日本初上陸の「誠品生活日本橋」潜入レポート

日本初上陸で大注目！台湾発のカルチャースポットへ／誠品生活日本橋

台湾発の文化情報発信拠点「誠品生活日本橋」が9月27日（金）、日本に初上陸しました！

1989年創業の「誠品生活」は、台湾や中国などで49店舗を展開する本や雑貨などの複合型店舗。2004年には米TIME誌アジア版の“アジアで最も優れた書店”にも選ばれています。

記念すべき日本初進出の地として選んだのは、歴史と伝統が息づく日本橋エリア。同日に開業した新商業施設「COREDO（コレド）室町テラス」の2階です。

日本橋店は“くらしと読書のカルチャー・ワンダーランド”をコンセプトに、「誠品書店」（書籍ゾーン）、「誠品文具」（文具ゾーン）、「セレクト物販・ワークショップゾーン」、「レストラン・食物販ゾーン」の全4ゾーンで構成されています。

早速、各ゾーンの見どころを紹介していきましょう！

本好き必見！専属の目利きが選書した「誠品書店」

まずは、メインゾーンである「誠品書店」へ。バリエーションに富んだ日本語の書籍を中心に、中国語を含む外国語書籍がそろいます。蔵書数は約10万冊！

長さ約 30mにもおよぶ「文学の廊下」には、国内外の世界的名作文学がズラリ！

窓際には読書スペースもあるので、眼下に広がる日本橋の町並みを楽しみながら、ゆっくりと読書をすることもできますよ♡

選書専門チームがセレクトした書籍を月替わりで紹介する「誠品選書」のコーナーはぜひチェックを！時代やジャンル、知名度を問わない独自のラインナップは、まさに“目利き”のなせるワザ！意外な本との運命の出合いを生んでくれるかもしれません♡

文具女子にはたまらない♪日本橋限定グッズも並ぶ「誠品文具」

お次は「誠品文具」。こちらでは世界中の文具ブランドからセレクトした、デザイン性の高い文具がラインナップされています。

日本橋限定デザインの「方眼ノート」（1,760円）や「メッセージカード」（8,580円）など、ここでしか買えないオリジナル文具グッズもあるので、要チェックです♪

日台の文化を体験できる「セレクト物販・ワークショップゾーン」

さらに進んだ先にあるのが「セレクト物販・ワークショップゾーン」。

新しいデザインブランドを発掘・支援する「誠品生活expo」のコーナーには、日本・台湾を中心としたさまざまなブランドのデザイングッズが集結しています。

同じゾーンには、台湾のカルチャーに触れられるブランドの単独ショップもいくつか並びます。

その一つ、150年以上の歴史をもつ中華菓子の老舗ブランド「郭元益（グォユェンイー）」は日本第一号店として登場。有名なパイナップルケーキなどの定番商品に加え、デザイナーとコラボしたモダンなお菓子なども並んでいますよ♪

多彩なワークショップに参加できるのも同ゾーンの魅力。たとえば、本格的な窯を備えた吹きガラス体験工房「日本橋玻璃工房」では、ガラスアクセサリー作りなどがその場で体験できます。

他、染め物やアクセサリー作り、金属加工など、暮らしを彩るワークショップが充実しているので、友達と一緒にチャレンジしてみるのも良いですね♪

台湾の美食を堪能♪「レストラン・食物販ゾーン」

そして最後は「レストラン・食物販ゾーン」。

食物販ゾーン「誠品生活市集」では、学芸大学にある人気グローサリーストア「FOOD＆COMPANY（フードアンドカンパニー）」とコラボ。日台を中心に、現代人の食生活にも合う伝統食材やキッチン雑貨が集められています。

誠品生活市集に併設された「COOKING STUDIO（クッキングスタジオ）」では、台湾料理を中心に世界中の食文化を紹介する料理実演イベントや、食のワークショップが定期的に開催予定。本格的な台湾料理を気軽に学べるなんてうれしい♡

レストランとしては、台北で人気の台湾料理店「富錦樹台菜香檳（フージンツリー）」が日本初上陸。伝統的な台湾料理を現代風にアレンジした創作料理が有名で、現地では常に予約が埋まっている超人気店です。

同じく日本初出店の台湾ティーサロン「王徳博（ワンダーチュアン）」（※正式な「徳」は旧字体）では、色とりどりの「カクテル」（1,480円～/税抜）を発見♡実はこちら、ウーロン茶味のカクテルなんです。

カクテルだけでなく、自慢のウーロン茶をベースにした「烏龍タピオカミルクティー」（1,280円/税抜）やフレッシュフルーツが入った「ウーロンフルーツティー」（1,200円～/税抜）、その場で淹れてくれる「味わい利き茶セット」（3,800円/税抜）なども楽しめます！

本選びの合間や、お店をぐるり巡った後のティータイムに立ち寄るのにピッタリのお店です♪

まとめ

オープン前から注目を集めていた「誠品生活日本橋」は、選書の素敵な書店としてだけでなく、東京にいながら本格的な台湾カルチャーに触れられる魅力いっぱいのスポットです！ぜひ次のお休みに、足を運んでみてくださいね♪

取材・文／大下杏子

※2019年10月1日の情報です。価格や内容は変更になる場合があります。
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