【千葉】大人の贅沢体験ができる寿司店「たかおか」 寿司リーマンのイチ推し。

こんにちは。「寿司リーマン」と申します。サラリーマンとして働きながら、全国の回転寿司から高級寿司店まで、すべての寿司を愛し、365日寿司生活を送っています。

今回は、「東京から足を延ばしてでも行きたいオトナの名店」をご紹介。この記事を通して、ひとりでも多くの方が、東京で寿司をエンジョイいただけたら嬉しいです。

今回ご紹介するのは、東京から少し足を延ばしてでも行きたい千葉県の名店「たかおか」です。千葉駅から徒歩10分ほど離れた静かな住宅街で、ひっそりと佇むその姿に、上質なオーラを感じます。

私がこのお店を推す理由は、大きく2つあります。一つ目が、使う食材のほぼ全てを千葉県産のものでそろえている点。二つ目が、わずか6席のみの上質な空間と丁寧で上品な接客です。順番にそれぞれ詳しくお伝えしていきましょう。

こだわり1：魚はもちろん、日本酒や調味料なども“千葉県産”でそろえている

せっかくその土地に足を運ぶのであれば、その土地の名産のものをいただきたいですよね。そんな旅行者欲求を思う存分満たしてくれるのが、「たかおか」です。

地元千葉県出身の大将、高岡千春さんは、「せっかく千葉に店を構えているのだから、東京のお店ではできない体験を提供したい」と話します。それを有言実行しているのが、この店の凄いところ。ネタの何品かが地元の食材というのは地方の寿司店ではよくあるのですが、「たかおか」ではほぼ全ての食材を千葉県産でそろえているから驚き。

私が実際に伺った際には、「今日はわさびとウニ以外は、使っている食材は全て千葉県のものです」と大将。もう少し深く聞いてみると、魚だけに限らず、シャリに使用する米や酢、煮切り醤油に使用している醤油、パリパリの海苔。そして日本酒は全て千葉県の地酒、お茶やお水も千葉県のものを使用しているそう。

いくら地元食材にこだわるといっても、その90〜95％を地元のものでそろえている点は、私がこれまで訪問してきた地方の名店の中でもトップクラスです。だからこそ、この店でしか得ることのできない食体験を楽しむことができます。

例えば、千葉県名物のアジ。地元の漁師さんから直接買い付け、毎朝獲れたてのものがお店に届きます。そんな新鮮で身が引き締まった鯵を、つまみと握りで提供。つまみの定番は鯵のたたきで、地元のねぎと生姜と醤油でシンプルに和えた飽きのこない旨さです。

一方の鯵の握りは、つまみとは部位や締め方を変えて、こだわりのシャリと組み合わせて提供。肉肉しいフォルムと筋肉質な食感が特徴的で、記憶に残るほどに唸る美味しさです。

他にも、大将が目の前で炭火を当てて炙った季節の棒寿司や、漬けの風味がインパクト大の金目鯛の握りなど、全てがここでしか出合えない逸品ばかりです。

こだわり２：大切な人を連れていきたい、上質な空間と丁寧な接客が素晴らしい！

つまみや握りの「味」はもちろんのこと、「空間」や「接客」もこの店のおすすめポイントです。「たかおか」の店内はカウンターのみのわずか6席。えんじ色を基調とした壁のデザインがとてもモダンで、ピアノ曲がBGMで流れており、非日常で優雅な空間が広がっています。

また、大将の高岡さんのお人柄がとても丁寧で優しく、接客も素晴らしいです。名店の大将となると、無愛想で怖い雰囲気の方もいらっしゃいますが、高岡さんは違います。一見のお客さんにも、常連さんにも、分け隔てなくとても優しく丁寧に接してくれるので、安心感があります。

どこかセクシーで上質な店内の空気感は、大人の贅沢にはもってこい。恋人とのデートやご家族との記念の食事など、大切な人と、大切な時間を共有する場としてとてもおすすめしたいです。おまかせは2万円と高級ですが、価格以上の申し分ない満足感と体験を得ることができると思います。

たまには東京からちょっと足を延ばして、千葉の寿司の名店で、大人の贅沢を体験してみてはいかがでしょうか？