※こちらのお店は現在閉店しております(2018年12月更新)
JR神田駅改札前にオープンした新しい飲食店、その名も「神田鐵道倶楽部」。
主に東日本エリアの食堂車・車内販売・駅弁などに携わってきた日本レストランエンタプライズ(NRE)が運営しています。
駅の北口/東口の改札を出て斜め左正面、東京メトロ銀座線乗り換え階段の近くにお店を発見。可愛い「きっぷ」の看板が目印です。
今では珍しい、懐かしの食堂車グルメがここで味わえるらしいのです。
店内に入ってみると・・・空気はガラリと変わり、まさに鉄道一色!
「全席カウンター席」で一人でも気軽に入れるのも、お一人様にとってうれしいポイントです。
お店のオブジェは昔の客車の外側に掛かっていた本物の行先表示板(サボ)や、ホームの乗車位置案内などなど。
ライトや手すりに至るまで本物のこだわりよう。まるで博物館みたいです。お店の本気を感じますね。
荷棚は本物の電車の網棚、コート掛けもよく見ると国鉄型車両の車内にあったものなのです。
カウンター席の椅子は、国鉄型車両でよく見られた青いもの。同じ生地の新品を取り寄せたそうです。
また足置きが何やら年季の入った木材ですが、これは線路の「枕木」を再利用した物だとか。
テーブル番号も電車の座席番号プレート。ちなみにこのお店では席番を「○○号車」と呼んでいました。
1~13号車まであり、『グリーン車は無い』とのことです。
メニューはお昼と夜で異なります。ランチタイムは「ベロネーズ」など懐かしの食堂車メニューや、鉄道員まかないランチ「ハチクマライス」などを味わうことができます。
「ベロネーズ」を注文してみました。食堂車でこのメニューは食べたことがないですが、スパゲティミートソースの上ににカツが乗ったようなものでボリューム満点。
夜のメニューでは東日本のご当地おつまみや、通常東日本の新幹線・特急の車内販売でしか買えないおつまみも。
なお、夜の食事(なつかし食堂車メニュー)は「ベロネーズ」のみなのでご注意を。
メニューの中にはSuica支払だと割引になる商品も。まさに『スイカ割』ですね。
夜は5種類の新幹線カクテルも。「つばさ」:さくらんぼ、「はやぶさ」:リンゴ、「とき」:日本酒、などそれぞれの終着駅の味が楽しめます。
ちなみにカクテルを頼むと突然『出発、お新香!』という掛け声でお通しがやってきます。
全5種類のカクテルはカラフルで見た目も味も楽しめて、呑みすぎにご注意です。
カクテルの下に敷かれるコースターは昭和40年代に使用されていたコースターを復刻したものだそうです。
車内(店内)で流れている鉄道ムービーを見ながら一人旅気分を堪能します。
そして、ここでは新幹線車内などで販売されているアイスクリーム、いわゆる「シンカンセンスゴイカタイアイス」も食べることができるのです!
肝心のアイスの硬さですが、撮影に夢中で開けたころには溶けけているという大失態。
アイスの硬さを知りたい方は、ぜひ実際に足を運んで確認してみてください(笑)
お土産の鉄道グッズは本物の車販カートに乗せて販売されています。
お土産まで買えるなんて、本物の鉄道旅行みたい!
そして駅弁も販売されています。週替わり・数量限定。店内で食べることもできます(1ドリンクオーダー制)。
よく見てください。レジ端末も新幹線・特急車内販売に使っている端末という徹底ぶり。
そのほかにも『本物』がいっぱいちりばめられているので、ついキョロキョロしてしまいました。じっくり観察できるのも一人ならでは。
『とにかく「ホンモノ」にこだわった』というその店内・メニューは鉄道ファンはもとより、そうでない方にもコンセプト居酒屋のような気分で楽しめますので、いつもとちょっと違う世界を味わいに行ってみてはいかが?
神田鐵道倶楽部
住所:東京都千代田区鍛冶町2‒13‒1
電話番号:03‒5256‒2660
最寄駅:神田
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