年間600杯ラーメンを食べる、ラーメン女子がナビゲート!
年間600杯ラーメンを食べるラーメン女子、森本聡子です。今回は「東京でチャーシュー麺を食べるならココ!」というお店をご紹介します。
絶対的自信のチャーシューと手打ち麺が堪らない“天下一のチャーシュー麺”/まるえ中華そば
巣鴨駅から徒歩2分、JR山手線の停車駅ということでアクセスもバツグン。どなたでも気軽に立ち寄れる地に店を構えるのがこちらの「まるえ中華そば」です。
高級割烹料理屋さんのような和テイストを感じさせつつ、所々に洋のモダンな要素も取り入れたおしゃれでセンスの光る店構えに、入る前から期待が高鳴りますね。
店主の恵本さんが「天下一のチャーシュー麺を目指す」と謳っている通り、タンドール窯の吊るし焼き製法で仕上げたチャーシューは、豚のうま味が最大限に引き出された逸品。直火で焼くのではなく、遠火でじっくり焼くことでチャーシューの外側はパリッ、中はジュワァっとうま味が広がっていきます。さらに備長炭で長時間焼くことにより、そぎ落とされた余分な脂で燻され、スモーキーな香りや味わいを楽しめるのも特徴の一つ。
また、デフォルトの中華そばにトッピングされるのはもちろんのこと、お好みで+1枚、2枚、3枚・・・と、なんと20枚まで増やせるのも同店ならではの特徴です!すなわち、チャーシューに対する絶対的な自信の表れってことなのでしょう!
本日の一杯、「手打ち中華そば」(900円)。
オープン時から提供し続けている「中華そば」は、当初、恵本店主の出身店である「ラーメン凪」と同じ「だるま製麺」の特注麺を使用していました。しかし、福島県白河市の名店「とら食堂」に感銘を受けた恵本店主は、自身でも手打ち麺を製麺しメニューの一つに加えることに。現在は手打ち麵のみをデフォルトで使用しており、メニュー名にも“手打ち”を冠するようになりました。
そしてこの手打ち麺が私の中で大ヒット!麺肌の滑らかさと極太麺が織りなすモチモチ感が最高です!
現在首都近郊でトレンドとなりつつある極太の手打ち・手揉み麺ですが、その中でも個人的に大のお気に入りなのが、こちらの麺なのです。
スープは豚骨を主体としつつ野菜や昆布、魚の節などで上手くまとめられた“塩スープ”。麺とチャーシューという主役を完璧に引き立たせてくれる設計は見事というしかありません。退店してからも余韻の残る最高の一杯です!
店主の恵本さんは、一人一人に深々としたお辞儀でお客様を見送られます。その真摯な姿勢がこの一杯に表れているんだろうなと安易に想像つきますし、その姿勢に勉強させられることもありました。
心もお腹も満たされる「まるえ中華そば」ぜひ一度足を運んでみてください!
- まるえ中華そば
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所在地
東京都豊島区巣鴨 1-14-1 プラトーサカ1F
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最寄駅
巣鴨
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電話番号
03-5395-8808
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ライター紹介
「女性が一人でもラーメンを食べることの出来るカルチャーを広めたい」そんな思いから食べ歩きを開始して18年。47都道府県を食べ歩き、年間600杯以上を食べるラーメン大好き女子。男性のラーメンフリークが多いなか、タレントとしても活動しながら体型維持も視野に入れたラーメンライフにも注目。人気ラーメン店を貸し切るなどした「ラーメン女子会」を主宰し、とことん女性向けに特化したラーメンイベント「ラーメン女子博」へと進化。2018年には株式会社Ramen Switchを設立し、世界初のラーメンジュエリーブランド「ZURU+.」をリリース。ラーメンの酒『NOODLE SAKE –春華秋冬-』プロデュース・著書『東京ラーメンコレクション』(昭文社)
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※本記事内の情報は2022年09月30日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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