100年以上の歴史と伝統をカジュアルに楽しめるカフェ/文明堂カフェ
1900年(明治33年)創業のカステラの老舗、文明堂。「人が人を想い贈る」「大切な人と一緒に味わう」という想いに応えたいと、100年以上“丁寧”にこだわった手仕事をしています。手土産でも人気のお店なので、一度は口にしたことがあるという人も多いかもしれません。
東京メトロ・銀座線の三越前駅近くにある「文明堂 日本橋本店」の物販スペースには、伝統を受け継ぎ、多くの日本人に親しまれてきた銘菓が並んでいます。
物販スペースの奥には、イートインスペース「文明堂カフェ」が併設されています。実はこちらのカフェで、文明堂のお菓子を使った“特別メニュー”が提供されていると聞き、それを楽しみにやってきました♪
カフェスペースの入口には、伊藤深水画伯など著名作家の絵画が並んでいます。これらは先代が残したコレクションなのだそう。お店のあちこちに飾られた美術品が、上質な雰囲気を醸し出しています。
写真提供:文明堂カフェ
店内にはテーブル席やソファ席など、60席ほどを用意。奥に広がる細長い造りになっていて、スッキリとした心地いい空間です。
テラス席もあり、秋晴れの日は外で食べるのも気持ちがいいですね。
大正時代からのレシピそのまま!名物の“どら焼き”が焼きたてパンケーキに
さっそく話題の「焼立て“三笠”パンケーキ」(単品980円、ドリンクセット付1,370円)を注文♪こちらは毎日14時からの限定メニューです。
パンケーキの付け合わせは「メープルシロップとバター バニラアイス添え」と「特製餡とホイップクリーム 抹茶アイス添え」の2種類から選べるとのことで、今回はメープルシロップにしました。
キレイな焼き色と艶やかな表面に惚れ惚れ。ふんわりと焼きたてのいい香りが立ち上ります。
パンケーキの生地は、大正時代から代々受け継いできた同店の銘菓・どら焼き「三笠山」が使われています。注文を受けてから専用の銅板で焼かれるため、出来たてホカホカ♪
そこへ、メープルシロップをたら~り!さらにバターをのせると、バターがとろりととけていきます。
生地には、隠し味として醤油と清酒が使われていて、ほどよい甘じょっぱさとコクを感じます。そこへまろやかなメープルシロップやバターが絶妙に絡み合い、これまでに味わったことのない味わい……!
薄い生地ながらも独特のもっちりとした弾力がクセになり、口に運ぶ手が止まりません!
こちらのパンケーキは、もとは職人さんたちが「三笠山」にバターやメープルシロップをつけて食べていたのをヒントに、生まれたメニューなのだそう。職人のお墨付き、間違いなしの味わいです♪
全てのスイーツにはプラス390円で、コーヒー、紅茶、日本茶などすべてのソフトドリンクをセットにできます。カフェラテには、かわいいラテアートのサービスも♡
せっかくなので、人気の「フレンチ・カステラ」(単品980円、ドリンクセット付1,370円)も頂きます♪
こちらは同店名物のカステラをフレンチトーストに仕上げたもの。カステラを卵液や洋酒に漬け込み、注文を受けてからバターを塗ってオーブンで焼き上げています。
テーブルに運ばれてきた瞬間、シナモンのいい香りがふわ~っと広がります。一口頬張ると、表面はカリカリ、内側はしっとり。
いつものカステラとはまた違う新しさがあり、でもどこか懐かしい感覚になるスイーツにほっこり。
予約するとTVCMで見た、あのクマの人形がお出迎え♪
ちなみに事前に席を予約しておくと、TVCMでおなじみのクマの人形が席をキープしてくれますよ。こんなうれしいサプライズを体験したいなら、ぜひ訪れる前に予約を♪
友達と美味しいスイーツが食べたくなったとき、女子会にちょっぴり変化を出したいときに、ぜひ訪れてみて。おしゃべりが弾むし、ほっこり癒されることうけあいです。明日へのエネルギーチャージにもなりそうですね!
文明堂カフェ
住所:東京都中央区日本橋室町1-13-7
電話番号:03-3245-0002
営業時間:11:00~23:00(平日前の日曜・連休最終日は11:00~21:00)
定休日:無休
最寄り駅:三越前
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※本記事内の情報は2018年10月11日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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