終日提供するそうです!

その日は混雑必至ですが、普段の土曜日なら14時~17時、22時以降が狙い目とのことなので、この機会に「一人焼肉」を楽しんでみては?




立喰い焼肉 治郎丸 野毛店

住所:神奈川県横浜市中区野毛町1-38
電話番号:045-309-9299 ※予約不可
営業時間:日~木12:00~24:00(L.O.23:00 )、金土12:00~翌3:00(L.O.翌2:00 )
定休日:無休
最寄り駅:桜木町駅



取材・文/君島有紀

※2019年2月8日の情報です。メニューや価格など、内容は変更になる場合がございます。
※価格はすべて税込みです。

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