禅の世界に没入できるサウンドアートナイトイベント
▲「建長寺」外観
編集部が訪れたのは、北鎌倉駅から歩いて約15分の場所にある「建長寺」。建長5(1253)年創建、鎌倉五山第一位の寺格を誇る名刹です。
こちらでは、10月29日(木)から12月6日(日)まで、「VIE presents ZEN NIGHT(ヴィー プレゼンツ ゼン ナイト) 鎌倉」が開催され、伝統と最新テクノロジーが融合した没入型の“禅”体験ができるのだとか!
▲「VIE presents ZEN NIGHT 鎌倉」チラシ
本イベントは、全国の歴史ある寺院や文化財を舞台に開催されている夜間特別拝観イベント「ZEN NIGHTシリーズ」の一企画。12月6日(日)までは上野の「東京国立博物館」でも開催されています。
入場チケットは前売り券のほか、当日券も用意されているので思い立ったときに行ってみるのも◎。ただし、境内で開催されている脳波坐禅を体験したい場合は、専用の前売りチケットが必要なので事前に購入しておきましょう。
▲建長寺拝観入り口
脳がととのう音と光の演出に包まれて歩行禅をしたり、大規模な雲海演出を楽しんだりできるそうで、筆者が禅に対して抱いていた“静かに座って心を落ち着けるようなイメージ”とはひと味違った体験ができそうです。
さっそく境内に入ってみます♪
来訪者を迎え入れる清風の道「三門」
▲山門へと続く道
建長寺の境内には、「三門」「方丈庭園」「法堂」「唐門」「虫塚」の大きく5つの見どころがあります。その最初の見どころとなるのが、高さ約20mを誇る巨大な「三門」。
三門へと続く道には霧が放出されていて、ライトアップによって幻想的な雰囲気に!光に照らされた霧が風に乗って舞う様子もステキで、一気にイベントの世界観に引き込まれます。
▲山門
三門は赤みがかったオレンジ色にライトアップされ、秋らしい色合いと歴史ある建長寺の風格が調和しています!
また、鉄琴の音が重なり合うような、深みのある神秘的なニューロミュージックも流れていて、いつまでもぼんやりと眺めていたくなる心地よい時間を過ごせました♪
※「ニューロミュージック」とは、VIEが開発する科学的に実証された脳をととのえる音楽です。
建長寺の荘厳な雰囲気に圧倒される「法堂」
▲法堂内の様子
続いて訪れたのが、天井に雲龍図が描かれた「法堂」。正面には千手観音像と釈迦苦行像が鎮座していて、厳かな空気が漂っています!
堂内には、雷鳴が轟くような迫力ある太鼓の音が響き渡っていて、歴史ある建物の重厚な雰囲気ともマッチ!天井に描かれた龍が今にも動き出しそうな、躍動感を感じられる空間が広がっていました♪
※10月30日(金)、31日(土)、11月1日は18時30分以降に見られます。
淡い光が庭園に浮かび上がる「唐門」
▲唐門と庭園
続いては、法堂の先にある金色に輝く漆塗りの四脚門「唐門」へ。唐門の奥に控える「方丈」の回廊からは、唐門と庭園を一望でき、庭園には水の流れをイメージしたという光の演出が広がっています。
先ほどの法堂とは打って変わって、虫の音や水の中を思わせるやわらかな響きのニューロミュージックが流れていて、音楽に呼応するように唐門前の木々がライトアップされる様子もステキでした♪
▲唐門正面
「方丈」の外(正面)から見た唐門は、壮麗な意匠が際立っていてよりきらびやかな佇まいに!筆者が訪れた日はちょうど月も出ていて、ライトアップされた唐門と月が織りなす景観も見事でした♪
雲海が織りなす幻想的な景観を楽しめる「方丈庭園」
▲方丈庭園の雲海
唐門と庭園を眺められる回廊をぐるりと回り、反対側へ進むと見えてくるのが「方丈庭園」。こちらでは、風の動きを表現したという、巨大な雲海の演出を楽しめます。
秋の虫の声、ニューロミュージック、雲海が溶け合う空間は、秋の夜ならではの趣がたっぷり!視覚と聴覚が心地よく刺激されるリラックスした時間を過ごせます。
▲方丈庭園の雲海
筆者が訪れた10月下旬は紅葉にはまだ少し早い時期でしたが、見ごろを迎えるとライトアップされた紅葉と雲海が織りなす美しい景観も楽しめるそう!
例年の見ごろは11月中旬から12月中旬とのことなので、秋が深まり、紅葉と雲海が共演する景色を見られる時期にまた訪れてみたいです。
脳波坐禅が体験できる「虫塚」
最後に訪れたのは、境内奥の「半僧坊」へと続く道の途中にある「虫塚」。こちらでは、自分自身と向き合い、深いリラクゼーションを味わえる“脳波坐禅”を体験できます。
脳波計を装着すると、目の前には脳の状態に応じて変化する煙のような円形のビジュアルが出現!イヤフォンからは脳の状態を表現した音も流れ、自分の心がどれくらい落ち着いているのか、目で見て確かめられるユニークな体験を楽しめます。
▲脳波坐禅の結果
体験後は、目の前の端末に表示されたQRコードを読み取ると、自分の脳波の結果を確認できます!
自分としてはかなりリラックスしているつもりでしたが、ととのいスコアは100点中意外にも46!結果によると「心地よい恍惚感の中で、意識がゆっくりと揺れている状態」だったようです。自分では気づかなかった脳の状態を知ることができるのも、面白いポイントですね。
▲虫塚までの山道
ちなみに、虫塚へと続く道には紅葉や竹林に囲まれた風情ある小道も!脳波坐禅の後は、足裏の感覚や呼吸に意識を向けながらゆっくり歩く「歩行禅」も楽しんでみてほしいです。脳波坐禅の余韻に浸りながら、足裏の感覚や呼吸に意識を向けて歩けば、さらに心がととのっていくのを感じられます。
なお、脳波坐禅は1日5回開催されていて、各回10名限定の完全予約制です。
まとめ
▲拝観入り口前
歴史ある建長寺を舞台に、音や光、雲海などの演出を通して、いつもとはひと味違う禅体験を楽しめる「VIE presents ZEN NIGHT 鎌倉」。心地よいニューロミュージックに癒やされたり、光と影が織りなす幻想的な景観を眺めたりと、境内の各所で非日常的な没入体験ができました♪
最近ちょっと疲れが溜まっているかも・・・という人は、「脳波坐禅」で自分自身と向き合う時間を過ごすのもオススメ。心落ち着く秋の夜を過ごしてみてくださいね。
- 開催場所
- 建長寺
- 所在地
- 神奈川県鎌倉市 山ノ内8
- 会場
- 臨済宗建長寺派 大本山 建長寺
- 最寄駅
- 北鎌倉
- 開催期間
- 2026/10/29(木) ~ 12/06(日)
ライター
レッツエンジョイ東京編集部 M.K.
鎌倉市在住。プラネタリウムや水族館、美術館、公園など、静かで穏やかな時間を過ごせる場所が好きです。日ごろから癒やしのスポットを探して出かけています。実際に訪れて発見した魅力や楽しみ方を分かりやすくお届けします。
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※本記事内の情報は2026年10月28日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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