神楽坂駅から徒歩5分。“マンヂウカフェ ムギマル2”。大通りから一本入ったところにある上、外壁がツタに覆われていて、つい見逃してしまいそうになる。テイクアウトのカウンターが目印。

▲カウンターの右が入り口。まるで森の中を入っていくよう

▲カウンターの右が入り口。まるで森の中を入っていくよう

看板ネコの2匹、 名前は“トン”と“寸(スン)”。「接客上手なのはトン。自分から、お客さんたちの膝の上に乗るんです。」と店主に聞いて、わくわくしながらまずは2階へ。最近はネコに癒されにくるお客さんも多いという。なでられ好きのトンとスンにとっても、お客さんにとっても触れ合いを通じた接客が、お互いのニーズを満たしているから一挙両得。

▲お客さんの膝の上、眠くて目がしょぼしょぼしているトン。

▲お客さんの膝の上、眠くて目がしょぼしょぼしているトン。

人懐っこいトンが、お客さんの膝の上に。嫉妬。周りのお客さんもきっと同じ気持ちに違いない。涼しい顔していたって、きっと内心は「次は俺の膝に、いや私の膝よ、早くこの膝に来い、来い」と思ってるに違いない。かわいいネコを前に人間たちの心理戦がすでに始まっている。

▲2階の“トン”の特等席。背中、あったかいね~。

▲2階の“トン”の特等席。背中、あったかいね~。

飛びつきたいくせに。顔をうずめたいくせに。大人の倫理観が邪魔をしてみんなできないでいる。もしここで自分がそれをしてしまったら、きっとみんな堰を切ったようにネコまっしぐらになるはずだ、などと妄想しながら、他のお客さんの膝の上でぬくぬくしているトンを平静を装い穏やかな目で愛でている(ソロ活ってこんなんでいいんでしたっけ?)。

▲後頭部も撮らせていただきました。鼻がちらり。ストーブにあたって全体的にピンクになっちゃってるけど。

▲後頭部も撮らせていただきました。鼻がちらり。ストーブにあたって全体的にピンクになっちゃってるけど。

そんな人間の複雑な愛憎感情を無視して、ストーブ前に鎮座してゴロゴロいうトン。ストーブの赤い光に照らされて(近すぎないか?大丈夫?)じーーーっとしている。人の気持ちを意に介さないところがまたいい。

▲フカフカで大きめ。マンヂウに合ったドリンクも種類豊富。

▲フカフカで大きめ。マンヂウに合ったドリンクも種類豊富。

さて、忘れてならないのはこのお店のメインとなるメニュー “マンヂウ”。白・黒蜜・ジンジャー・紅茶など、生地もいろいろあって、全部で12種類もある。キッチンからは、マンヂウをふかしている湯気がもくもくと、いい香りがふわふわと、なんだかジブリ的な雰囲気でほっこり幸せな気分になる。

▲トンとスンの母親。マツ子。整ったお顔立ち。ザ・フォトジェニック!

▲トンとスンの母親。マツ子。整ったお顔立ち。ザ・フォトジェニック!

話はネコに戻って、トンとスンの母親は、かなりの美人さんだそうで、今までに何度も取材や撮影の依頼を受けてきたタレントネコ。そりゃ息子たちも可愛いいはずだわ!!

▲マツ子さん、ネコ用おやつのパッケージになったことも。アイドル顔ですな。

▲マツ子さん、ネコ用おやつのパッケージになったことも。アイドル顔ですな。

松戸で拾われたことから “マツ子”と名付けられ、9年前にこの店にやって来た。「あんまりにも顔が可愛いから、洒落た名前は付けたくなくて」。過去に受けた取材時の写真、どれを見てもポストカードのような完成度!今日は会えなかったが、お店の近くに住んでるらしいので、いつかお目にかかりたい!

▲なにこれ可愛くてイヤになっちゃう。マツ子さんが産んだ仔猫たちの写真。トンと寸(スン)以外の3匹は、知り合いに引き取られた。

▲なにこれ可愛くてイヤになっちゃう。マツ子さんが産んだ仔猫たちの写真。トンと寸(スン)以外の3匹は、知り合いに引き取られた。

▲こちらが寸。寒かったからか、“1階のキャットタワーの上でずっとじーーっとしていた。顔周りのモチモチ感がいい

▲こちらが寸。寒かったからか、“1階のキャットタワーの上でずっとじーーっとしていた。顔周りのモチモチ感がいい

▲揃えた前足もマンヂウのようで美味しそう。

▲揃えた前足もマンヂウのようで美味しそう。

「ネコ目当てにくる人は2階が多いかな。1階はいつもの人たち」と店主。閉店時間が近づくと、1階には常連さんが集まっていた。もともとはお互い知り合いではなく、ここで出会った仲間らしい。最初はソロ活だったわけだ。そんな関係も、おしゃれ。ワインを飲みながら、ジャズや料理の話をしていて、ここは映画の中!?と思ってしまうような雰囲気。

▲店主さんと常連さんたちの会話に混ぜてもらった。「耳をすませば」で見たことあるようなシーン。不思議な出会い

▲店主さんと常連さんたちの会話に混ぜてもらった。「耳をすませば」で見たことあるようなシーン。不思議な出会い

足下に置いてくれた小さなストーブが暖かい。お互い干渉しすぎず、程よい距離で人が時間を共有する優しい場所。ネコが似合う、いやネコに似合う空間かもしれない。ネコのおかげでゆるやかに人とつながれたソロ活であった。

▲お見送りしてもらったら、ドアのスキマからスルッと脱走してた寸ちゃん。

▲お見送りしてもらったら、ドアのスキマからスルッと脱走してた寸ちゃん。

マンヂウカフェ mugimaru2
  • 所在地

    東京都新宿区神楽坂5-20

  • 電話番号

    03-5228-6393

  • 最寄駅

    牛込神楽坂

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※本記事は2016年02月18日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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