カメラのない時代に、本物を写しとった執念の博物画。19世紀の人々が憧れて描いた「鳥」にまつわる荒俣宏コレクションを一挙公開!
「ところざわサクラタウン」内、「角川武蔵野ミュージアム」の4F荒俣ワンダー秘宝館にて、「ワンダーバードに憧れて 鳥に取り憑かれた人々」が開催されます。
◆ヒトの導き手であり、文明をもたらした「鳥」をテーマにした博物画コレクションを展示
角川武蔵野ミュージアム博物部門のアドバイザリーボードを務める荒俣宏氏は、博物学の研究者としても知られ、大著『世界大博物図鑑』を世に送り出しました。氏がその編纂の過程で収集した博物画のコレクションは現在、角川武蔵野ミュージアムに寄贈されており、その博物画コレクションを紹介する展覧会が開催されます。
◆展覧会の見どころ
○執念が生んだ新しい超絶技巧で、ハチドリの輝きを金箔で光らせる
フランスの銅版画家にして博物画家のジャン=バティスト・オードベルは、ハチドリの羽がなぜあれほど美しく輝くのかという疑問を抱き、その解明に取り組みます。彼の執念は理論研究に留まることなく、博物画での再現にまで及びました。
彼によって製作された「黄金の鳥、あるいは金属の光沢」では、刷り上がった版画に鮮やかな油絵具を差し、箔押しの要領で金色を加える新技法を考案して、光沢と立体感の表現を追求しました。輝きに魅せられた執念が生みだした博物図譜が展示されます。
○写真を超える高解像度で当時の姿が生き残る博物画の世界
カメラが普及する以前、学者たちは対象を美しく記録することに執着し、克明にその姿を書き留めた博物画は実物以上に美しいこともあったと言われています。羽毛の細部や反射による羽の輝きまで描き込まれた鳥たちの姿を間近で見ることができます。
○荒俣宏の「驚異の部屋(ヴンダーカマー)」に集うごちゃ混ぜの展示
博物画約120点に加え剥製も約10点展示予定。美術的価値の高い図版も多く、荒俣氏の著書を始め関連書籍も配架されます。角川武蔵野ミュージアムが誇る、図書、美術、博物が並ぶ「ごちゃ混ぜ」の空間が、この展覧会内でも再現されています。展示空間は鳥かごをイメージして設計され、あらゆる知が揃ったエリアで鳥たちの息づかいを体験できます。
角川武蔵野ミュージアムで、多彩な博物画の世界に触れてみてはいかがでしょうか。
※最新情報、詳細は公式サイトでご確認ください。
開催場所・
最寄駅
角川武蔵野ミュージアム
東所沢駅
所在地
〒359-0023
埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3 ところざわサクラタウン内
MAP
会場
角川武蔵野ミュージアム 4F 荒俣ワンダー秘宝館
開催期間
2026/04/18(土) ~ 2026/09/28(月)
毎週火曜日、6月1日(月)~5日(金)は休館 。
※5月5日(火・祝)、8月11日(火・祝)、9月22日(火・祝)は開館。
時間
開始 10:00 / 終了 18:00
最終入館は17:30
料金・費用
一般(大学生以上):1,400円/中高生:1,200円/小学生:1,000円/未就学児:無料
公式サイト
※掲載内容が変更となっている場合があります。最新情報については、会場・主催者の公式サイト等でご確認ください。
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