ポイント 映画『男はつらいよ』にもたびたび登場。東京の下町、葛飾区柴又を象徴する寺院
寛永6(1629)年に開山し、“柴又帝釈天”の通称で親しまれている「経栄山題経寺(キョウエイザンダイキョウジ)」。柴又を舞台にした映画『男はつらいよ』にもたびたび登場する寺院で、地域のシンボル的な存在として親しまれています。
江戸期最後の名匠と名高い棟梁である坂田留吉によって造られた「二天門」や「帝釈堂」のほか、本堂や開山堂などの見どころが多数。平成28(2016)年に東京都指定天然記念物に指定された「瑞龍の松」は参拝者を圧倒する美しさです。
また“彫刻の寺”とも呼ばれる本院は、「彫刻ギャラリー」も見どころの一つ。共通券を購入すれば、瑞龍の松と同じ年に東京都指定名勝となった滝の風情が幽邃な「邃渓園(スイケイエン)」を見学することもできます。
京成線の柴又駅前から二天門まで延びる参道沿いには、名物の草だんごや塩せんべいなどを売る店などが軒を連ねており、門前町散策も魅力の一つとなっています。
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