【表参道・原宿】一人で暇つぶし♪ゆっくり時間つぶしできるスポット6選

東武鉄道の社長を務めた実業家・根津嘉一郎（初代）が蒐集した日本と東洋の古美術品コレクションを展示する「根津美術館」。

尾形光琳筆「燕子花（カキツバタ）図」などの国宝7件や、鈴木其一（キイツ）筆の「夏秋渓流図」をはじめとした重要文化財91件を含む7,600件以上を所蔵しています。

同館では絵画や書蹟、青銅器、茶の湯の美術など、多岐にわたる所蔵品を魅力的に紹介するため、それぞれの特性に合わせた趣の異なる6つのギャラリーで、毎回テーマの異なる年7回の展覧会を開催しています。

本館から一歩外に出ると4棟の茶室を含む約17,000㎡の庭園が広がっており、ひっそりと佇むカフェで庭園を眺めながら休憩すれば優雅なひとときを味わえます（庭園、カフェの利用は美術館入館者のみ）。

表参道のランドマークとして長年親しまれてきた「同潤会青山アパート」の跡地を活用した複合施設「表参道ヒルズ」。

建築家・安藤忠雄氏が手掛けた建物は、表参道の景観と環境の調和をテーマに、本館、西館、同潤館の3館に分かれています。

本館内の中央には、地下3階～地上3階の6層にわたる吹抜け空間と大階段を大胆に配置。その周りを囲む長さ700mの「スパイラルスロープ」は、表参道の坂と同じ勾配で設計されており“第二の表参道”ともいわれます。

地下3階～地上3階の6フロアにわたり、上質で個性的なファッション、ビューティー、カルチャー＆アートなど約100ショップが入居。コンテンポラリーアートがそろうショップや、イベントスペース、ギャラリーもあり、さまざまなイベントを通して多様なカルチャーを発信しています。

全館軟水を使用するなどお湯に徹底的にこだわった「南青山　清水湯」は、都会のど真ん中である表参道にある銭湯。明治時代に創業して以来、この地で100年以上も営業している老舗です。

平成20（2008）年にリニューアルした館内は、清潔感のある明るい雰囲気。熱した石に水滴が落ちてミストが発生するロッキーサウナも人気です。

タオルのレンタルやアメニティーの販売もありお風呂グッズが充実しているので、手ぶらでも立ち寄りOK。湯上がりには、フロントの前にあるバースペースでビールやソフトクリームを楽しむこともできます。

神宮前交差点の一角に構える東急プラザ表参道「オモカド」。原宿・表参道を代表するビルらしく、流行をリードするファッションブランドやカフェなどがひしめく商業施設です。地下1階～7階建ての館内には、20以上のお店が入居しています。

6階のテラス部分は「おもはらの森」という名の庭園で、都会の真ん中で空と森を楽しめるようになっています。ケヤキやイロハモミジ、シラカシ、クスノキなど日本在来の樹木が植えられており、晴れた日には鳥のさえずりに囲まれながら思い思いの時間を過ごせます。

おもはらの森には、“天空のスタバ”と呼ばれるスターバックスコーヒー 東急プラザ表参道「オモカド」店が隣接。庭園の緑を眺めながらティータイムを楽しめます。

神宮前交差点にある商業施設、東急プラザ原宿「ハラカド」。“多様な人々の感性を刺激する、新たな原宿カルチャーの創造・体験の場”をコンセプトに、2024年4月に開業しました。

地下1階～地上7階建ての館内には、70以上の店舗が集結。G階（グランドフロア）と地上1階には、国内外のアパレルや雑貨など、さまざまなライフスタイルブランドのショップが入ります。

5・6階レストランフロアには多種多様な飲食店がズラリ。“原宿のまちの食堂”をコンセプトに、日常的に通いたくなるようなお店もそろいます。6階は開放的な屋上テラスとシームレスにつながっているため、各店舗でテイクアウトしたグルメをテラスで楽しむこともできます。

また同施設は、地下1階に銭湯「小杉湯原宿」を備えているのも特徴の一つ。トレンドの最先端を行く街で湯に浸かる非日常を味わえます。

原宿駅西口から歩いてすぐ、明治神宮の玄関口にある「CAFÉ『杜のテラス』」。

明治神宮の杜との一体感を感じられるよう、木の素材で仕上げた優しい外観とウッドデッキが印象的です。店内のカウンターや家具には、明治神宮の枯損木を一部使用。天然木の温もりや優しい木の薫りが漂い、リラックスできる開放的な空間を演出しています。

店内ではコーヒー・紅茶など各種ドリンクのほか、ケーキやサンドイッチ、アイスジェラートなどを販売。また、同店から参道を北へ少し歩いた場所にある「フォレストテラス明治神宮」内にある「杜のテラス2nd」では、焼きたてパンやピザなどの販売も行っています。