自分で焼いた陶器で、親や友人に料理を振る舞いたい

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――埼玉県出身の高橋文哉さん。東京での思い出を伺うと、高校時代のエピソードを懐かしそうに語ってくれた。

 

「当時できうる最大限のオシャレをして、渋谷や原宿、下北沢などに友達と一緒に出かけていました。東京からそれほど離れたところに住んでいたわけではないのですが、とにかく当時は東京への憧れが強くて。原宿でクレープを買って食べたり、渋谷でウインドーショッピングを楽しんだり、定番なことしかしていないのですが、すごく背伸びをしていました(笑)」

 

――最近も同じ友人とお台場へ出かけたそう。

 

「昨年コロナ禍が少し落ち着いた時期に初めてプライベートで遊びに行ったのですが、“臨海のテーマパーク”という感じでとても楽しかったです。気の置けない仲間と一緒だったから、ということもありますが、かなりはしゃいでしまいました。コロナ禍が再び落ち着いたら、浅草や下北沢にも遊びに行ってみたいです。特に下北沢は、最近新たなお店がたくさんできているようなのでとても気になっています」

 

――コロナ禍の影響でおうち時間が増えたことで、新たな趣味もできたという。

 

「自粛期間中は、ずっとテトリスをやっていました。もともとゲームをするタイプではなかったのですが、何となくやってみたらハマってしまって。気づいたら一カ月で180時間、1日6時間ペースでプレイしたこともありました(笑)。あとは昔から料理が好きなので、時間をかけて食事を作るなどして過ごしていました」

 

――最近のヒット料理は、ずばりパスタ。

 

「ペペロンチーノやカルボナーラ、ボンゴレなど、パスタ屋さんに必ずあるようなオーソドックスなメニューを作って食べています。先ほどのテトリスではないのですが、何かにハマるとずっとそれを続けてしまう癖があるようで。それこそ毎食パスタになることもあるんですけど、不思議と飽きないんです(笑)。コロナ禍が落ち着いたら外食をしつつ料理や味の研究をして、もっと手の込んだ料理にも挑戦してみたいです」

 

――そんな高橋さんが今春チャレンジしたいことは、陶芸。

 

「SNSで動画を見ていたら、自分でもやってみたくなりました。いつか自分で焼いた陶器で、その器にマッチするような彩りの料理を作って、両親や仲の良い友達に振る舞えたらすてきですよね」

医師として、人として成長していく佐久間新平に注目してください!

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――出演オファーがあった際の感想を伺うと、「うれしかったです」と一言。

 

「自分が医療ドラマに出演するなんてまったく想像していなかったので、楽しみやワクワク感が大きかったです。実際に撮影に入ってみると、医療器具の仕組みや扱い方など、現場に行って初めて知ることも多くて。専門的な医療用語をうまく喋ることもできず、想像していたよりも難しかったです。でも、僕が演じる佐久間新平は研修医ですし、おぼつかない感じが逆に良いのかなと思って演じています」

 

――演じる際に意識していることは初々しさ。

 

「他の皆さんが医師で僕だけが研修医という設定なので、メンバーが集まったときに、一番さわやかでひたむきな雰囲気でいようと思っていて。少し高めのテンションを維持するように心がけています。今回の現場は大先輩ばかりなので、現場での立ち位置と役柄の立ち位置も少し似ているように感じます」

 

――先輩の方々からは、日々多くの刺激を受けているそう。

 

「皆さんキャラクターを確立する力がすごいんです。撮影に入る前、『この人ってこういうキャラクターなのかな』と想像しながら台本を読んでいたんですが、夏樹拓実先生(勝地涼)や西島耕助先生(片桐仁)は、僕のイメージを軽々と超えていますから(笑)。また本作は、シリアスな中にもコメディ的な要素を含んでいることが魅力の一つなんですが、先輩方の掛け合いを見ていると圧倒されてしまいます。自分も早くそうなれるようにがんばりたいです」

 

――主人公・白夜役を演じる浜辺美波さんからは、同い年という間柄でありながら、他の先輩方と同様に多くの刺激を受けているという。

 

「すごく尊敬しています。同い年とは思えないほどお芝居に対する姿勢がすばらしいんです。現場でもきめ細かく気遣いをしてくださいますし、今回ご一緒させていただいて本当にありがたいです。日々刺激を受けています」

 

――最後に、自身が演じる研修医・佐久間新平の今後について少しだけ語ってもらった。

 

「佐久間としては大きな転機が訪れます。でもその経験を経てぐっと大人になって、医者として成長し、患者さんに対する向き合い方など、仕事に対する熱量も変わってきます。最初は皆さんの後ろをただついて歩くだけの研修医ですが、ストーリーが進むにつれて徐々にたくましくなり、人としても成長していくので、そこはぜひ楽しみにしていてほしいです」

photo:Takamasa Sasai、hair&make up:Toshiyasu Oki(CONTINUE)、stylist:Shinya Tokita、text:Kei Osawa

PROFILE & INFORMATION

高橋文哉(たかはし・ふみや)

2001年3月12日生まれ。埼玉県出身。

2019年9月から放送された『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日系)で、ドラマ初出演にして主演デビューを果たす。以降、2020年10月期『先生を消す方程式。』を皮切りに、6クール連続でドラマ出演中など大ブレーク。最近では昨年10月期のドラマ『最愛』での熱演が記憶に新しい。2月18日(金)から公開中の清水崇監督の出演映画『牛首村』にも出演。

 

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ドラマ『ドクターホワイト』

ドラマ『ドクターホワイト』

内科医、皮膚科医、脳神経外科医、精神科医など各科を横断し、知識を集結させたCDT(総合診断協議チーム)。精鋭を集めるはずが、その実態は個性的でクセ強めな“はみ出し者”たち!? 謎だらけの女性・白夜(浜辺美波)と風変わりな医師たちが織りなす、クスっと笑える1話完結の医療ドラマ。毎週月曜夜10時より、フジテレビ系にて放送中。©カンテレ

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