ジャイアントパンダの撮影のコツや見どころもご紹介!/恩賜上野動物園
上野駅から表門まで、徒歩約5分。東園・西園と二つにまたがる広大な敷地の「恩賜上野動物園」といえば・・・
やっぱり「ジャイアントパンダ」(以下、パンダ)が大人気!
というわけで、今回は、人気ブログ『毎日パンダ』の中の人・高氏貴博さんにご協力をお願いしました!
毎日上野動物園に通い、パンダを撮り続けている高氏さんならではの視点で、パンダを撮影のコツや見どころを教えてもらっちゃいましょう。
表門から入園したら、パンダ舎はすぐ右手。
室内にいることもあるけれど、真夏以外は屋外展示室にいることが多いそう。
大人気のパンダ舎前は混み合っていることが多いから、ゆっくり見たいなら平日の15時以降、観覧最終時間の16時45分までがオススメとか。
基本的にパンダの一日は、食べているか寝ているかのどちらか。
「無防備な寝姿に癒されるのもいいけれど、動いているパンダが見たいなら、食事の時間がいいですよ」と高氏さん。
朝、昼、夕方と、食事時間は一日に何度か設定されているので、一度見逃してしまってもチャンスはまだまだあります。
パンダのご飯は竹やリンゴ、ニンジンなど。展示室の手前や奥、台の上など数カ所に分けて置かれるので、どこがベストポジションかはパンダの気分次第。
食事時間が近づくに連れてお客さんが集まり混雑しますが、パンダが食べ始めると徐々に空いてくるので、諦めずに少し待ってみて。
基本的に激しい動きは少ないパンダ。
撮影はさほど難しくないけれど、展示室のガラスの映り込みには要注意。写真にこだわるなら、高氏さんのように白い服より黒い服がベターのよう。
今回教えてもらった撮影のコツをまとめると・・・
・ゆっくり見たいなら平日の15時以降、観覧最終時間の16時45分までが狙い目
・動いているパンダが見たいなら、食事の時間がオススメ
・ご飯は展示室内の複数個所に置かれるので、ベストポジションはパンダの気分次第
・食事時間は混雑するが、少し待てば空いてくるので待ってみて!
・食事時間は一日に数回設定されているので、撮影チャンスは複数あり
・ガラスに服が移り込むので、こだわるなら黒い服がベター
とのこと。
それではここで、高氏さん的ベストショットにあわせ、パンダの見どころを教えてもらいましょう!
ゆる~くておにぎりみたいな後ろ姿がベストショット!?
「後ろ姿こそ、パンダのゆるゆるなかわいさだと思います!」と高氏さん。
なるほど、確かにじっと見てみると、まるっとした後ろ姿は味わい深い・・・。
なんだか人間っぽいアクティブな立ち姿も◎。
本気を出すと動きが激しいパンダ。ひょいひょい進む木登りシーンや・・・
「ん、着ぐるみ!?」と思わず疑う歩行シーンも外せないとのこと。
また、表情の豊かさもパンダの魅力。
「愛らしい姿なのに、ごっつい竹をガリガリ食べる姿もお気に入りです」と、見どころを教えてくれました。
パンダに会いに行いくときは、撮影のコツや見どころを覚えておいて、ぜひベストな一枚を狙ってみてくださいね!
ただし、フラッシュ撮影はNGなのでお気をつけを。
パンダに会いにきたのなら、園内で販売されているパンダフードもはずせません。
こちらは東園の「バードソング」や、西園の「カフェカメレオン」などで販売している「竹皮パンダ弁当」(580円)。
一つひとつ表情が違うお弁当は、炊き込みごはんでもっちり美味しく食べ応えがあり、お腹が空いたときにぴったり。
温かい状態で提供されるので、寒くなるこれからの季節にも、うれしいメニューですね。
▲※トッピングは変更になることがあります。
また、西園食堂で食べられる「パンダちゃんホットケーキ」(460円)など、SNS映えする特別感あるデザートも、ぜひ押さえてみて!
そのほかにもパンダメニューはあるので、友だちとシェアして全制覇を目指す・・・なんていうのもいいかも?
▲(公財)東京動物園協会提供
2017年6月12日(月)生まれの待望の赤ちゃんパンダ「シャンシャン(香香)」の公開は、本日12月19日(火)。
ジャイアントパンダ舎・屋内展示場にて、休園日を除く9時45分から12時15分まで、お母さんパンダ「シンシン」と一緒に公開します。(※2019年1月31日(水)までのスケジュールです。)
ただし、観覧には「チケットぴあ」にてインターネットか電話の事前抽選が必要で、公開時間中30分ごとに区切り、約80組(約400名)ごとのご案内になるとのこと。
早く会いたい!と思った方は、抽選に応募してみてくださいね。
キリンもトラもライオンも!飽きずに楽しめる人気者たち
じっくりパンダを楽しんだらもう終わり・・・なんてもったいない!
恩賜上野動物園の人気者は、ジャイアントパンダだけではありません。
長〜いまつ毛が正直うらやましい「キリン」(西園)や・・・
つぶらな瞳の「アジアゾウ」(東園)。
北極圏からは大迫力の「ホッキョクグマ」(東園)と
アノ人気映画でもおなじみの「シロフクロウ」(東園)!
下北半島から来た「北限のサル」でもある「ニホンザル」(東園)など、定番人気の動物たちがずらり勢ぞろいしています。
動物たちの知られざる動きや鳴き声、間近に感じるリアルな動物たちは、時間を忘れて見入ってしまいます。
また、「西園」と「東園」を結ぶモノレールに乗って、童心に返る・・・なんていうのもいいかも?
広い園内、友だちとのんびりとお散歩しながら、会話を気ままに楽しめばリフレッシュできそうですね。
ちなみに、自由気ままな生き物ゆえ、なかには寝姿しか見せてくれない動物もいるけれど・・・
それもまた、癒されますね♡
あ、おはよ♪
世界三大珍獣も勢ぞろい!思わずハマる動物も
定番動物に限らず、いろいろな動物たちもそろうのが、恩賜上野動物園の魅力のひとつ。
コロンとキュートな「コビトカバ」(西園)は、通説ですが、ジャイアントパンダと並んで世界三大珍獣に数えられているんです。
同じく世界三大珍獣の「オカピ」もいるので、せっかく恩賜上野動物園にきたなら、ぜひ会っておきたいですね。
ほかにも、個性的な動物たちが盛りだくさん!たとえば、SNSで大人気の“動かない鳥”、「ハシビロコウ」(西園)。
凛々しい顔つきは、じっと見ているとキュートに感じて癒されます♡
また、同じく西園にある「両生爬虫類館」でも、多彩な個性派がお出迎えしてくれます。
館内一番人気は、世界最大のリクガメ「ガラパゴスゾウガメ」。
愛想の良いゾウガメさん、カメラを向けたらなんとこちらを向いてくれました!
気ままな動物、シャッターチャンスは逃さないよう気をつけましょう。
「グリーンイグアナ」はよく見ると細マッチョ!
しなやかなは虫類の体は、見つめているうちにダイエットへのやる気が出てくるかも?
ちなみに女子人気No.1は、この日は奥に隠れてしまっていた、こちらの「フトアゴヒゲトカゲ」とのこと。
いろいろな動物たちの生態に触れて学べば、新しいお気に入りの一匹が見つかりますよ。
まとめ
都内の動物園のなかでも、駅近で訪れやすく身近な「恩賜上野動物園」。
みんな大好きジャイアントパンダはもちろん、定番人気の動物たちから個性的な動物まで、約350種以上の動物が楽しめる大充実のスポットです。
ごろんと寝たりご飯を食べたり・・・気ままに過ごす動物たちを見ながらゆったり園内を巡れば、気持ちもほぐれてリラックスできますよ。
「そういえば動物園はごぶさた」なんて思ったら、パンダの赤ちゃん「シャンシャン」公開に合わせ、ぜひ友だちを誘って訪れてみて!
恩賜上野動物園
住所:東京都台東区上野公園9-83
電話:03-3828-5171
開園時間:9:30~17:00(入園は16:00まで)
定休日:月曜(祝日・振り替え休日・都民の日にあたる場合は翌日)、年末年始(12月29日〜1月1日)
最寄駅:上野/根津/上野御徒町
※2017年12月19日の情報です。内容は変更になる場合があります。
ジャイアントパンダ撮影:高氏貴博さん
うっかり年間パスポートを買ってしまったばかりに、毎日上野動物園でパンダを見ることになった人。基本的には写真を撮ってひたすらアップするというシンプルなサイトを運営中。
Web site:毎日パンダ
Twitter:@mainichipanda
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