「こんなデート初めて！」おしゃれな家具をDIYできる、中目黒の溶接ショップが楽しい～！

やってきたのは、中目黒の高架下にある溶接工房「Fe★NEEDS WELDERS POINT （フェニーズ ウェルダーズ ポイント）中目黒店」。

溶接や鉄を身近に感じてもらおうと、家庭用溶接機SUZUKIDを展開するスター電器製造が2017年2月にオープンしたショップです。ワークショップを通して、鉄を使ったスタイリッシュな家具や小物を作ることができます。

ワークショップは予約が必須。工具や材料はすべて用意されているので、来店時は手ぶらでOK！初心者でもしっかりサポートしてくれるから、DIY未経験の女性でも安心してトライできますよ♪

店内はスタッフの方々が内装を手掛けたそうで、おしゃれな家具や小物がいっぱい！眺めているだけで、部屋づくりのアイデアやヒントが得られそう。「これカッコイイね」なんて彼との会話も弾みます♡

“溶接”や“鉄”のイメージから、職人風の男性スタッフさんを想像していたのですが、この日は笑顔の素敵な女性スタッフさんが対応してくれました。

予約の旨を伝えて受付を済ませ、作りたいアイテムについて確認します。共同作業で一つのものを作るのもいいですし、それぞれが作ったものを贈り合うのもいいですね♡

玄関などに飾る「サインプレート」（5,400円）や自宅で重宝する「シェルフ」（10,800円）など7種類が基本メニューとして用意されており、作業時間は短いもので1時間程度、長いものでも3時間程度です。

基本メニューの中には、ちょっとユニークなアイテムも。たとえば、こちらの「ドリップスタンド」（6,480円）は、コーヒー党なら是非作ってみたいアイテム。お手製のスタンドがあれば、コーヒーを淹れる時間が楽しくなりそう♪

作業机やベッドサイドにあると便利な「アームライト」（10,800円）も、鉄だとこんなにスタイリッシュ！電球の色味や種類を変えれば、表情の変化も楽しめそう。

これら7種類の基本メニューに加え、「自由制作コース」（1時間5,400円）でメニューにないものを作ることも可能。アイデアがある場合は、相談してみるといいですよ♪

今回は、ワークショップの中でも人気No.1という「角スツール」（8,640円）を作ることに。大きなデニムのエプロンをつけて、いざ体験スタートです！

まずは長い鉄の角棒から、座面の土台や椅子の脚になるパーツを切り出していきます。

メジャーで長さを測りながら印を付け、「バンドソー」という切断工具でカット。スタッフさんが手本を見せながらサポートしてくれるので、知識ゼロでも戸惑うことなく進められます。

バンドソーは刃の回転速度が遅いので、ほとんど火花が散らず、音も静か。これなら怖くありません♪

15分くらいで、すべてのパーツの切り出しが完了。優秀な工具と的確なサポートのおかげで、初めてとは思えないほど切断面もキレイです♪

次は、切り出したパーツに電動ドリルでネジ穴をあける作業。分厚くて滑りにくい皮手袋をはめて行います。レバーでドリルを垂直に下げられるドリルスタンドだから、初心者でも失敗知らず♪

ネジ穴を開けたら、いよいよ溶接へ。アームカバーにフットカバー、溶接面を着け、完全防備で行います。面はかぶるタイプなので両手が使え、より安全安心です。

始める前に、溶接作業についてレクチャーを受けます。

そもそも溶接とは、金属を溶かして、2つの金属パーツを接合させること。学校の技術の授業でやった「はんだごて」と同じ原理です。

接合機の手元のスイッチを押すと、ノズル先の金属ワイヤーが溶けると同時に、バチバチッという音と強烈な光が発生！最初は思わずびっくりしてしまいますが、慣れてくると不思議と楽しいです♪

先ほどカットした座面と脚になるパーツをすべて組み合わせたら、溶接は終了。

30分ほどの作業でスツールの型ができました♪手取り足取り指導されながらですが、自分でやると達成感があります♪

ここまで来たら、あとは仕上げを残すのみ。まずは、脚の先にゴムキャップを取り付け。

次に、座面に木の板をはめ込み、ドライバーでビスで留めます。しっかり締まったかチェックしたら、実際に座ってみてガタつきがないか確認して。

問題なければ、これで完成です！1時間半～2時間ほどの作業で、こんなにしっかりとしたスツールが作れるなんて感激です♪

DIYの楽しさとアイアンクラフトの魅力を知るとともに、パートナーと一緒に何かを作る体験そのものが普段のデートにはない刺激があります♪興味のある人は、ぜひ一度立ち寄ってみて！

取材・文・写真／佐々木 志野

※2019年5月20日時点の情報です。情報、内容等は変更になる場合があります。
※価格は全て税込みです。