阿佐ヶ谷駅でも一際ディープな「でんでん串」はおでんと串揚げが食べ放題の店だった!
こんにちは、へんてこグルメガイドの矢崎です。
今回は、おでんも串揚げも食べ放題、お酒も飲み放題で1,600円(税別)という「でんでん串」という神コスパのお店を紹介いたします!
「でんでん串」があるのは阿佐ヶ谷から徒歩2分の「いちょう小路」という路地の一角。
阿佐ヶ谷といえば中央線カルチャーのメインを担う駅。
駅前にはレトロでディープな雰囲気の飲み屋が立ち並び、街中には小劇場やライブハウスも多くバンドマンや芸人などの夢追い人も多い街です。
「でんでん串」はそんな街を支えるお店の一つ。
阿佐ヶ谷の「いちょう小路」には様々なディープな雰囲気のお店がありますが、その中でも一際目立つ見た目なのが「でんでん串」。
ちなみに外観には「阿佐ヶ谷フィーバー」という言葉がたくさん書かれているのですが、実はこれは食べ放題コースの名前!
1,600円(税別)でおでんも串揚げも食べ放題、お酒も飲み放題という、本当にフィーバーしてしまいそうなコースなのです。
お店に入ると、こちらの見るからに優しいマスターが出迎えてくれます。 カウンター席に座るとラフな感じで話しかけてくれたりするので、一人で行っても楽しめそうです。
店内のBGMでは80年代の音楽が流れていました。お店の壁の張り紙や装飾などもすべてその時代に合わせているんだそうです。
席はカウンター席が5席にテーブル席が12席ほどで、お客さんは20代から40代くらいの男女、カップルで来るというよりは気のおけない友達と来ている人が多い模様。
確かに友達と飲むにはコスパもよくて気張らない雰囲気なので、使い勝手がいいかも。
阿佐ヶ谷フィーバーとは?どんなメニューなの?
「でんでん串」に来た人のほとんどが注文するという「阿佐ヶ谷フィーバー」。
「阿佐ヶ谷フィーバー」のルールはこちら。
(1)時間は90分。
(2)飲み放題付き(ビール以外)。
(3)おでんはセルフ盛り付けで取り放題の食べ放題。
(4)串揚げコース付き・最後に一度だけおかわり可能。
(5)お腹が一杯になった場合は「ストップ」と言う。
満腹になった際の「ストップ」は超重要。
というのも、食べ残しは一品につき100万円、募金をしなければならないらしい。
マスターに「本当に食べ残しは100万円も払わなきゃいけないんですか?」とお聞きしたところ「へへへ」と不敵な笑みで返されました。みなさん、絶対食べ残しだけはしないでください。
メインメニューはこんな感じ。おでんは全品80円(税別)、串揚げは100円(税別)のものと80円(税別)のものがあります。
このように単品のメニューもありますが、ほとんどの人が食べ放題を注文するみたいなので、書かれている値段はほとんど意味がないようです。
お酒のメニューはこんな感じ。ちなみに阿佐ヶ谷フィーバーは1,600円(税別)と2,200円(税別)の2種類のコースあり、1,600円(税別)だとビール以外が飲み放題、2,200円(税別)にするとビールまで飲み放題になります。
ドリンクを注文すると一杯目はマスターがいれてくれます。 その間にお店のルールの説明、氷の出し方や飲み物の位置などを教えてくれました。
二杯目からはセルフサービス。棚に置いてあるドリンクから自分でお酒を作る。 なんというかお店の自由度が高くて、友達の家で宅呑みをしているかのような気持ちになりますね。
おでんが食べ放題。セルフでおでんが取れるのでとりすぎ注意です!
「でんでん串」のおでんはセルフサービスで食べ放題。
自分自身でお店の隅にあるおでんコーナーへ行って、おでん鍋からお皿に盛り付けて自分のテーブルに持ち帰ります。
おでん鍋の蓋を開けると、カツオの出汁の甘いおでんの香りがお店中に広がります。
おでん鍋の中には玉子やこんにゃく、白滝のようなおでんの定番メニューや、鶏肉やウインナーなどちょっと珍しいメニューまで入れられていました。
美味しそうなものを見繕って持ってきました。 何度も言いますが、お残しは許されないので取りすぎないように気をつけてください。
肝心のお味はというと、どの品も味がしっかりと染み込んでいて最高でした。
玉子もこんなホクホク感!ラストオーダーまでであれば、いくらでもおかわりが可能なので何回でも往復しましょう!
ちなみにおでんの中で一番おすすめなのはこの鶏肉!
かなりじっくりと煮込まれているため、とにかく柔らかい。あまりにも柔らかくて箸で持ち上げようとしたらそのまま形が崩れてしまいました。
串揚げのボリュームが半端ない!驚きのメニューもありの串揚げコースを楽しもう!
おでんがセルフサービスなのに対し、串揚げはコースで出てきます。
コースで出てきたお料理は、串揚げ11種類に、別皿3種類。豚串、ぼんじり、砂肝、アンパンマンポテト、しいたけ、ウインナー、ナス、もち、ヤングコーン、ハートの11種類に、別皿で浅漬けキムチにキャベツ、えびせんとデザートがついてきました。
今回は、その中でも注目のメニューを紹介いたします。
まず紹介する「カマンベール」はふわふわモチモチ。 揚げたてでアツアツ、一口食べると中からとろーりと中身が出てきて、やみつきに!
「豚串」は、とにかくお肉が柔らかい!
衣の中に豚肉の旨味がしっかりと閉じ込められていて、噛むと旨味がじゅわっとあふれてくる。
思わず「このレベルがこの値段で食べ放題なのか…」とつぶやいてしまうほどのクオリティ。この串だけで100本はいけると思いました!
こちらの袋に入った「えびせん」も注目のメニューです。 もちろん普通のえびせんではありません。
開けてみると中はこんな風になっています。あれ?えびせんに本物のエビなんて入ってたっけ?と食べてみると、なんと揚げたて!
「どうやって、揚げたものを袋に入れたんですか?」とマスターにお聞きしたところ「マジックです」と返事が返ってきました。
なんとも、不思議なメニューだ。
揚げた海老の香ばしい匂いがえびせんにも移り、袋の中全体が香ばしくなり最高です!
最後にデザートとして出されたのは、なんと「雪見だいふく」の串揚げ!
冬限定のメニューで、アイスを油で揚げてしまったという変わり種メニューです。
熱が適度に通っていてちょうどいい柔らかさに…。
雪見だいふくのもちの部分が揚げられているために香ばしく、その香ばしさとアイスの甘さがベストマッチ。
冬場に「でんでん串」に行った際にはぜひとも食べてほしいメニューです。
コースの最後に、「串揚げの中でもう一度食べたいものをこちらに書いてください」と渡された紙。 ここまでがかなりボリューム満点のコースだったので追加で注文はできませんでした。
まとめ
阿佐ヶ谷の中でも一際ディープな「でんでん串」の鬼コスパの食べ放題はいかがでしたでしょうか?マスターも話しやすく、メニューも面白いお店でした。かなりワイワイとした雰囲気のお店なので友達との飲み会に是非利用してみてください。
でんでん串
住所: 東京都杉並区阿佐谷南3-37−5
電話番号:03-6276-9673
営業時間:16:00~翌2:00
定休日:日曜
最寄駅:阿佐ヶ谷/南阿佐ヶ谷
◆取材・執筆/矢崎 智也
世の中に散らばったキラリと光る個性的なお店を紹介するブログ「へんてこグルメガイド」の管理人。
一週間に5日はお店めぐりに費やします。
好きな物ははちみつとチョコレート。あとハト。
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※本記事内の情報は2017年11月24日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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