東日本を旅した人々がのこした和歌・漢詩・物語・紀行文などを展示した夏の特別展「旅人は東を目指す - 古典文学が描いた魅惑の東日本 -」が、国立公文書館で開催
古代から中世にかけて、都の人々にとって東日本は長らく未知の世界でした。『伊勢物語』の「東下り」の章段にその風景が描かれたとき、それは衝撃と感動をもって受け止められました。以降、旅人たちは『伊勢物語』に想いを馳せながら、東を目指しました。その憧れは時代を超え、旅人たちによってわが国の古典文学の一角が形作られていきました。
本展では、東日本を旅した人々の足跡を追い、彼らがのこした和歌・漢詩・物語・紀行文などが紹介されます。
●『伊勢物語(いせものがたり)』
平安時代前期に成立したと考えられる物語で、在原業平(ありわらのなりひら、825~880)をモデルとする主人公「昔男(むかしおとこ)」の人生と恋の遍歴を、和歌を中心におよそ125段の章段で描いています。「東下り」の章段では、「昔男」は我が身を都では必要のないものと思い嘆き、新天地を求めて東へと下ります。
●『山家心中集(さんかしんちゅうしゅう)』
晩年の西行(1118~1190)の手による自撰の秀歌集です。西行は陸奥(みちのく)の玄関口である白河の関(現在の福島県白河市)に辿り着いたとき、かつてこの地を訪れたという能因を想起して、和歌を詠んでいます。
●『芭蕉翁絵詞伝(ばしょうおうえことばでん)』
松尾芭蕉(1644~1694)の100回忌追遠(ついえん)のため義仲寺(ぎちゅうじ)に奉納された絵巻で、その生涯を絵画化したもの。挿絵は、芭蕉が一時期暮らしていた「芭蕉庵」。小名木川(おなぎがわ)にかかる万年橋(まんねんばし)の北詰(現在の東京都江東区常盤1丁目)にあったといわれています。
この機会に会場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
■展示解説会を開催
展示企画者が展示の見どころを解説する展示解説会が開催されます。
開催日時:
第1回 令和8年7月30日(木)
第2回 令和8年8月4日(火)
第3回 令和8年9月16日(水)
各回とも 10:30開始、所要時間40分程度
※熱中症対策のため、通常とは開始時間が異なります。
開催場所:国立公文書館 東京本館 4階会議室
参加費:無料
定員:各回40人(事前申込制、先着順)
申込方法等:
第1回 令和8年7月28日(火)17:00まで
第2回 令和8年7月31日(金)17:00まで
第3回 令和8年9月14日(月)17:00まで
※受付用フォームまたはメールにて参加申込ができます。詳細は国立公文書館HPを確認してください。
■夜間ギャラリートークを開催
展示企画者が展示の見どころを解説するギャラリートークが夜間開催されます。
開催日時:
第1回 令和8年7月31日(金)
第2回 令和8年8月21日(金)
第3回 令和8年9月11日(金)
各回とも 18:30開始、所要時間30分程度
開催場所:国立公文書館 東京本館 1階展示ホール
参加費:無料
申込方法等:事前の参加申込は不要です。参加を希望する方は、当日18:30までに1階エントランス付近に集まってください。
※イベントの詳細は、国立公文書館HPをご覧ください。
開催場所・
最寄駅
国立公文書館
竹橋駅
/ 神保町駅
/ 九段下駅
所在地
〒102-0091
東京都千代田区北の丸公園3番2号
MAP
会場
東京本館 1階展示ホール
開催期間
2026/07/17(金) ~ 2026/09/23(水・祝)
※土日祝開館(7月20日(月・祝)及び9月21日(月・祝)は開館)
※月曜及び7月21日(火)は休館
時間
開始 9:15 / 終了 17:00
※開催期間中の金曜及び7月22日(水)、23日(木)は20:00まで開館
申し込み
予約不要
料金・費用
入場無料
公式サイト
※掲載内容が変更となっている場合があります。最新情報については、会場・主催者の公式サイト等でご確認ください。
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