フラリと立ち寄れるカジュアルさがソロ活にぴったり/Sabö Asaichi
稲荷町駅から徒歩3分。昔ながらの家や店が立ち並ぶ下町の路地中にふっと現れるのが「Sabö Asaichi」。2年前のオープン以来、静かにくつろげる隠れ家的カフェとして、今ジワジワと人気を集めています。
シンプルながら店主のさりげないセンスが光る店内は、白を基調に木製の家具が並ぶアットホームな雰囲気。朝食メニューのほんのりと甘い香りに包まれて、気持ちよく一日がスタートできそうです。
モーニングメニューはオープンから11時まで。場所柄、旅行者も多いという「Sabö Asaichi」の朝食メニューは、パパッと手軽に食べられる2種類のワンプレートスタイル。「オニギリセット」と「パンセット」、なんとどちらのセットも“ワンコイン”500円と、コスパも抜群!
パン派なら厚切りトースト、ゆで卵、コーヒー(または紅茶)がセットになった「パンセット」を召し上がれ!
ほんのり溶けたあんこ、バターと一緒にふんわり厚切りトーストを口いっぱいに頬張ります♪どこか懐かしさも感じる美味しさに、朝から幸せになれてしまうはず。甘すぎない優しい味わいのあんこは、店主のお手製。一般的なあんこと比べて砂糖の量は半分ほどに抑えて作っているにも関わらず、しっかりと小豆の甘さを感じられる秘密は、隠し味の“塩”なのだとか。
その秘密がこの「舳倉島(へぐらじま)の塩」。しょっぱさだけでなく、甘みも感じられる天然塩が小豆の美味しさを引き出します。セットのゆで卵にもこの塩が添えられているので、ぜひ塩にも注目を。
道に面した席は朝食をとりながら考え事をしたり、本を読んだり・・・ひとりでもゆっくり過ごすのにもぴったり。フラリと立ち寄る人、店主と何気ない会話を交わす常連さん、下町らしい温かさを感じられるのも、「Sabö Asaichi」が落ち着ける理由の一つかもしれません。
さて、ごはん派には、おむすび、味噌汁、ゆで卵がセットになった「オニギリセット」をご紹介。「オニギリセット」に使われているのは、輪島塗の漆器。深みのある朱色の器たちが、美しく目にも鮮やかです。ついつい慌ただしくなってしまいがちな朝の時間も、なんだか丁寧に過ごせそう。
おにぎりは塩むすびかトロロむすびから選べます(写真はトロロむすび)。ふわっふわのトロロふりかけをたっぷり使ったおむすびは、あと引く美味しさ。具沢山の味噌汁との相性も抜群です!
カウンターでは、アンティーク漆器や箸の販売もしています。一つ一つ表情の違う器の中で、お気に入りを見つけたら是非おうちに連れ帰って。
他にも店主セレクトの生地で手編みしたカラフルな布草履(Mサイズ2,000円/Lサイズ3,000円)など、定期的に入れ替わる商品も人気です。
まとめ
「Sabö Asaichi」でのモーニングタイムはいかがでしたか。日頃パパッと済ませてしまいがちな朝食ですが、お気に入りの空間で丁寧に作られた朝食を食べれば、きっと一日の良い原動力になるはず。
忙しい毎日をリセットするために、こんなくつろげるカフェでの朝活を取り入れられたら素敵ですね!
Sabö Asaichi
住所:東京都台東区東上野6-1-15 小金矢ビル1F
営業時間:火~金8:00~19:00、土祝 9:00~19:00
※モーニングメニューはオープンから11時まで
定休日:日曜・月曜
最寄り駅:稲荷町/田原町
取材・文/大川枝里子
※2018年9月9日時点の情報です。内容等は変更になる場合があります。
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