鶴見線とは?

JR鶴見線は、横浜市の鶴見駅から京浜工業地帯の3エリアに向けて走っています。首都圏でありながら3両編成とういうローカル線です。
鶴見線 鶴見駅

鶴見線の変わっているポイントはすでに始まっています。JR京浜東北線の改札口に入った後、同じJRにもかかわらずもう1度改札を通らなくてはならないのです。

鶴見線の改札を入って奥の「4番線」に回ってみると、今は懐かしいレトロな時計と使い込まれたアンティークなベンチを発見。昔のベンチってこんなに低いんですね!

それでは、実際に鶴見線に乗ってみましょう。
国道駅

鶴見駅から1駅目、アーチ型の屋根が印象的な「国道駅」で下車。ここはある意味涼しくなる場所として有名です。

階段の先には、何やら雰囲気たっぷりの暗闇が…。おそるおそる降りてみます。

暗闇の先には昭和の世界に迷い込んでしまったかのような光景が!

改札を出ると昭和初期から時間が止まったかのような空間が広がります。夏にもかかわらず、どこかヒンヤリとした空気が感じられます。

改札正面にあるこの焼き鳥屋さん、実は夕方から営業しているの現役のお店。味が出ていますね。

ちなみに駅の入り口横には太平洋戦争時アメリカ軍から受けた機銃掃射の跡も残っています。
海芝浦駅

再び電車に乗って国道駅からゆられること7分。気づくと電車は運河ギリギリを走っています。乗客が少ないので普段電車の窓をあける事のない私でも、思わず一人窓を開けて潮風を感じてみました。

海の上にホームがある、終点「海芝浦駅」に到着。思ったより人乗ってたんですね。ちなみにこの駅は工場の敷地内のため、外に出ることができないという珍しい駅なのです。

外にを出られなくても、ご安心を。ホームの先に小さな公園が併設されています。
電車の折り返し時間(日中)は約20分あるので、その間に寄る事が出来るのです。

波の音と潮の香りを肌で感じることができます。筆者のように一人で涼しい海風を感じに訪れている方もチラホラ。京浜工業地帯も一望できます。
總持寺

再び鶴見駅に戻ってきました。10分ほど歩いた所にとても大きなお寺「總持寺(そうじじ)」があります。夏にはにぎやかな盆踊りが行われることでも有名です。
境内は約8万坪と、とにかく広いです。また坂道もあるので思ったよりもいい運動になりました。


このお寺には珍しいグルメ(?)があります。
總持寺監修、精進料理の基本である「動物性食品一切不使用」のカップそば・うどんが発売されているのです。境内の売店で販売されています。

自宅で早速食べてみました。「我逢麺(がほうめん)」というそうです。パッケージ裏面には3分待っている間に読める「法話」付き。

動物性食品不使用とは思えない深い味わい。今日一日の旅を思い出しながら頂きました。
この夏はぜひ涼しい「JR鶴見線」でショートトリップに出かけてみては!
※2015年7月16日時点の情報です。施設の情報、内容等は変更になる場合があります。
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