【激安スクープ1】ファッションの聖地「LAFORET原宿」に500円ネイルサロン!?
まずやってきたのは、いわずと知れた原宿のシンボル「LAFORET原宿」。この1.5Fにある「BEAUTiK(ビューティック)」は、ファッション、アート、広告などで活躍する、メイクアップアーティストKaori.Kさんが店主を務める、ビューティブティック。Kaoriさんはニューヨークで10年以上もメイクアップアーティストとしての活動してきた経験を持ち、その人脈を活かして、日本にまだ上陸していないコスメやヘッドピースアクセサリーを自ら輸入し、最新のアイテムをここで販売している。
衝撃の500円ネイルは、まさにこのビューティブティック店内の一角で施術してもらえるのだそう。
安さの秘密はブランドの宣伝を兼ねているから。…とは言え、良心的すぎるー!
使用するネイルポリッシュは、メイクアップアーティストがベルリンで立ち上げたブランド「ウスル エアラインズ」。
ビビットな色からパステル系、いい感じにくすんだ色など、ほかにはないカラーが約190種類そろい、好きな色を選べるのだ。
選ぶ色は1種類だけではなく、全色バラバラでもOK。
安さのヒミツは、Kaoriさんが、「ウスル エアラインズ」を立ち上げたアーティストと知り合いで、直輸入し、店舗でも販売しているから。
宣伝も兼ねているので、この価格が実現しているというのだが、使用しているネイルポリッシュは1本3000円以上。かなりお得感が高い。
▲今回使用するネイルポリッシュを手にしたKaori.Kさん。
ベース⇒ポリッシュ、最後は保湿も。これで500円!!
▲普通のネイルサロンと一緒だ…。
実際の手順は、ベースコートから。次にネイルポリッシュをバランスよくランダムに爪に塗っていく。
正確で、無駄な動きが一切ないので、ほんの10分ほどで塗る作業は終わり。
最後はKaoriさんが日本初上陸させた、モロッコのオーガニックコスメブランド「Les sens de Marrakech(レ・センス・デ・マラケシュ)」のアルガンオイルで、手全体をしっかりと保湿。うーーん、大満足の仕上がり!
▲じゃーん。いい色です!
今回は単色カラーをお願いしたものの、+500円でフレンチやドットを描いたり、おしゃれなキャラクターなどを描いてもらうことも。
爪のカットやハンドケアも、同じく+500円ででき、フルコースでお願いすることもできる。また、ジェルネイル1500円~も利用できるので、詳しくはお店のスタッフに聞いてみて。
また、アイメイクや眉毛など、ポイントメイクも500円からできるので、買い物帰りやライブやイベントへ行く前など、いつもと違うおしゃれを楽しみたい。
BEAUTiKの激安メニュー
・ネイルポリッシュ500円~。1本あたり+500円でアートもできる!
・爪のカットやハンドケア、ポイントメイクなども500円でできる!
・ジェルネイル1500円~
【激安スクープ2】肌診断+フルメイク(90分)が650円! 美容専門学校にサロンが出現?
インド街として有名な西葛西駅南口を出て、徒歩6分ほど。大通り沿いにある「東京ベルエポック美容専門学校」で、週に1度メイクサロンがオープンすると聞き、訪れてみた。外観はいたって普通。館内へ入り、スタッフに案内してもらってメイクサロン「ジュエリー」の扉を開けると……。
そこには、「いらっしゃいませ」と一斉に声を出し、丁寧にお辞儀する15名ほどの学生さん達の姿が! 若いっ。
▲担当してくれたのは、左からスタッフの中村優里さんと黒尾美袖さん。
ふたりとも、百貨店の化粧品ブランドの美容スタッフに就職が決まっているとのことで、おめでたい。
実はこの「東京ベルエポック美容専門学校」では、2010年から教育の一環として、本物の接客を通して、おもてなしと技術力を身に着けるべく、学生がサロンを運営している。
店内のディスプレイから、扱う化粧品、価格、スタッフの役割まですべてを学生たちが考え、お店を構えている。そのため、オープンするのは、週に1度、火曜日の14時から17時までの限定3時間のみ。
魅力は、なんといっても価格の安さで、ポイントメイク200円(30分)、フルメイクは500円(60分)、肌診断とスキンケアアドバイスは300円(40分)と格安なので、これまでメイクに強い関心を持ったことがなかった人でも、どんな化粧が自分に似合うのかなど、気軽に知ることができる。
今回は、アラサー記者のお肌の悩みとそろそろ知っておきたい大人メイクを教わるべく、「スキンケアアドバイス+肌診断+フルメイク(90分)」(650円)と両方が体験できる、よくばりメニューをお願いすることにした。
とにかく懇切丁寧!スキンケア法のアドバイスからスタート!
▲専門的な機器で肌状態を診断してもらえます。
まずはスキャナーを使って、肌診断からスタート。最近、毛穴が気になる…と思っていたら、やっぱり毛穴とキメの細かさが同じ年齢の人たちと比べ、低いという結果が! ガガーンッ。「でも、水分量が基準よりも高いですから大丈夫ですよ」と、一生懸命なぐさめてくれる彼女たち。やさしい。
いつもの肌のお手入れ方法を聞かれ、毎日パックをしたまま30分くらい放置していると話すと、パックは5分程度にしないと逆に乾燥を招いてしまうので、ダメとのこと。さらに、毛穴の原因は乾燥なので、美容液は朝晩欠かさず、保湿にも気をつけるようにとのアドバイスも。
ほかにも、オイルクレンジングよりもミルククレンジングの方が毛穴を詰まらせない、ニキビ予防には洗顔のとき、最も気になる部分を最初に洗うと効果的など、授業で習ったであろう内容をしっかりと伝えてくれようとするので、それがまたいじらしく、なんだか心が清らかになりそう。
メイクは人気ブランドのコスメで!本格的だ~!!
肌診断が終わったら、試してみたいメイクのイメージをざっくりと伝え、自分でコスメを選び、いよいよメイクがスタート。
まずは、「CHANEL」の拭き取り用化粧水で肌を整えてもらう。ベースメイクの化粧品は授業で使用している学校のものを用いて、下地、ファンデーションを塗っていく。昔からクマが気になっていると伝えると、コンシーラーはちょっと明るめを選んで、暗い色を飛ばすイメージで使うといいですよ、とのこと。お粉もつけます。
▲店内には学生たちが自ら選んだ「JILL STUART BEAUTY」、「ADDICTION BEAUTY」、「PAUL&JOE 」など、
百貨店で見かける人気ブランドのコスメ最新作がそろう。
アイメイクは、女の子らしさ満載の「JILL STUART BEAUTY」アイシャドウをチョイスし、最初にブラウンをのせ、続いて、パープル、ピンクと濃い色から順につけていく。濃い色からつけると、グラデーションがキレイになるんだそう。続いて、ブラウンのマスカラを使って、やさしい印象の目元に。チークは目元を引き立たせるためにナチュラルにして、仕上げは「Dior」のピンクコーラル系の華やかな口紅をつけ、完成しました!
▲こんな感じの仕上がり。
いつもの化粧より、“ちゃんと化粧感”が出て、肌の悩みが隠れ、整った気がします。普段から、もっと頑張ろう、自分。
それにしても、すべての工程がとても丁寧で、誠実さをひしひしと感じました~。
▲見よ、この細かなメイクアドバイス(手書き!)
最後に肌診断やメイク中のアドバイス、使用した化粧品をまとめたメモまでいただきました。これは、お値段以上の満足度!!
何から何まで一生懸命な学生たちの夢に向かう姿がまぶしかったです…。若いっていいなぁ。
なお、「東京ベルエポック美容専門学校」では、今回訪れたメイクサロンのほか、ネイルサロン、エステサロン、さらに、施術費無料のヘアサロンまであるので、好みで訪れてみて。
東京ベルエポック美容専門学校の激安メニュー
・ポイントメイク200円(30分)、フルメイク500円(60分)、肌診断+スキンケアアドバイス300円(40分)
・スキンケアアドバイス+肌診断+フルメイク650円(90分)のお得なコースも!
・ネイルサロン、エステサロン、無料のヘアサロンまである!!
ジャケット1着185円!? 激安衣類を販売する「ファッションバザールNOTOYA」
日本一安い衣料品店ではないかと、とウワサの服屋が「ファッションバザールNOTOYA」。1967(昭和42)年に創業し、現在は下赤塚本店だけでなく、高島平店、石神井公園店の計3店舗を構える。
今回は、下赤塚本店を訪れてみると、人、人、人。次から次へと人が絶え間なくやってくる。
▲これが衝撃の185円のジャケット。触り心地も良く、裏地付き。
それもそのはず、店頭にディスプレイされたジャケット1着185円也! 安っ! 桁が間違っていないか心配になるほどの価格設定だ。ほかにもスニーカーが198円など、とんでもない激安ぶり。しっかりとした厚手の生地のフード付きコートが1,000円だったので、「安いですね」と興奮してお店の人に話すと、「いや、それはそんなに安くないですよ」とピシャリ。ともかく桁違いの安さなのだ。
現金一括、大量仕入れが安さの秘密。ここでの出会いはまさに一期一会!
▲店内の様子。よく見てみながら店舗をめぐると、スポーツ系有名ブランドなどのアイテムが埋もれていたりして、驚かされる。
なぜここまで安いのかヒミツを聞いてみると、現金一括で大量仕入れているから。
そのほか、衣服の一部に不良品が見つかった訳あり商品、さらにはメーカーの型落ちや在庫品を格安で仕入れているから、とのことだがスゴイ安さだ。
とにかくバンバン仕入れをしているため、扱う商品は毎日変わり、その日並んでいた商品が翌日にはまったくないなんてことはよくあること。それゆえ、ご近所の方は毎日チェックしてる人も多いという。
▲せっかくなので、店内を物色し、コーディネートしてみた。ベスト417円、長袖417円、ハーフパンツ1260円、
しめて2094円でございます。どうだろうか。
お店にはやってくるのは、おばちゃんやおばあちゃんだけでなく、最近では、ファストファッションが影響してか、若い人も多くやってくる。個人的には、黒タイツや肌着など、何枚あっても困らない冬に活躍しそうなアイテムが気になったかな~。
ファッションバザールNOTOYAの激安衣類例
・ジャケット185円、靴下1足1円~、スニーカー198円!
・NOTOYAでは、1,000円の服でも「安くない」
・タイツ類、肌着類も充実している
今回紹介した3店舗は、どこも決して「安かろう、悪かろう」ではなく、「理由がある」から激安なお店でした。
つまり、街で見かける激安店の中にも、理由があってお安くなっているところもあるはず! 見た目や雰囲気に流されず、きちんと「激安」の理由を見極めて、オトクに賢く、キレイになっちゃいましょう!
ライター:上浦未来
※2015年11月時点の情報です。
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※本記事は2015年11月19日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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