「私、本当に美味しくないと美味しいって言わないので」田辺さんが本気で食べます

タナベミー賞_奈良


「給料の8割はスイーツに消える」と公言するほど、スイーツ好きのぼる塾・田辺さん(写真中央下)。その知識と的確なコメント力が評価され、各メディアで商品開発やスイーツ紹介企画などを担当し、紹介したスイーツは次々と売り切れになるなど話題になっています。

そんな田辺さんの夢の一つは、世界中のスイーツを食べ歩くこと。そこでレッツエンジョイ東京では、コロナ禍で自由に旅することができない今、旅気分を味わえるご当地スイーツに注目!アンテナショップで見つけたスイーツを田辺さんが食べ比べ、本当に美味しいと思った名品を“タナベミー賞”として勝手に表彰しちゃう企画を、全3話の連載でお届けします。


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本企画では、都内の人気アンテナショップの中から3道県を各回でピックアップ。旅気分と新たな出合いを求め、美味しいものを本気で食べて、ご紹介します。


いくつ知ってる!?こんなにあったオススメ10品/奈良まほろば館

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―――今回は「奈良」です!田辺さん、奈良を訪れたことはありますか?

田辺さん(以下敬称略) : 中学の修学旅行先以来、行ったことがないです。しかもその時は、奈良でジャニーズショップに行った記憶しかなくて・・・。

一同 : 笑

田辺 : あとは鹿がたくさんいたことくらいしか覚えてない。奈良まで行って何してんだって思います。もったいなさすぎますよね。

谷口さん(写真右、以下敬称略) : 今日は、県内各地から選りすぐりのスイーツ10品を持って参りました!少しでも奈良を知っていただければうれしいです!


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今回のラインナップをご紹介しましょう。

(カゴの中。左上から時計回りに)
①「生わらび餅」(千寿庵吉宗/650円)
②「レインボーラムネ」(イコマ製菓/250円)
③「いちじくグラッセ」(大和郡山市育成福祉会ひかり園 のぞみ/540円)
④「神鹿物語」(多口製菓/540円)
⑤「吉野本葛餅」(黒川本家/430円)
⑥「柿こーり」(柿の専門いしい/220円)

(カゴの外。上から時計回りに)
⑦「まほろば大仏プリン(大)」(まほろば大仏プリン本舗/864円)
⑧「きみごろも」(松月堂/840円)
⑨「柿えくぼ(ゆず、あんず、柿まき)」(錦の里 清流庵/860円)
⑩「御城之口餅」(御菓子司 本家菊屋/700円)


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―――今日は、「奈良まほろば館」の花岡さんと谷口さんが、選りすぐりのスイーツ10品を持参して来てくれました!

田辺 : 私、わりと最近「奈良まほろば館」さんへお邪魔したばかりです。どうしても「柿バター」が欲しくて、それを買うだけのために行きました。でも、そのとき見つけられなくて・・・買えなかったんです。

花岡さん(写真中央、以下敬称略) : わ~!さすが、よくご存じで!せっかく足を運んでくださったのに申し訳ございません。とても人気があるので、売り切れてしまっていたのかも・・・。

田辺 : まぁね~!でも、扱っているのが分かって良かった!もう奈良に行くまで食べられないのかと、実は落ち込んでました。

谷口 : ちなみに、奈良で召し上がったのですか?

田辺 : 育休中の酒寄さん(ぼる塾のメンバー)からもらったんです。酒寄さんは食に対する探究心がものすごくて、いつも目新しくて私好みなスイーツを探してきてくれるんです。

「奈良まほろば館」さんに行って中をいろいろ見たとき、私、奈良県のこと全然知らないって思ったんです。だから、今回楽しみにしてきました。


「はい出たー!良い意味で裏切ってくるタイプー!!」気になる商品全部いただきま~す!

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―――では田辺さん、気になる商品から順番に召し上がってみてください!

田辺 : まずはこれかな~、なんですか? 一度も見たこともない。

花岡 : これは「松月堂」の「きみごろも」という卵のお菓子です。ふわっふわですよ♡

田辺 : 私ふわふわには目がないので、それを聞いたら食べずにはいられませんね!
(お菓子をフォークに刺す) え!!わ、なに!?やばい!!この刺し心地!こんな感覚、初めてです。まだフォークで刺しただけなのに興奮してます!すごいですね。


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田辺 : いただきまぁ~す。


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田辺 : あらーーーーー!!まーー!!やさしい♡♡

花岡 : メレンゲに砂糖やハチミツを入れて、寒天で固め、周りを卵黄で包んで焼いています。とても上品な味わいですよね。

田辺 : これは今まで食べたことがない。めちゃくちゃ美味しい!とても丁寧な仕事を感じます。メレンゲは卵の質がすごく大事なので、卵も相当こだわって使っているはずです。

谷口 : お~!さすがですね、田辺さん!県産の新鮮な卵を厳選し、メレンゲも手作業で泡立てられています。手作業でないとその食感は出せないそうです。ちなみに、黄卵で包んだ表面を一面一面焼くのも手作業なんです。

「松月堂」さんは県北東部の宇陀市という場所に1店舗しかないので、奈良県でもなかなか買えない希少なお菓子なんですよ。

田辺 : まぁね~。わ、手作業ですか。確かにメレンゲのお菓子は、泡立て方が決め手なんですよね。見た目からは想像できないくらい手が込んでいる。すごく繊細な味ですもの。


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田辺 : あ、冷たい。これは凍っているのかしら?あら、しかも名前のセンスが良い、「柿こーり」。かき氷みたいなお菓子ですか?

谷口 : 中に一口サイズの干し柿が入っていて、周りを吉野葛で固めています。冷凍商品なのでキンキンに冷やした状態もオススメですが、今お出しした半解凍がオススメです。そちらは田辺さんお気に入りの「柿バター」と同じお店「柿の専門いしい」のお菓子ですよ。

田辺 : え!!私の大好きな「柿バター」の!今、めちゃくちゃ期待値が上がりました。

花岡 : (開けた状態を見て)良かった、ちょうど良い半解凍です。まずは半解凍を召し上がってみてください。

田辺 : はぁーい。いただきま~す。


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田辺 : ・・・ん、これは!うわー!んんーーー!!

(しばし悶絶)・・・私、こういうもっちりした食感大好きなんです。葛の独特な。口の中で溶けてぷるんっとする。もう大好きです♡

谷口 : 奈良県は柿の収穫量が全国2位で、五條市は県内有数の産地。そして、全国的にも有名な奈良の名産、吉野葛。その二つの特産品を合わせた奈良県ならではのお菓子です。

田辺 : 本当にこれ美味しいです。えっ、この中の柿って本当に干し柿ですか?いわゆる干し柿感が全然ない。ジューシーで確かに甘みは強いけど、とても自然な甘さですね。

谷口 : このお菓子を作っている「柿の専門いしい」は、店名の通り柿の専門店なんです。規格外の柿を使って常に新しい柿のお菓子を作ることに挑戦しているお店なんですよ。

花岡 : 田辺さん、冷凍庫から出したばかりのものも用意したので、食感の違いを楽しんでみませんか?


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田辺 : あっこれは!!全然違う!!(深く頷いて)うん、これ全然違ってどっちも美味しいです。

凍っていても決してカチカチじゃない。でも、もっちもちまではいかない。んー、なんて言ったら良いんだろう・・・ぷるんでもないし。サクットロンッみたいな感じ。あらー!これは選べない。どっちも美味しいなんて、どうするんですか!?


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田辺 : この細い、上品なパッケージのこれはなんですか?

谷口 : これは、奈良県で400年以上続く老舗「御菓子司 本家菊屋」の「御城之口餅(オシロノクチモチ)」というお菓子で、あの豊臣秀吉が美味しいと言った名品です。弟の秀長が「兄の秀吉公をもてなす茶会をするから何か珍しい菓子を作るように」と、このお店の祖先・菊屋治兵衛に命じて作らせたそうです。

田辺 : 私、歴史には全然詳しくないんですけど、やっぱり“秀吉”ってパワーワードを聞いたからには気になりますね。教科書の人が食べて美味しいって言ったお菓子って、すごくないですか?私、そういうのに弱いんです。


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田辺 : こーれは、バランスが素晴らしいですね。これ、あんこの美味しさが印象深いんですが、それはきな粉の香ばしさが引き立てているから。きなことあんこがお互いを高め合っています。そして、このとろけるようになめらかなお餅なら、きっと大福サイズにしても絶対美味しいはずですけど、このサイズ感に抑えているところが上品。

谷口 : さすがです、田辺さん。このお菓子はきな粉たっぷりの和菓子「鶯餅」の元祖とも言われており、味が濃く希少な国産青大豆きなこが決め手のお菓子です。またお餅もこだわっていて、近江産の餅米からついているお餅を使っています。

田辺 : まぁね~!もちろんこの和菓子自体がものすごく美味しいからなんですけど、秀吉の名前効果でさらに美味しく感じます。わ、緑茶にもすごい合う! これは贈り物に喜ばれそうですね。


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田辺 : あらー、かわいい!これ、女子はアガりますね!

谷口 : そちらは奈良市の「多口製菓」が手がける「神鹿物語」という最中です。奈良県内のおみやげ屋さん各所で取り扱いがあって、女性の定番みやげとして人気です。今日はアーモンドミルクあんを持ってきましたが、季節によって桜あんや栗あんも登場します。

田辺 : アーモンドミルクを最中で食べるのは初めてですね。


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田辺 : あ!わ!これは食感が楽しい♪アーモンドのつぶつぶをしっかり感じます。このミルクあん、すごくコクがありますね。美味しい。

谷口 : アーモンドは県産のハチミツでキャラメリゼしたものを、そしてミルクあんの中には吉野柿が入っています。

田辺 : え!柿!?ここにも柿が!これは若い世代に受けそうですね。やっぱりアーモンドの余韻がすごく良い。紅茶やコーヒーに合わせたいですね。


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田辺 : こっちもかわいい。けど、すごい大きさですね。

花岡 : 奈良市内を中心に専門店を展開する「まほろば大仏プリン本舗」の「まほろば大仏プリン」です。これは大きいサイズで、通常サイズの5倍以上、500mlあります。同店でこのサイズは週に一回だけ入荷しています。

田辺 : あらー!まー、本当大きい。この大きさは夢ですね。(蓋をあけて)あ!すごい卵の香り。(スプーンを入れて)あ!!もう、これはもう好きな予感です!固めですね。私は固め派なので、良かった!


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田辺 : んー!プリンといったらこれです、という味!やだー、これ美味しい♡卵と牛乳をしっかり感じます。プリンは一度やわらかい方へ足を踏み入れたんですけど、やっぱり固い方に戻ってきました。

ちょっと、カラメルも確かめたい・・・深くてなかなか届かない(笑)。(カラメルを食べて)うん、求めてる通りの味。苦くない。ほろ苦でもない。ほろほろほろ苦くらいのごく控えめな苦さ。たまに苦すぎるカラメルにあうと、悲しくなってしまうんですよね。

プリンってみんなプリン生地を味わいたいのに、カラメルがせっかくのプリンの良さを消してしまうことがあるんです。だけど、このプリンのカラメルは混ぜても良い。生地本来の卵・牛乳の味を引き立ててくれます。美味しい。これは売れるの分かります。


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田辺 : これはなんだろう、細い筒状の渋いパッケージ。ずっしり重いですね。

谷口 : 県北中部の天理市にある小さな和菓子屋さん「錦の里 清流庵」が手掛ける自然派お菓子です。干し柿を一本にぎゅっと巻いています。今日は柿、ゆず、あんずの三種類を持ってきました。

田辺 : 柿の中にゆず!?ちょっと想像がつかないな。ラッピングが厳重。何が出てくるかワクワクします。え、わ、なにこれ、えーーー!

花岡 : ふふふ。干し柿を何個も使っている、干し柿ロールです!とても贅沢な味わいなんですよ。薄く切って楽しむのですが、ぜひお好みの厚さにカットして召し上がってください。

田辺 : (切った途端)わ!香りが!!ゆずの香りが立ち上がりました!わ、すごい!!


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田辺 : こーれは!この干し柿は正統派ですね。自然な甘みで余計な演出をしていない。じっくりと美味しい。そこにゆずが入ったことで一気に華やかな印象になって、干し柿の美味しさがものすごい際立つ。

谷口 : ゆずは皮だけを使って香りを添えている程度とのことですが、すごく印象深いですよね。ワインと一緒に召し上がる方も多いみたいです。

田辺 : あー絶対合います!これ、本当に薄~く切って食べるのが美味しい。

花岡 : クリームチーズと合わせたり、刻んでサラダなどに入れたりしても美味しいですよ。

田辺 : オシャレ。私、干し柿の印象が今日で変わりました


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田辺 : この黄色いパッケージも気になります。

谷口 : 同店で2020年お菓子部門年間売上第1位「生わらび餅」です。そのまま飲めるんじゃないかというくらい、プルプル、とぅるんとぅるんなんです。


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田辺 : 私、わらび餅大好きです。(蓋を開けて)わー!すごーい!こーれは!こんなの見たことない。これをお店でスルーしていたとは・・・もったいなかった。私、わらびもちって黒蜜をべったりかけるイメージでしたけど、これはきな粉だけで食べるんですね。

谷口 : はい。ちなみにきな粉にも砂糖は入っていません。たっぷりかけて召し上がってください♪

田辺 : あらーやだ~。うわー美味しい!これ、本当になめらか!飲めるわらび餅というのも頷けますね。きな粉だけって果たしてどうなの?味に物足りなさを感じるんじゃないかな?って、今ちょっと心の中で思っちゃっていたんですけど・・・いらぬ心配でした。

花岡 : 国産本わらび粉と甘藷というサツマイモからとれるデンプンでできています。自然素材のみを使って長時間丁寧に練り上げて一晩寝かせることで、このなめらかな口溶けになるそうです。最終工程は必ず人の手で仕上げているのもこだわりです。

田辺 : シンプルなお菓子こそ、手がかけられているんですよね。素材も工程も少ないからどれも手が抜けない。これはみんな大好きですよ。年間売上第1位、納得です。


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田辺 : これ知ってます!なかなか買えないラムネですよね、SNSで見ました。

谷口 : “幻のラムネ”と話題になった、イコマ製菓の「レインボーラムネ」です。県北西部の生駒市で作られていて、お店で買いたい人はハガキで申し込むのですが、倍率30倍くらいなのでなかなか購入できません

谷口 : え、ハガキですか!そして30倍!すごいですね。そんな希少なものを、ありがとうございます!うれしい。いただきます!


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田辺 : (一粒食べる)あ!あら!いままでのラムネと違います。口に入れてもすぐ溶けない。ずっといます。あらー、ずっといてくれます、口に。噛むのがもったいない。これは、この大きい粒がポイントなんですね。幸せがずっと続きます

あ!突然ほろほろと溶けてなくなりました。外側は固めだけど、中がほろほろ。これは頭使う人にオススメですね。糖分がスッと入ってくる。「まほろば館」さんでも抽選販売ですか?

谷口 : 同店では先着順で、毎日数量限定で販売しています。開店と同時に完売することも珍しくないので、お早めにいらしていただくと良いかと思います!


忖度なし!田辺さんが本気で選んだ“タナベミー賞”を部門ごとに発表

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―――それでは、召し上がった商品の中から“タナベミー賞”として各部門ごとに表彰してください!まずは「きみごろも」からお願いします。

田辺 : “衝撃の食感部門”です!

一見素朴なんですけど色がすごくキレイで、パッと一瞬で目を引かれました。メレンゲのお菓子は数々食べたことあるけど、こんなにふわふわでやさしくて美味しいのは初めて。

そして、本当にこれまでに体験したことがない食感。ふわふわと聞いていたのに、フォークで刺した瞬間まず驚きました。刺してるのに刺してないみたい。噛むとまるで雲みたいな軽さ。ふわふわは一瞬で、すぐにするするする~って雪みたいに消えていく。衝撃的。

味もものすごく良い。初めて食べるんですけど、ちょっと懐かしさを覚えるような親しみやすい甘みなのも良いですね。これはぜひ一度食べてほしい。ただ気をつけないと一瞬で1パック全部食べちゃいます。(笑)


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―――続いて、「柿こーり」はいかがですか?

田辺 : 夏にピッタリなので“夏の夜の夢部門”です。これは夏の夜に食べるのが夢です。今年叶えます。

一同 : 良いですね!

田辺 : なにより私が驚いたのは、中の干し柿の甘みとフレッシュさです。干し柿とは思えないくらいみずみずしい。柿って甘いんですけど、酸味も香りもあまりないからお菓子にあまり向いていないんですよね。だから、柿をスイーツにするってすごく難しいと思います。

柿の良さを引き出し、盛り上げてくれているのが周りの吉野葛の存在。葛の独特の食感で包むことで柿の自然な甘みやジューシーさが際立ちます。出合ったことのない柿スイーツでした。

そして、溶け具合で全然違う食感が楽しめる!凍っている状態も半解凍もどっちも本当に美味しすぎて、私はどっちで食べたら良いのか選べない。どっちも美味しいから困っちゃいます。


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―――どんどんいきましょう!続いては「御城之口餅」をお願いします。

田辺 : ズバリ“秀吉を身近に感じます部門”です!あんこ、お餅、きなこ全部が上質。バランスがバツグン。でも、やっぱりこのお菓子の主役はあんこなんです。とても美味しい。

あんこは炊くのも難しいんですけど、甘みをどうするかも難しい。甘みが強すぎると一気にいやらしくなってしまう。このあんこはきな粉の香ばしさに負けない、それでいて勝ちすぎない絶妙な甘さなんですよね。このあんこじゃなかったら成立しない。途端に崩れてしまいますね。

花岡 : 田辺さん、さすがです。こちらは今でも大釜を使ってあんこを蒸気で一気に炊き上げています。火力があるから炊き上げる時間が短く、あんの仕上がりが違ってくるそうです。

田辺 : まぁね~!秀吉さんと同じお菓子を食べられるって本当にすごいこと。教科書の人なのに少し身近に感じられました。


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―――「柿えくぼ」はいかがですか?

田辺 : “これからの推します部門”ですね。これを食べて、私、これから干し柿を推していきたいと思いました。いや、これは本当いろんな方に知ってもらいたい!!

薄ーく切ってちょっとずつ食べているのに、気付いたら全部食べ終わってしまう後引く美味しさ。柿がゆずとこんなに仲良くできるって知りませんでした。

正直、干し柿って一個食べるのがやっとなんです。途中で飽きちゃうから。でもこれは一本に何個もの干し柿が使われているのに、全部食べ切れちゃう。ゆずが入ることで、甘ったるさがないんですよ。さわやかですっきりとした後味になるから、止まらない。これはすごい!


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―――いよいよ最後、「生わらび餅」をお願いします!

田辺 : “THE シンプル部門”で!これはきな粉だけで食べるというシンプルさが良いですね。シンプルだからこそ伝わる美味しさがあります。きな粉がものすごくきめ細かいのもポイント。しっかりとわらび餅に絡んで、香ばしさは添えるけどのど越しは邪魔しません。

言うまでもなく、わらび餅がバツグンに美味しいから成立するんです。ねっとりもっちりとろける食感がこのスイーツの醍醐味。その食感を支えるだけの甘さが良い。これも気をつけないと秒で全部食べ切っちゃう。本当やばいです(笑)。これを常温で持ち帰れるというのもうれしいですね。


まとめ

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―――これで表彰が終わりました。改めて、奈良のスイーツはいかがでしたか?

田辺 : 私、反省してます。奈良のこと、知らなすぎました。奈良の食べもの、もっと流行ってほしいです。私が知らなかっただけかもしれないんですけど、こんなに美味しいものがたくさんあることをもっと知ってほしい。

失礼な言い方かもしれないけど、奈良のスイーツに目新しさはないんです。ちょっと渋かったり、“あぁ、あれね”と知った気になっているものも多い。でも、それを良い意味で裏切って飛び越えてくる。食べると衝撃的に美味しいものばかりでした。

花岡 : そうですね。派手さはないかもしれませんが、味はしっかり美味しい、間違いないものばかりです。素材にこだわるのはもちろんなんですけど、仕事がどこまでも丁寧なお店がすごく多いからだと思います。

田辺 : 今日散々柿の話をしてきましたが、実は私、柿はそんなに得意じゃないんです。でも、奈良の職人さんたちの手にかかると本当に美味しくなる。素材の活かし方が本当にすごい。私、今日で本当に柿好きになりました。当分、柿スイーツ見たら反応しちゃうと思う。

谷口 : 柿スイーツ、まだまだオススメありますよ♪ぜひ移転リニューアルオープンした「奈良まほろば館」へいらしてください。その時は「柿バター」もご用意しておきます。

田辺 : わー!大人買いしちゃいそうです。ぜひ伺わせてください♪

奈良まほろば館
所在地:東京都港区新橋1-8-4 SMBC新橋ビル1・2階
電話番号:03-6263-9656(ショップ直通)
最寄駅:新橋



   

田辺智加(ぼる塾)

女性カルテット「ぼる塾」のメンバー。「給料の8割はスイーツに消える」と公言するほどのスイーツ好き。夢の一つは、世界中のスイーツを食べ歩くこと。

[公式Twitter] @chi0314ka
[Instagram] @chikaxxsweet
[公式YouTube] ぼる塾チャンネル



取材・文/君島有紀
撮影/土佐麻理子

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