子どもから大人まで楽しめる「NHKスタジオパーク」の世界に潜入!

こんにちは。イラストレーターのとげとげ。です。
“ママ&パパの救世主”といっても過言ではない、『いないいないばあっ!』などのNHKの子ども番組。子どもにテレビを見せている間に家事をこなすというママやパパは多いですよね。
そんながっつりお世話になっているNHK番組を楽しめる体験型テーマパーク「NHKスタジオパーク」へ、小学2年生のモモコ、年長5歳のユズオと3人で行ってきました。
ニュースキャスターやお天気キャスターの体験ができる!

まずは、放送局ならではのリアルな体験ができる、人気のコーナー「スタジオパークNEWS」へ。ニュースキャスターやリポーター、お天気キャスターになりきって ニュースが制作できるコーナーです。
やる気満々で予約するも……モモコが「恥ずかしいから無理~」と。確かにスタジオには見学席があり、順番を待つ人たちがいて、その前でやることになるので、恥ずかしがり屋のモモコにはちょっとハードルが高い。
私が「大丈夫だって!ここでしかできない体験なんだから!」と言っても、モモコは「やだってば~。恥ずかしい」と押し問答。最終的には、私も一緒に出ることで納得させ、体験できました。

一番簡単な「お天気キャスター」を体験。原稿を読むので、まだ文字が読めないユズオには耳元でセリフを言い復唱させました。
スクリーンの前で撮影するのですが、テレビ画面で映るとお天気画像と組み合わさるので、モモコはそれにも驚いた様子。

体験は、文字が読めない年の子には難しいですが、本番さながらのセットで写真撮影もできるので、キャスター気分を体験するだけでも楽しいですよ。
あの人気アニメの声優にもなれる!アフレコスタジオで声優体験

NHKのアニメ番組を紹介している「アニメファクトリー」では、画面に表示される文字を読み上げる“声優体験”ができます。
『きかんしゃトーマス』や『おじゃる丸』、『忍たま乱太郎』など、子どもに大人気番組のアフレコ体験ができるなんて貴重ですよね。

1回目、モモコはセリフ量が多いのと恥ずかしさで、うまくできず。それが悔しかったようで、もう一度やりたいとリベンジ!今度はすらすらとセリフを言えたので満足したのか、ドヤ顔で「モモちゃん声優なれるかな!」とうれしそう。
仕切られたスペースで、誰かに見られることがないので、恥ずかしがり屋さんにはニュースキャスター体験よりこっちの方が合っているかも。最後には、判定もしてくれます。
テレビ番組の作り方や裏側を体験できるコーナーもたくさん!

こちらは、どーもくんや恐竜などのキャラクターと映像、音楽を自由に組み合わせて自分だけのオリジナルの映像が作れる「クリエイティブラボ」。

どーもくんにドラムの音やおばけの音を合わせてみたり……。本来合わないような映像と音が組み合わさって映像になるのが面白いようで、2人とも夢中になって何度も自分の作った動画を楽しんでいました。

お次は、危険動物に接近できるカメラ、夜行性の生き物を撮影する暗視カメラ、虫の世界をのぞき見るカメラなど、さまざまな特殊カメラで自然番組の撮影に迫る「ネイチャーカメラマン」のコーナー。
恐竜も虫も大好きなユズオは、恐竜や虫が撮影できるカメラに夢中になって片っ端からカメラをのぞいていました。自然番組撮影のセットでは、動物に気づかれないように、周りの緑と同じ色をしたテントを張って撮影したり、撮影の裏側を体験できました。

こちらは、連日行列ができる人気コーナー「キミのかおはなんのカオ?」。『ダーウィンが来た!』のひげじいが50種類の動物の顔と自分の顔がどれくらい似ているか顔認証システムを使って判定してくれます。
結果は、ユズオがねずみ、モモコはプレーリードック、私はヤマネコでした。私は今まで「たぬき顔」と言われることが多く、「ネコ!?」と意外でしたが、顔には内面が出ると言う……。
母になり、「早くしなさーい!いいかげんにしなさーい!!」とぎゃーぎゃー言っているうちに、いつの間にか目がつり上がってきたのかもな~としみじみ考えてしまいました。

ここは、エンターテインメント番組や教育番組など、NHKの番組にまつわるクイズにチャレンジできる「NHKクエスト」。子どもが答えられる最近の教育番組から、私たち世代の「みんなのうた」のクイズなど幅広いジャンルから出題。
『みんなのうた』や『山口さんちのつとむくん』、『できるかな』など、親世代にドンピシャなクイズもあって、その懐かしさに親のハートもわしづかみされます!

生活の中にある謎を解き明かす科学番組『ガッテン!』と『すイエんサー』の展示がある「はてなルーム」。ここでは、番組から生まれた疑問に関するクイズに挑戦することで、科学の面白さに触れることができました。
人気キャラクターによるショーなど、特別イベントも開催!

この日は特別イベントとして、キャラクターショーが開催されていました!しかも、子どもたちが大好きな番組『チコちゃんに叱られる』のチコちゃんが登場。写真撮影もできて、「チコちゃんに会えちゃった~!パパに言わなきゃ!!」とモモコは大興奮。
イベントは週末や学校の休暇に合わせて開催しているので、詳細は公式サイトでチェックを。

館内には、スタンプラリーも。スタンプを押す行為が楽しいのか、集めることに達成感があるのか、なぜか子どもって好きですよね。
ちなみに全部押すと、今回は朝の連続ドラマ小説のノートがもらえました。景品はその時によって変わるようなので、お楽しみに。
自分の幼少期に見ていた懐かしい子ども番組に親も夢中!

「ハアァ~~~ン、目を閉じて~」の声に私の足は止まりました。声のする方を見ると80年代の『おかあさんといっしょ』の映像が!小さいころ毎日のように見ていた子ども番組には、実家に帰ったときに感じるような安心感が。
ここは、1960年代から現在までのNHKの子ども番組を見ることができる「こどもライブラリー」。きっと子どもたちもこの先親になり、子どもに教育番組を見せ始める時、私と同じように郷愁に浸るのかもしれない……。そう思うと、何とも言えない温かい気持ちになりました。
まとめ
NHKのなじみあるキャラクターに会えるだけでなく、実際に体験したり、学びながら遊んだり……。子どもが楽しめるのはもちろんですが、テレビの裏側を垣間見たり、キャスターやアフレコなどの職業体験もできるなんて、一石二鳥!しかも、親世代も懐かしい気持ちになれるコーナーもたくさんあるので、親子で楽しめる施設ですよ。
2018年12月6日(木)までは、10月から始まった朝の連続テレビ小説『まんぷく』展も開催中。この機会に出かけてみては?
NHKスタジオパーク
住所:東京都渋谷区神南2-2-1
電話番号:03-3485-8034
営業時間:10:00~18:00(最終入場17:30)
入場料:一般200円、子ども無料(高校生以下、18歳未満、65歳以上は無料)
定休日:第4月曜
最寄駅:渋谷
※2018年10月13日の情報です。展示内容などは変更になる場合があります。
※こちらのスポットは閉館しました。

取材・文/とげとげ。
元ナースのイラストレーター&漫画家で二児の母。アメーバ公式トップブロガーとして、育児漫画ブログ「ママまっしぐら!」を運営中。
Twitter:@togetogegegege
育児漫画ブログ:http://ameblo.jp/togetogeillust/
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※本記事内の情報は2018年10月13日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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