グランメゾンで名を馳せたシェフが、築80年の一軒家で腕を揮う。
神業のごとき火入れが、心を打ち響かせる・・・
「スペシャリテは持たない」と語るフレンチシェフ、森永正宏氏。毎朝赴く市場や、休日に足を運ぶ大原など、京都・中京区を吸引地に、365日移り変わる恵みを一皿に投じてゆく。
ゆえに、年中提供できるスペシャリテは、この店には無い。
築80年の京町家で供されるのは、火入れの段階に綿密な計算を施すフレンチ。
昆布出汁を駆使するメニューにも、定石を越える創意が漲り、特別な日に驚きと歓喜を満たしてくれる。
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