ポケモンGOをプレイしていたとき、日比谷公園でレアキャラを捕まえて大興奮しました(笑)
―ドラマや映画で大活躍の福士蒼汰さん。普段のおでかけは、一人を楽しむ“ソロ活”派という。
「一人カラオケが好きで、オフのときや仕事の合間にたまに行きます。それから食事も一人が多いです。友達とご飯を食べることもありますが、一人だと、自分の気分でお店もメニューも選べるので気楽なんです。事務所がある六本木界隈で焼肉などを食べたりしています」
―意外にも(!?)、気になるお店に飛び込みで入ることもあるのだとか。
「中には一見、怪しげな外観のお店もありますが、自分の直感を信じます。自慢じゃないですが、今まで割と当たりが多いんです(笑)」
―焼肉のほかに、焼き鳥も大好きという福士さん。
「学生時代、部活三昧で常にお腹を空かせていて、帰り道によく焼き鳥を買い食いしていたんですが、それがとても美味しかったんです。鶏肉もタレも絶品で。家族みんな大好きなので、よく部活帰りに『今日は焼き鳥を買って帰りますが、何本いりますか?』というメールをしていました(笑)」
―東京出身の福士さんだが、一度は住んでみたいエリアがある。
「東京の東部エリアが気になります。浅草や日本橋などの下町は、歴史のある建物や商店街が残っているので風情があって好きです。その一方で、東京スカイツリー(R)など新しい商業施設もできて、買い物も便利そうですし」
―東部エリアといえば、今号の特集エリアであり、東京ミッドタウン日比谷のオープンで注目を集めている日比谷。
「日比谷といえば、日比谷公園です。以前、『Pokémon GO』をプレイしていたときに、日比谷公園でカビゴン(かなりレア度の高いキャラクター)を捕まえて大興奮したのを憶えています(笑)。ああいう緑の多い開放感のある場所はすごく好きです」
―そんな福士さんにとって、理想的なおでかけスタイルは?
「うちは家族が仲良しなので、緑豊かな場所でみんなでピクニックをして、バドミントンなどで遊びたいです。あと今年は大勢の友達とお花見をやりたいです。以前、NYに行ったときにやったことはあるのですが、東京ではまだなくて。代々木公園でお花見もいいなと思います。みんなで明るい時間からワイワイ楽しめたら最高です」
家族や兄弟、仲間が織り成すさまざまな“愛”のカタチを感じていただきたいと思います
―映画『曇天に笑う』は、曇神社を継ぐ曇家(くもうけ)の長男・曇天火(くもうてんか)、次男・空丸、三男・宙太郎の三兄弟が、大蛇を封じるため立ち上がる最高に胸アツなアクション・エンターテインメント。福士さんは主役である曇天火を演じているが、オファーをもらったときの感想を伺った。
「最初の印象は、普段の自分とは天火のキャラクターはだいぶかけ離れていると感じました。天火は三人兄弟の長男で、しかも両親がいないので二人の弟にとっては父親としての一面も求められるのですが、プライベートの自分はどちらかと言えばみんなについて行くタイプで、しかも二人の姉がいる末っ子なんです。だから男兄弟の長男になる感覚ってどんなものなのか不安であった一方、新たに経験できることが楽しみでもありました」
―初めて演じる三兄弟の長男のイメージは、自身が思い描く長男像でキャラ作りをしたのに対し、父親像は具体的にイメージした人物がいたのだそう。
「自分の父です。普段多くは喋らないのですが、自分が疑問に思ったことを聞くと、ちゃんと分かりやすく丁寧に教えてくれて。絶対的な信頼感と安心感があるんです。父親としてももちろんですが、一人の人間として尊敬をしています」
―また激しいアクションシーンは、本作の見どころの一つだ。
「鉄扇(てっせん)という、鉄の扇子が天火の武器なのですが、有効範囲がすごく狭いものなので、相手との距離感などを大切にしながらアクションを演じました。自分が今まで習っていた『カリ』というフィリピン武術があるですが、アクション担当の方に相談して、それを要所で取り入れました。たった一人で大勢の敵と対峙するシーンはかなりハードであった一方、やり終えたあとの達成感はすごかったです。それから撮影中はずっと下駄を履いていたのですが、これがなかなか慣れなくて大変でした。歩くだけならまだしも、走ったり、アクションを演じるとなるとかなり難しく、試行錯誤しながらやり遂げました」
―またタイトルにもある通りアクションと並び、キャラクターの“笑顔”も本作の見どころの一つだ。
「シーンごとに笑顔のニュアンスは意識して変えていました。例えば、天火は常に口角が上がっているような人物なのですが、二人の弟に見せる笑顔は、天火自身もまだ子供なのに、二人の弟に対して父親のように振る舞わなければならないという気持ちと、どこか強がりが入りまじった笑顔といいますか。いつもひょうひょうとしていて真意が読み取りにくい男ですが、これこそがある種、天火の本当の笑顔なのだと思います」
―そして女性ならではの見どころもあると、福士さんは続ける。
「兄弟愛や家族愛、男同志の友情とか、いろいろな形の“愛”が魅力的に描かれた作品だと思うので、そういう部分を劇場で感じてほしいです。あとはタイプの違うイケメンな役者さんがいっぱい出ているので、女性の方はそういった部分でも楽しめると思います(笑)」
photo:Mariko Tosa、stylist:Yoshiaki Komatsu(nomadica)、hair&make up:Takahashi Koichi(Nestation)、text:Kei Osawa
福士蒼汰(ふくし・そうた)
1993年5月30日生まれ。東京都出身。
2011年のドラマ『美咲ナンバーワン!!』で俳優デビューし、同年9月のドラマ『仮面ライダーフォーゼ』で初主演を果たすと、その後ドラマや映画など多くの作品に出演。今年は出演映画の公開を多く控えており、5月に『ラプラスの魔女』、7月に『BLEACH』、10月に『旅猫リポート』などが待機中。
公式情報はコチラ→http://www.ken-on.co.jp/fukushi/
映画『曇天に笑う』
時代は明治初期、琵琶湖のほとりにある大津では曇り空が続き、町の人々は大蛇の復活が近いのではと不安を募らせていた。町を守ってきた曇神社の14代目・曇天火(くもうてんか=福士蒼汰)は大蛇の復活を阻止すべく、たった一人で立ち向かおうと決意するのだが…。現在、全国で公開中。出演:福士蒼汰、中山優馬、古川雄輝、桐山 漣 ほか 配給:松竹
©2018映画「曇天に笑う」製作委員会 ©唐々煙/マッグガーデン
公式情報はコチラ→http://www.donten-movie.jp/
週末に出かけたい!おすすめ「おでかけスポット」はコチラ
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