ポイント 珍しい形態の埋葬施設がある古墳
長柄横穴墓群は古墳時代の終末期、7世紀頃に造られた横穴墓群です。第1支群と第2支群に分かれていて、36基の横穴墓が国史跡に指定されています。
この長柄横穴群の最大の特徴は、全国にこの地域にしかない「高壇式」という形態の埋葬施設であるということ。「高壇式」というのは羨道(入口部分)の床面から約1.5m~2mほどの場所に玄室(遺体が眠る場所)全体が造られているタイプで、ロフト付ワンルームのような形状をしているのです。
さらにどこの穴にも遺体を安置するための棺座が2~4つほど造られていて、すべてくり抜かれたものだそう。また鳥や人物などの線刻画が描かれている横穴墓もあり、とくに13号墓の内部にはたくさんの線刻画が見られます。
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