Lets ENJOY INTERVIEW vol.63



美味しくて居心地のいいお店を見つける嗅覚だけは、なぜか昔から鋭いんです(笑)

竜星涼さん1



―竜星 涼さんのおでかけに不可欠なエリアが六本木。 

「『六本木 蔦屋書店』で雑誌を見たり、アート本を買ったりすることが多いですね。あとはカフェでお茶をしながら本を読んだり・・・。何気ないことですが、そういう時間が息抜きになっています。最近はなかなか難しい状況ですが、美味しいものを食べに行ったり、映画館に行ったりすることも多いです」

―六本木以外によく訪れるエリアが銀座。ただ、銀座ではいつも困ることがあるそう。

「買い物のついでに銀座をよく散策するのですが、その時にサクッと入れるご飯屋さんが、まだ見つかっていないんです。馴染みのお店を作りたいんですけど、銀座ってお店の数が多いじゃないですか。例えば洋食を食べるにしても、昔ながらの老舗から最近トレンドの新店まで幅広くありすぎて選べないっていう(笑)。今度、時間のあるときに一軒ずつ回ってみようと思います」

―お店を探す際には、意外と行動派な一面も。

「気になるお店であれば一人でも入っちゃいます。看板が出ていないようなお店でも、気にせず飛び込んでいくというか。美味しくて居心地のいいお店を見つける嗅覚だけは、なぜか昔から鋭いんです(笑)。地方での長期撮影の際には、一人で出歩いて現地の人たちと仲良くなって、一緒にお酒を飲むこともありますし(笑)。その街を知るには、まずはその街に住む人たちと仲良くなることが大事だと思うんですよね」

―古きよき街並みが好きだという竜星さんは、浅草にもよく通っていたそう。

「最近は足が遠のいていますが、昔はよく行っていました。浅草寺の周辺にある、老舗の洋食屋さんや和食屋さんにもよく行きました。最近は柴又に興味があるのですが、まだ知らない部分が多いので、浅草のように開拓していけたら良いなと思います」

―ファッションモデルとしても活動する竜星さん。理想とする女性のファッションを伺うと、意外なフェチが発覚!?

「シルエットのきれいなデニムをロールアップさせて、トップスはカジュアルなニット、そして足元にはヒールのある靴を履いて欲しいですね。僕の中で昔からヒールだけは外せないんです(笑)。だけど、適度に抜け感があるようなカジュアルなスタイルが理想です」

全力脱衣系男子が織りなす、前代未聞の青春コメディに期待してください!

竜星涼さん2



―竜星さん演じる北原伊織は、物語の冒頭から素っ裸で登場し、ほぼ全編にわたって裸。おバカなキャラクター設定と相まって、かなりパンチの効いた作品となっているが、オファーが来た時はどのように感じたのだろうか。

「当初ストーリーについては詳しく知らなくて、大学のダイビング部を舞台にした青春&バディものの映画だということを聞いて楽しそうだなと思いました。でもいざ始まっていくと、ちょっとイメージと違っていたと言いますか…(笑)」

―竜星さんの一糸纒わぬ姿は、かなりの眼福もの!?

「そこは観てくださる方にお任せします(笑)。ただ演じていて、裸の画ヂカラってすごいなと思いました。裸で人が踊ったり走ったりしているだけで面白いっていう。それに、脱ぐということに対して違和感もなかったですね。この作品の現場では、『今日は比較的服を着ているな』と感じる日であってもパンツ一枚だけっていう日も多かったので(笑)」

―かなりコメディ要素の強い作品だが、どのような気持ちで演技に臨んでいたのだろうか。

「原作は漫画なので、絵の笑わせる力が強いんですよ。でも映画の場合は、生身の人間同士のリアクションをしっかりしないと笑えないと思ったので、“真面目にふざける”ことは心がけました」

―監督から演技指導はあったのかと伺うと、「全くなかったですね」と満面の笑み。

「英さん(英勉 監督)がずっとケラケラ笑いながらモニターを見ていたので、これでOKなんだと思って演じていました。英さんは、僕らが自由にやることを寛容に受け入れ、撮った画をどう切り取るのかを考えてくださっていました。撮影中、常に熱量高く演じていましたが、それがどのようにつながっているのかが正直わからなかったんです。でも実際に完成した映画を観たら、笑えただけじゃなくて、青春っぽさやバディっぽさもちゃんと感じられて。エンタメとしての完成度も高かったので、監督のセンスがすごいんだなと改めて思いました」

―今年で俳優デビュー10周年。役者という仕事の醍醐味を感じるようになったそう。

「今回のように楽しい現場もあれば、大変な現場もありますが、その中で常に芝居の難しさに直面するわけです。それを乗り越えることによって喜びを得られるのが、この仕事の魅力だと思えるようになりました。まだ役者歴10年で、根底にあるものは初めてお芝居をした時とあまり変わっていないんですけど、とにかく停滞せずに、ずっと挑戦し続けていきたいですね」

photo:Mariko Tosa hair&make up:TAKAI stylist:Takashi Yamamoto text:Kei Osawa

ジャケット73,000円、パンツ48,000円、トップス32,000円(すべてKOH'S LICK CURRO ☎︎03-6427-1405)※すべて税抜価格




PROFILE&INFOMATION

竜星 涼(りゅうせい・りょう)

1993年3月24日生まれ。東京都出身。
2010年にドラマ『素直になれなくて』で俳優デビュー。2013年2月からオンエアされたスーパー戦隊シリーズ『獣電戦隊キョウリュウジャー』の桐生ダイゴ/キョウリュウレッド役でテレビドラマ初主演を果たすと、その後多くの話題作に出演して注目を集める。2016年にはパリコレデビューを果たすなど、モデルとしての活躍も目覚ましい。



ぐらんぶる

映画『ぐらんぶる』

海に囲まれた大学に入学した伊織(竜星涼)の目標はただ一つ、キラキラとしたキャンパスライフを送ること。だがオリエンテーションの朝、伊織はなぜか服も記憶もなく大学の講堂で目覚めてしまう。同じ境遇の耕平(犬飼貴丈)とともに辿り着いたのはダイビングショップ『グラン・ブルー』だった…。近日公開。出演:竜星涼、犬飼貴丈 ほか。配給:ワーナー・ブラザース映画


©井上堅二・吉岡公威/講談社 ©2020映画「ぐらんぶる」製作委員会




週末に出かけたい!おすすめ「おでかけスポット」はコチラ

六本木 蔦屋書店

コンセプトは“六本木の洋書屋”。蔦屋書店らしいBOOK & CAFEスタイルはそのままに、BOOK & BAR-LOUNGEを新設し2020年3月にリニューアルオープン。アートをモチーフにした独創的なカクテルと共に読書を楽しめる。


六本木 蔦屋書店

最寄駅:六本木/麻布十番
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GINZA SIX

「Life At Its Best~最高に満たされた暮らし~」がコンセプト。最先端のスタイルとラグジュアリー、サ―ビスや環境などすべてを高いレベルで提供。この場所で行うすべての体験が、クリエイティブで豊かな暮らしや人生につながることを目指した商業施設。


GINZA SIX

最寄駅:銀座
⇒スポットの詳細はこちら 







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※本記事内の情報は2020年05月25日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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