「私、本当に美味しくないと美味しいって言わないので」田辺さんが本気で食べます

「北海道はすごい」“タナベミー賞”を勝手に表彰!ぼる塾・田辺さんが選ぶ名品スイーツ(北海道どさんこプラザ)_222980

「給料の8割はスイーツに消える」と公言するほど、スイーツ好きのぼる塾・田辺さん。その知識と的確なコメント力が評価され、各メディアで商品開発やスイーツ紹介企画などを担当し、紹介したスイーツは次々と売り切れになるなど話題になっています。


そんな田辺さんの夢の一つは、世界中のスイーツを食べ歩くこと。そこでレッツエンジョイ東京では、コロナ禍で自由に旅することができない今、旅気分を味わえるご当地スイーツに注目!アンテナショップで見つけたスイーツを田辺さんが食べ比べ、本当に美味しいと思った名品を“タナベミー賞”として勝手に表彰しちゃう企画を、全3話の連載でお届けします。

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本企画では、都内の人気アンテナショップの中から3道県を各回でピックアップ。旅気分と新たな出合いを求め、美味しいものを本気で食べて、ご紹介します。

白い恋人だけじゃない!?こんなにあったオススメ10品/北海道どさんこプラザ 有楽町店

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―――初回は「北海道」です!


田辺さん(以下敬称略) : 私、今年初めて北海道に行ったんですよ。もう頭抱えましたね、食が素晴らしすぎて。結局お寿司を食べて満足したんですけど、ラーメンもジンギスカンも食べられなくて、悔しい~ってずっと思っていて。だから、今回北海道のスイーツが食べられてうれしいです。


佐々木さん(以下敬称略) : お店の全スタッフが自信を持ってオススメできる10品を、新商品・定番・隠れた名品など織り交ぜて選んできました。どれも北海道ならではの美味しいものですので、田辺さん、ぜひ召し上がってください!

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今回のラインナップをご紹介しましょう。


(左上から時計回りに)

①「北海道なまらでっかいシュー」(ベイクドアルル/540円)

②「クリームあんドーナツ」(わらく堂/594円)

③「三方六」(柳月/680円)

④「焼きたてチーズタルト」(きのとや/583円)

⑤「#CHACOCHEE(チャコチー)」(ヨーグルト専門店CHACO/1,981円)

⑥「ふらの雪どけチーズケーキ」(SHINYA/1,400円)


(器の中。左上から時計回りに)

⑦「牧家の白いプリン」(牧家/884円)

⑧「ハスカップジュエリー」(morimoto/1,001円)

⑨「マロンコロン(ウオナッツ)」(小樽あまとう/196円)

⑩「ジェラート(温泉ミルク)」(リコリコ/399円)

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―――JR有楽町駅前にある「北海道どさんこプラザ 有楽町店」店長の佐々木さんが、選りすぐりのスイーツ10品を持参してくれましたよ!


田辺 : 「どさんこプラザ」さんって交通会館の中にあるお店ですよね。私、よく寄らせてもらってます~。


佐々木 : 本当ですか、ありがとうございます!


田辺 : ジンギスカンとロイズのバトンクッキー、あとアレ、袋に入ったつぶつぶのおかき、じゃがいもの・・・なんて名前だったかしら。


佐々木 : じゃがいもコロコロですか?


田辺 : そう!じゃがいもコロコロ!その3つには、いつも本当にお世話になってますねぇ~。でも、その3つが好きすぎてそればっかり。今日のスイーツもどれも食べたことがない。通っていても知らないものですね。


佐々木 : いつもご利用ありがとうございます。今日は悔いを残さないよう、ぜひ新規開拓していってください!


田辺 : はぁ~い!ご当地スイーツってこれまであまり深掘りできてなかった分野。私、本当に美味しいものにしか美味しいって言わないので、今回の“タナベミー賞”も勝手に表彰するとはいえ、めちゃくちゃ真剣に選びますよ!

「はい出たー!高いハードル簡単に超えてくるタイプー!!」気になる商品全部いただきま~す!

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―――では、田辺さん。一番気になる商品からいってみましょう!


田辺 : じゃあ、まずはコレから。ハッシュタグ?のパッケージ。中が見えないけど何かしら?


佐々木 : 今年の4月から取り扱いを始めたばかりの、「CHACO(チャコ)」の「#CHACOCHEE(チャコチー)」という大型ルーキー的な存在の商品です。さすが、目のつけどころが良いですね。


田辺 : まぁね~!スイーツを選ぶ時、パッケージは重視しないんですけど、これはオシャレですね。でも中身が見えないから謎過ぎて手を出しにくいかも。

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田辺 : あらー♡わ~、かわいい!!“映え”ですね、これは。女子が好きなやつだ。勝手にチョコレートかと思っていたけど、コレはチーズケーキですか?


佐々木 : はい、チーズケーキです。おっしゃる通り、中身がわからないので店でも聞かれることが多く、「アニメに出てくるチーズのような見た目」と伝えると反応が良いですね。ギフトとしてもよく選ばれています。


田辺 : これは差し入れにしたら、絶対喜ばれる。さっそくいただきまぁ~す。

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田辺 : あらー!!!!♡♡♡


佐々木 : ちょっと不思議な食感じゃないですか?冷凍商品なんですが、溶け具合によって3種類の食感が楽しめます。今日は4時間くらい冷蔵庫で解凍したので、中間よりも少し溶け気味になっていると思います。


田辺 : これは・・・美味しいです。さっぱり。でも、ちゃんと濃厚さもある。食べてすぐはさっぱりしているのに、口の中でじわ~っと濃厚になっていく。これ、すごく良い酸味ですね。


(再度一口頬張って)コレ、すごく良い酸味です!!


佐々木 : 2回(笑)。ありがとうございます。実はこれ、札幌のヨーグルト専門店が作っているチーズケーキなんです。全体の90%がヨーグルトとクリームチーズでできています。


田辺 : ヨーグルト!酸味って苦手な人も多いんですけど、この酸味はすごく心地良い。私、自分でチーズケーキを作る時は酸味をレモンに頼ってしまうんですけど・・・そうか、ヨーグルトかぁ。この素晴らしい酸味。これは一箱いけちゃう。やばいです。ずっと美味しい。


佐々木 : 本当に全然手が止まらないですね(笑)。気に入っていただけてうれしいですが、次の商品もありますので・・・。

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田辺 : 次は、ハスカップのゼリー?ですか? 私、ハスカップ大好きなんです。


佐々木 : ハスカップのジャムがサンドされている焼き菓子です。ハスカップの主要産地でもある千歳市の「morimoto(モリモト)」というお菓子屋さんが作っているんです。


田辺 : あ、ちゃんと見たら「ハスカップジュエリー」だった。やぁだー、すぐ勘違いしちゃう。え、でもジュエリー?ハスカップジャム?これは期待が高まりますね。


佐々木 : 昭和53年からずっと愛され続けている、北海道が誇るロングセラースイーツです。道民にはおなじみなんですが、道外の人にはあまり知られていません。隠れた名品でもあります。

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田辺 : あらー♡♡♡まぁ~、上品~!まわりをチョコレートでコーティングしているんですね。いただきま~す。(一口食べる)あらー!あらー!あらー!んー♡これは!中に挟まっているハスカップジャムがめちゃくちゃ美味しい。しかもこれ、冷やしてくれてます?


佐々木 : はい、冷蔵商品なので。周りのチョコレートもそうですが、中にバタークリームがサンドされているから、溶けると食感が変わってしまうんです。


田辺 : この白いやつ、やっぱりバタークリームですか!私、自分の中で今一番推しているのがバタークリームなんです。バタークリームは時代遅れみたいな扱いだった頃もあるんですけど、ほかでは代わりの効かないすごく良い仕事をするんですよね。

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田辺 : これ、それぞれが結構個性的。バタークリームは独特のコクがあって、ハスカップジャムもしっかり酸味がある。このチョコレートに意味がありますね。ただコーティングすれば良いと思っているお菓子も少なくないけど、これはチョコがないとたぶんバランスが崩れますね。


一同 : さすがですね!


田辺 : まぁね~。


佐々木 : 実はそれ、クーベルチュールチョコレートなんです。あと、バタークリームにもアーモンドのプラリネが使われています。


田辺 : えー!そんな丁寧な仕事を!やっぱりめちゃくちゃこだわってますね。すごく良いバタークリームだと思いました。クーベルチュールかぁ。いやらしくないんですよね、チョコの風味が。主張しすぎないで、全部の個性を上手にまとめてくれてますよね。

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―――続いては、どの商品が気になりますか?


田辺 : えっとこれはマロ・・・ンコロン?栗のお菓子ですか?ウオナッツって書いてありますね。


佐々木 : 小樽の老舗洋菓子店のお菓子「マロンコロン」です。ウオナッツはくるみですね。有楽町店ではほかにカカオやチーズなど全部で4種類扱っているんですが、マロンコロンとして全部合わせると販売個数トップの人気商品でもあります。「どさんこプラザ」の変化球の商品として持ってきました。


田辺 : トップ!それなのに変化球なんですか?


佐々木 : いえ、味わいはもう間違いないんです。ただ、こう言ってはなんですが・・・トップがこれってちょっと意外だと思いませんか?意外性という意味で変化球です。ちなみに栗は入っていません。栗のようにコロコロしていることから命名されたそうです。


田辺 : 栗入ってないんですか? あらー、なんだかいろいろ気になるわ~。(袋を開けて)わー!なんですか、このうれしい厚みは♡いただきまぁ~す!

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田辺 : あらあらー♡♡♡♡♡これは、バターが!バターの味がものすごく良い!!あと、食感がめちゃくちゃ楽しい!ん??これ、生地を重ねてますか?


佐々木 : はい。サブレを3枚重ねています。販売当初は真ん中にジャムを挟んでいたらしいのですが、サブレだけを重ねてサクサク感を追求したそうです。


田辺 : んー、これは♡確かに見た目は素朴で派手さはないけど、食べてみるとトップの味です。売れるの、わかります。ボリュームがあるように思いましたけど、驚くほど軽くてあっさりしていて、クドさが一切ないからペロリと食べきれちゃう。

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―――次の商品は、水色が目を引くかわいらしいパッケージですね。


田辺 : そうそう、このチーズケーキは「どさんこプラザ」さんで以前見かけてからずっと気になっていました。(フタを開けて)やだぁ~、すごいきれい~!雪景色ですね。え!これ、3日もかけて一つ一つ手作りされているんですか?


佐々木 : はい。これは富良野市で100年以上続く菓子司「新谷(シンヤ)」が富良野の景色をモチーフに作ったケーキ「ふらの雪どけチーズケーキ」です。私もスタッフも、北海道のスイーツならこれを紹介すれば間違いない、という自負があります。前から気になっていたとのこと、食べていただけてなおさらうれしいです。

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田辺 : わーーー♡こんなことってあります?こんなに何層にもなって!このきれいな断面見てください。あ!これもしかして、下はハスカップのジャムですか?


佐々木 : 4層構造になっています。生クリーム、クリームチーズ、ジャム、ほろほろと崩れるタルト生地・パートシュクレです。ただ、ジャムはハスカップではなく、手間のかかる山ぶどうをベースにブルーベリーを加えたものです。香りと深みのある甘さと酸味を楽しんでいただけます。


田辺 : わー、すみません。自分が好きだからってジャムを見たらすぐにハスカップを期待してしまって(笑)。山ぶどうというのも珍しいですね。では、いただきまーす!

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田辺 : ・・・(無言)。


(食べ終わったところで、満面の笑みを浮かべて親指を立てる)


佐々木 : おー!これは初めての反応ですね。気に入っていただけましたか?


田辺 : すごい♡やだ、すごすぎる♡これはやばい♡なにこれ、なにこれ。これ考えた人、天才ですね(再度笑顔で親指を立てる)。私、なんで見ただけでこれ買わなかったんだろう~。今まで知らなかったの、悔しい~。私のばかばか~!


佐々木 : 今日、出合うためだったんです、きっと。


田辺 : そうかもしれない♡今、すごい感動してます。どこを食べても美味しい。ずっと美味しい。これは3日かけないと作れない味。素材の良さも前面に出ていますが、それ以上に丁寧な仕事を感じます。当たり前ですけど、すごい考えられているスイーツですね。

田辺さんが勝手に表彰!“タナベミー賞”を部門ごとに発表

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―――それでは、試食した商品をそれぞれ“タナベミー賞”として部門ごとに表彰していただきます!まずは、「ふらの雪どけチーズケーキ」はいかがでしょう?


田辺 : こちらは“THE HOKKAIDO部門”ですね。


一同 : お~~~~!!(拍手)


田辺 : 天才です。紛れもなく天才ですよ。何がすごいってバランスなんです。「チーズケーキ=濃厚」と考える人って案外多くて、濃厚さはもちろん重要な要素なんですけど、それだけに頼っているものも多いんです。


これは上のふんわり生クリームの力がすごい。私、生クリームにもめちゃくちゃこだわりがあるんですけど、このクリームは全部なめちゃいたいくらいに美味しい。下のクリームチーズもコクがあってすごく美味しいけど、もしそれだけだったら「あぁ濃厚なやつね~」で終わってた。


ふんわりクリームと酸味のやわらかいジャム、ほろほろのタルトを合わせることで、その濃厚さが一気に正義になる。こんなに美味しいのに「美味しいでしょう?」って押し付けてこない奥ゆかしさがあるんですよね。たぶんそれが北海道素材の持つ表現力の深さなんだと思います。

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―――続いて「#CHACOCHEE」は?


田辺 : “新世代ケーキ部門”で!チーズケーキが続いてしまうけど、これこそ忖度してない結果ですよね。


チーズケーキは“濃厚”に頼りがちの風潮がありますが、このケーキの濃厚さは今日初めて体験しました。あっさり、酸味、濃厚と口の中で刻々と進化していく。今日一番可能性を感じたケーキでした。


3種類楽しめる食感も面白い。サクッシャリッとした食感の後、口に入れたとたんになめらかになる。そのあと一瞬でスーッと引いていく感じも良い。気づいたら消えている。これは一生食べていられます。


今日は半解凍でしたが、冷凍のままでも全解凍でもきっと美味しい。まさにヨーグルト専門店にしか作れない斬新なケーキです、これは。


うわー、本当は教えたくないな。秘密にしておきたいくらいすごく美味しい。知られちゃったらブームがきちゃう。品切れになる前に買いだめしようかな。

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―――田辺さんが大好きなハスカップの商品「ハスカップジュエリー」をお願いします。


田辺 : これは・・・“初恋の味部門”ですね。


一同 : きゃーーーーー♡♡♡


田辺 : チョコレート、クッキー、ハスカップジャム、バタークリームの4つで構成されるこのスイーツ。結構主張が強いメンツがそろっているから喧嘩しそうなのに、こんなに上品にまとまっているのはクーベルチュールチョコレートの力だと思います。


でも、このスイーツのメインはやっぱりハスカップジャムなんですよ。私、このジャム大好きです。単体だと甘みも強いけど、酸味も強くてパンチがある。それを全部一緒に食べると、まるで初恋のトキメキのようなキュンとする甘酸っぱさに印象を変える。


ほろほろとした繊細な食感が儚くて、食べ進むとキュンと少し切なさを覚えて、最後の余韻はほんのり甘い。これは本当に恋のようなスイーツですよ♡

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―――それでは、最後の商品「マロンコロン(ウオナッツ)」は?


田辺 : “こだわりのバター部門”です!


一同 : お~~~~!!(拍手)


田辺 : 私、バターにはうるさいんです。あっさりめのバターが好きで、自分で焼き菓子を作る時にもすごくこだわりを持っています。ここのバターは、たぶんものすごく私好みのあっさりとしたモタれないバターを使っているはず。ただ、このお店がバター推しじゃなかったらどうしよう・・・でもこの美味しさは、絶対バターのはずなんです。


佐々木 : いやもう本当にさすがです、田辺さん!生地は道産の無塩発酵バターと健骨卵、チョコは100%スイス産純チョコを用いています。素材だけでなく製法にもこだわっていて、機械ではその味が出せないと一つ一つ手作りしていて一日5,000個しか製造できないんです。


田辺 : まぁね~!手作り、やっぱり~♡だって、バターにこだわってなかったら、絶対このあっさり感は出せないですもん。

まとめ

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―――これで全部門の表彰が終わりました。田辺さんが初めて目にする商品もありましたが、北海道のスイーツはいかがでしたか?


田辺 : 今回思ったのは「北海道はすごい」ということですね。北海道って名前がつくだけで期待が高まるから、最初からハードルが少し高めだと思うんです。でも、どれもそこを軽々と超えてきましたね~。


佐々木 : 私たち「北海道どさんこプラザ 有楽町店」で新たに扱う商品は、北海道外へ発売して1年以内のもののみに限定しています。3カ月テスト販売して上位になった商品だけまた3カ月延長、半年後にTOP10近くに入った商品だけが、常設棚へと移動できるというシステムをとっています。


田辺 : えー!あのお店の中で、そんな熾烈な戦いが繰り広げられていたんですね!


佐々木 : はい。ほかにも条件はいろいろあって、それは道外の方に北海道の良さをもっと知ってもらうという目的があるからです。今日持ってこれなかった商品にもオススメがたくさんあります。


田辺 : 次は素通りしないでちゃんとチェックしなくちゃ。また寄らせてもらいますね~!

北海道どさんこプラザ有楽町店
  • 所在地

    東京都千代田区 有楽町2-10-1 東京交通会館 1階

  • 最寄駅

    有楽町

  • 電話番号

    03-5224-3800

田辺智加(ぼる塾)

田辺智加(ぼる塾)

女性カルテット「ぼる塾」のメンバー。「給料の8割はスイーツに消える」と公言するほどのスイーツ好き。夢の一つは、世界中のスイーツを食べ歩くこと。

取材・文/君島有紀

撮影/土佐麻理子

気付きと出会える、おでかけの連載「Hat!」

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本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2021年07月14日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。