実りの秋、ご飯が美味しいこの季節。ついつい食が進むけど、食べ過ぎや健康も気になるところ。そんな時、スポーツジムにわざわざ行かなくても、歩いて帰れば運動に! 続かなそう…という人も、お店や公園へ立ち寄れば、街歩き感覚で楽しくウォーキングができる。新たな発見もあるかも! 今回は日比谷駅から大手町方面に向けて寄り道ウォーキング帰宅をやってみました。

「人とアートを結ぶ」東京駅の美術館! 「東京ステーションギャラリー」

まず目指すのは、東京駅。丸の内北口にある「東京ステーションギャラリー」へ。主に、近代美術や現代アート、鉄道や建築などの企画展が開催され、「今」のアートを身近に感じることができる美術館です。毎週金曜日は20時まで営業していているので、ウォーキング帰宅の途中に立ち寄っても、十分楽しむことができます。


©Tokyo Tender Table
画像は「東京駅100年の記憶」展のときのもの。次回は9月19日~11月3日まで「月映」展を開催。


館内はとっても広々! 2階と3階に展示室があり、階によって違った雰囲気です。2階の壁は、東京駅ならではの赤レンガになっていました。美術館そのものの個性とともに、特有の暖かさと居心地のよさが感じられます。多くの来館者がいましたが、広い館内には静かな空気が流れます。この静かさ、ここが何万人もの人が行き交う東京駅だということを忘れてしまいそう。一人一人がじっくり作品と向き合っていて、自分だけの世界に入って作品を楽しむことができます。ウォーキングのブレイクタイム、見応えたっぷりの美術館で、アートの世界に浸ってみよう!


東京ステーションギャラリー
所在地:東京都千代田区丸の内1-9-1
電話番号:03-3212-2485
最寄駅:東京


まるで都会のオアシス!光と水が作り出す美しい景色 「和田倉噴水公園」

せっかくの夜のウォーキングだから、夜ならではの美しい景色も楽しみましょう。次に向かう「和田倉噴水公園」は、夜、噴水のライトアップをしています。皇居の前にあるこの公園。東京駅からほど近いですが、人もまばらで絶景の穴場スポットです。ライトアップされた噴水は、壮観で幻想的。昼とは違った雰囲気を楽しめます。噴水は、最高で8,5mの高さになるのだとか。圧巻です。時間によって噴水の演出が変わるので、ずっと見ていても楽しい♪

写真提供元:環境省皇居外苑管理事務所
▲ライトアップされた噴水の美しさに心も癒される 。


自然に囲まれた空間で、一人ぼーっと噴水を眺めていると、なんだか心が浄化された気分になりました(笑)。水の音がまた良いんですよね。大都会のオアシスで、マイナスイオンを浴びて心もリフレッシュ!


和田倉噴水公園
所在地:東京都千代田区皇居外苑3-1
電話番号:03-3213-0095
最寄駅:二重橋前〈丸の内〉/東京/大手町


たくさん歩いた後には、美味しい健康料理を!「鹿屋アスリート食堂」

アートや公園で癒された後、ラストは、「鹿屋アスリート食堂」へ。こちらでは、スポーツ栄養学に基づいたバランスのとれた食事をいただけます。一汁一飯三主菜の「アスリート食堂定食」(970円)は、野菜がメインの主菜、野菜と肉・魚・卵の主菜、肉・魚・卵がメインの主菜に分かれていて、好きな料理を自由に3品選べます。ご飯は、白米か、数種類の穀物が入った「アス米」から選ぶことができるのも嬉しい! レシートには、頼んだメニューのカロリーやタンパク質、糖質などの栄養素が記載されているので、摂取した栄養素が一目でわかります。普段はあまり気にしていなくても、こうして数字として目にすると「健康に気を付けよう」って思いますよね。


▲この日は「アボカドサラダ」「ゴーヤチャンプル」「チキンのトマト煮」「アス米」をチョイス。汁物もついてボリューム満点。彩りも鮮やか。これだけ食べても502キロカロリー♪ 。


お料理は野菜のおいしさが全面に出ていて、どれもとても美味しかったです。お料理から優しさが伝わってきて、なんだかほっとします。お味はもちろん、体のためになる食事をしたー! という満足感を感じました。栄養バランスのとれた美味しいご飯で、内面からも健康を作りましょう!


東京アスリート食堂 丸の内店
所在地:東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビルB1F
電話番号:03-5208-5011
最寄駅:有楽町


<まとめ>

日比谷駅から竹橋方面へ歩く道、立ち寄る時間を抜かせば、片道約30~40分の程よい距離。ただ歩くだけではなく、ゴールまでの間に立ち寄りスポットがいくつかあると、楽しく歩けるから不思議です。1時間ほどのウォーキングも全然苦ではなく楽しめたので、これなら毎週続けられそう! 普段は電車で通り過ぎてしまう道も、歩くことによって新たな一面を知ることができました。今回ご紹介した公園やギャラリーは、大勢で行くよりむしろ一人でじっくり楽しみたい場所。町歩きを兼ねたソロウォーキングで、内面も外見も磨きましょう!


ライター:石部千晶(女子部JAPAN(・v・))

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