子どもと一緒に“無料”で1日中遊べるポリスミュージアムに潜入!

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京橋駅2出口から徒歩約2分の場所に「ポリスミュージアム(警察博物館)」はあります。ほかにも、銀座一丁目駅や宝町駅からは徒歩5分内、有楽町駅や東京駅からも歩いて10分圏内とアクセスしやすい便利な立地も、子連れママには嬉しい点!

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エントランスでは、現役で稼働していた実物のパトカーがお出迎え。男の子なら一気にテンションが上がる、絶好の撮影ポイントです。パトカー前でおまわりさん気分を味わい、さっそく潜入捜査してきます!

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入り口を通るとそこには、ヘリコプターや白バイのほかに、大正時代に活躍したという珍しい赤バイが展示されています(展示品は当時のものと同型の車両)。「ピーポくんホール」と呼ばれる1階フロアは記念撮影もOK。白バイとヘリコプターには乗車もできます。

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赤バイの頭上を見上げると、ヘリコプターから降りてくるレスキュー隊員の姿が!

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1階では、子ども用の制服を着て記念撮影ができる「おまわりさん なりきり体験」ができます。もちろん、こちらも無料です。

制服は2種類。警察官の制服(男女)と、白バイ隊員の制服から好きな制服が選べます。サイズは男女ともに100cm、120cm、140cmの3サイズ。制服が決まったら、受付で申し込みましょう。

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この日は警察官の制服をチョイス! カーテンが閉まるお着替え用の更衣室も設置されているので、恥ずかしがり屋さんのお子さんでも安心。憧れのおまわりさんに変身できて、とっても嬉しそう!

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制服に身を包んだところで、まずは白バイにライドオン! 今も町の安全を守っているという現役の白バイは迫力満点。

大人が付き添えば、足のつかない小さなお子さんも乗車OK! 男の子にとって憧れの存在である白バイは大人気で、大人も乗車体験する人が多いのだそう。

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透明な機体で抜群の眺望を誇った日本警察初めてのヘリコプター「はるかぜ1号」も乗車可能。操縦桿が前後に動かせることもあり、お子さん人気は抜群! ご年配の世代からの注目もアツいのだそう。

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真剣な表情でヘリコプターを操縦中。気分はすっかり一人前の警察官です。なりきり体験は大人気なので一人10分を目安に。

博物館の中へと潜入を進めていきましょう!



交番勤務から事故現場捜査まで! 充実の3階で警察官のさまざまなおしごと体験

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まずは、体験展示がてんこ盛りの3階へ。

「事件・事故を解決する力」がテーマのフロアでは、東京を舞台に事件・事故に立ち向かい解決に導く警察官の仕事を、体験展示を通して紹介しています。

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交番の中では、交番勤務の疑似体験を。

交番の中に入ると映像が流れ、街の人が事故や火事を知らせにきたり、道を案内したりします。交番あるあるだという酔っ払いの珍客シーンも織り交ぜ、交番で起こるさまざまな場面が見学できます。

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事件を解決するために行われているさまざまなお仕事も紹介。普段目にすることのない科学捜査を行う様子に夢中。

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事件現場で証拠を見つける役割の鑑識が使う道具一式も展示されています。

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本格的な鑑識の仕事が体験できる「指紋採取コーナー」は、小学生中学年以上のお子さんに大人気。指紋について学んで、容疑者の指紋を探し出しましょう!

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コップや電話、電卓など、現場で見つけたモノを指定の場所に置くと、画面に対象物がさまざまな角度で映るので、画面をハケで払って指紋を採取します。タイムリミットは60秒。これが案外難しい!

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指紋が採取できたら、今度は採取した指紋の照合を行います。制限時間60秒の間に、容疑者の指紋を慎重に見つけ出します。指紋照合の瞬間はドキドキ! 不正解なら、事件は迷宮入りしちゃうかも!?

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今度はお母さんが早着替え。画面の前にある足マークが描かれた場所に立つと、画面の中で制服を着た姿に変身! 「いつのまにか警察官」になれちゃうコーナーです。

お母さんの警察官姿に興味津々の様子! 制服の種類がいくつかあり、敬礼すると制服が変わります。何に着替えるかはお楽しみ!

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3階には、聞き込み捜査をしたり、写真をもとに指名手配犯を探したり、似顔絵捜査官に挑戦したりといった体験型展示がいっぱい。小さなお子さんにはちょっと難しい内容でも、タッチパネル式で画面が変わっていくので、すぐに夢中になりますよ。

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事故現場を立ち去る車のナンバーを覚える体験型展示。楽しみながらも、事故や事件に巻き込まれない対策や、巻き込まれた時の対応を学んでいけます。

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消えちゃう前に覚えなきゃ! 本物の捜査のように真剣な表情で挑みます。

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足元に描かれた靴跡やタイヤ痕を見て、実際の靴やタイヤを当てて正解を見つける展示。高度なレベルの内容も多いけれど、体を使って楽しむ展示だから、子どももずっと飽きずに楽しめるみたい。

警察のお仕事紹介だけに中には難解なものもあり、子どもよりもつい夢中になっちゃう大人の姿も。事件解決の糸口は、展示の説明をしっかりと読み込むこと。子どものひらめき力にハッとする場面も多いのだとか。親子で力を合わせて解決してみて!

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事件・事故が起きた時に、発生から解決までを紹介するコーナー。事故が起きたときに、警察がどのような流れでお仕事をしているのかがわかります。

とても真面目な内容の展示でも、ただ見るだけではなく、受話器をとって聞くというアクションが子どもを楽しませてくれます。



小学生に人気の2階! ジオラマやバーコードでの危険チェックや、110番通報体験も

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「人と街をともにまもる」をテーマにした2階は、小学生キッズに人気。今日から役に立つ、身近な防犯や心得が学べます。

中央に置かれるのは、街のどこに危険が潜んでいるかをジオラマと映像でチェックできる「ジオラマシミュレーション」。ミニチュアで作られた街を写した画面に、不審な場面がマークされるので、タッチすると危険なシーンと気をつけるべき注意点が映像で流れます。

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大人でもなかなか経験したことのない、110番通報の疑似体験ができるコーナー。子どもバージョンとおとなバージョンがあるので、実際にどんなことを聞かれるのか、万が一のときに備えて体験しておくことをおすすめします。

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110番へ電話をかける日が来ないことを祈りつつ、実際をシミュレーションした受け答えで学習しておきましょう。アニメでわかりやすく案内してくれるから、繰り返し体験したがる小学生の姿も。

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本格的に自転車に乗り始めるころの小学生低学年から高学年にかけてのお子さんに人気の「自転車シミュレーター」では、自転車の安全な乗り方が身につきます。

実際に自転車に乗り込み画面に映る道路を走るので、信号や横断歩道のルールをしっかりと覚えられちゃいます。

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日常に隠れた危険をポイント化して確認でき、防犯を学べるコーナー。どろぼうが見ているポイントがチェックできちゃいます。

「ひとつしかついていないドアのかぎ」や「合鍵が置いてある植木鉢」といった、身近な場所や習慣が書かれたカードのバーコードを読み取ると、危険度が高いほど高ポイントが表示されます。普段ついついやってしまう、いけない習慣を見直すきっかけにもなりますよ。



アニメ作品のあるミニシアターも! 警視庁の今とこれからを知る4階

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「首都をまもる」をテーマに、警視庁の今とこれからを紹介する4階にやってきました。

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中央に置かれたプロジェクションマッピングでは、どの地域に交通事故が多いかなどの首都東京の事件や事故のデータが大きな画面にわかりやすく表示されます。

プロジェクションマッピングの周りには、現役の警察官が各分野の現状を伝える映像が流れます。小さいお子さんにはちょっと難しい内容ですが、最新技術を使った演出にはこの表情!

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4階の奥ではミニシアターが放映されています。警察の仕事をわかりやすく映像化したもので、「プライド」「110番 その先で」「ぼくは鼻の捜査官」の3本があり、いずれも10分の作品。

中でも子どもに人気なのが、警察犬を主人公にした実写とアニメを交えた作品。主人公のシェリーが訓練されて立派な警察犬へと育って行くストーリーで、10分間じっと見入る姿が印象的でした。どの作品にも実在する現役の警察官が出演しているというから驚きです。

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ミニシアターを囲むように展示されているのが、各分野の制服の数々。おなじみのものから、ドラマなどで目にするもの、なかなか見られない珍しい制服までが一堂に会します。



見どころや使える設備がいっぱい! 充実の施設を一挙ご紹介

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5階は「時代とともに」をテーマに、社会情勢とともに変化してきた警視庁の創設からの歴史を、時代背景とともに紹介しています。

歴代の制服や貴重な資料をはじめ、歴史に残る大事件の概要なども展示されているので、大人にとって興味深いフロアになっています。

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イベントスペースとしても活用する6階は、通常は自由に使える休憩スペースとして開放しています。。(※飲食は禁止です)

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3階にはアニメの流れるキッズスペースも設置。靴を脱いでくつろげるので、展示巡りに疲れた小さなお子さんはここで休憩を。

こちらにはマグネットで制服を張り替えられる顔出しパネルも設置。警察官(男女)や救助隊のほか、珍しい騎馬隊の制服も。パーツごとに張り替えられる着せ替え方式に、小さなお子さんはみんな夢中になってしまう楽しさ。

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館内は、1階から3階までは撮影OK。救助隊に変身した姿をパチリ。

ピーポくんが主人公のアニメにすぐに集中してくれるので、お母さんにとっても一息つけるポイントに。

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1階には警視庁のマスコットピーポくんのグッズも販売。「ピーポくん」は、人々を意味するピープルと、警察のポリスの頭文字をとって名付けられたって知ってた?

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「ピーポくんマスコット人形」(390円)や「ピーポくんふせんメモ」(350円)をはじめ、「ピーポくん防犯ブザー(黒・赤・青)」(1,010円)、「ピーポくんIDホイッスル付きストラップ」(540円)など、防犯に役立つグッズもあり、おみやげとしても人気です。



まとめ

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ポリスミュージアムは、とにかく楽しいの一言! 思った以上に充実した内容で、子どもだけでなく大人も夢中になれる体験展示がいっぱい。

ただ楽しいだけじゃなく、日々の防犯やおまわりさんの仕事が学べちゃうので、子どもにとっては良いことづくめの博物館でした。しかも“無料”というお得感も付いてきちゃう。これは利用しないと損ですね♪

ポリスミュージアム(警察博物館)

住所:東京都中央区京橋3丁目5番1号
電話番号:03-3581-4321(警視庁代表)
営業時間:9:30〜17:00
休館日:月曜(祝日に当たる場合はその翌日)、年末年始(12月28日〜1月4日)
入館料:無料
最寄り駅:京橋駅/銀座一丁目駅/宝町駅/有楽町駅/東京駅






むらたさき さん

むらたさき さん

二児のママでありながらも、女性ファッション誌/ベビー・キッズ誌/旅雑誌を中心に、イラストを提供するフリーランスイラストレーターとして活躍中。他にも様々な媒体で読者モデルとして自身のファッション・ビューティー・ライフスタイルを発信している。
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取材・文/君島有紀

※2017年6月18日の情報です。記事の内容は変更になる場合があります。
※2020年3月13日情報更新。
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※本記事内の情報は2020年03月13日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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