【おでかけ時のポイント】

・居住地やおでかけ先の都道府県の要請に従って行動しましょう

・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう

・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう

・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう

・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう

10店舗のお店で韓国グルメを食べ尽くす/新大久保韓国横丁

新グルメスポット「新大久保韓国横丁」で韓国料理を食べ尽くしてきた_329092

新大久保駅から徒歩6分、大久保通り沿いに「新大久保韓国横丁」はあります。同施設は、日本初となる韓国グルメの横丁。お店の料理は全て韓国出身のシェフが担当し、本場の味を提供してくれます。

 

2021年12月20日(月)にオープンしたばかりでありながら、すでに多くのお客さんが来訪。若い女性だけでなく、仕事帰りのサラリーマンなど、老若男女問わず人気を博しています。

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2階建ての施設は総面積210坪と広々。席数は計450席も用意されています。韓国料理の専門店が集まる1階では、約60mの路地を囲んで10店舗がズラリ!うち8店舗は新業態でのオープンで、ここでしか体験できない味がそろっています。

 

2階は現在準備中で、カラオケやバーなどがオープン予定(2022年1月からのまん延防止等重点措置が解除された後を予定)。さらにフリースペースも用意され、1階の料理やお酒を持ち込んで楽しめる空間になるそうです。

まるで東大門(トンデムン)の夜市!?日本にいながら本場韓国気分♪

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施設内は、どことなくソウルの東大門(トンデムン)の夜市をイメージさせる佇まい。お店の人に聞くと「夜間は明かりを押さえ、夜市のような雰囲気を演出しています」とのこと。施設全体のトーンを統一するなど、世界観にこだわっているそうです。

 

しかし各店舗の内装はさまざま♪韓国らしいカラフルな色使いの店舗も多く、随所で“韓国っぽさ”を感じさせてくれます。

▲ヨスバンバダ

▲ヨスバンバダ

例えば韓国式海鮮屋台の「ヨスバンバダ」。壁には、韓国・麗水(よす)の市場が描かれており、ハングル文字のポスターやメニューも飾られています。本当に韓国に遊びに来ているかのようなムードは、韓国好きにはたまりません!

▲シンサドンホランイ コプチャン

▲シンサドンホランイ コプチャン

レトロポップなお店も多く、思わず写真を撮りたくなる看板やポスターばかり。かわいいデザインがてんこ盛りなので、店内を見て歩いているだけでワクワクしちゃいます。

▲COREANバル シャンパンマニア

▲COREANバル シャンパンマニア

モダンな内装のお店もあるので、にぎやかに食べたいときから、ゆったり飲みたいときまで、その日の気分に応じて店舗を選ぶことができますよ。

料理のオーダーは店舗ごとであるものの、横丁の別店舗で購入した料理を持ち込んだり、隣接する店舗に出前をお願いしたりもできます。


一方で、ドリンクのラインナップは全店舗で統一。いずれのお店でも同じメニューを頼むことができます。生マッコリやチャミスルなどに加えて、生ビールやハイボールなどオーソドックスなアルコールもあるので、料理もお酒も思う存分楽しめます♪

【実食レポ①】ヤンニャムケジャンが美味しい韓国式海鮮屋台/ヨスバンバダ

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ここからは各店の料理をご紹介!まず訪れたのは先ほど紹介した「ヨスバンバダ」。カンジャンケジャンやカンジャンエビをはじめ、ヒラメのお刺身やエビ焼、魚卵スープなど海鮮料理がそろいます。

 

オススメは、生のワタリガニをコチュジャンベースのたれに漬け込む「ヤンニャムケジャン」(2,398円)。見た目のインパクトも大で、友達や家族とシェアするにはうってつけです。

▲手袋をして、手づかみでパクリ!

▲手袋をして、手づかみでパクリ!

さっそくかぶりつくと・・・うま味が凝縮されたワタリガニに甘辛のコチュジャンが染み込みまくり!ピリッとくる辛さの後にカニのうま味がぶわ〜っと押し寄せてきました。韓国焼酎・チャミスルとも合いそうです。

【実食レポ②】SNSで話題のエビチーズフォンデュも!/ホンデポチャ

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せっかくなので、いろんなお店の料理を食べてみたい!というわけで、ヨスバンバダの隣に位置する「ホンデポチャ」の料理をオーダー。

 

同店は新大久保発祥の人気店がオープンさせたお店。横丁内で手軽に有名店の味を楽しめるのはうれしいポイントです。サムギョプサルやチーズタッカルビといった定番の韓国料理がウリですが、今回はSNSでも話題の「エビチーズフォンデュ」(2~3人前2,728円)を。

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3種類のチーズの弾力と、エビのプリとした食感で、食べているだけで幸せ~。ほど良くクリーミーな味わいに箸が止まりません!

 

味以外でユニークなのは、たこ焼き器を使っていること。溶けたチーズがたっぷり穴の中に溜まり、セットの野菜やパンにディップしやすくなっています。カセットコンロで熱し続けてくれるので、常に温かい状態で食べられるのも◎です。

【実食レポ③】テイクアウト料理も大充実/チキン屋、上海ポチャ、チュンヒャンジョン

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続いてはテイクアウトで料理を集めていきます!まずはヨスバンバダのはす向かいにある「チキン屋」へ。「昔ながらのチキン」やフライドチキン、バターガーリックチキンなど豊富なラインナップです。

 

同店の目玉は独自で開発した「ヤンニョムチキン」(小1,078円/中1,848円)。鶏もも肉のうま味を甘めのタレがグッと引き立てます。辛さもちょうど良く、いくらでも食べられちゃいます。次はビールと合わせていただきたい!

  • ▲副菜もたくさん。韓国っぽい

    ▲副菜もたくさん。韓国っぽい

  • ▲濃厚な味噌ダレと麺が絡むと・・・箸が止まらない♡

    ▲濃厚な味噌ダレと麺が絡むと・・・箸が止まらない♡

お次は、東京では珍しい韓国式中華料理店「上海ポチャ」へ。ピリ辛に仕上げたチャンポンやタンユスク(韓国式酢豚)など、韓国テイストの中華料理はどれも気になるものばかり。

 


中でもイチオシは、韓国の国民食である「ジャジャー麺」(825円)。甘くて濃厚な味噌ダレに、もっちもちの太麺が絡まれば・・・お、美味しすぎる!日本人も大好きな味つけで、リピート必須です。

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シメにはあっさり目の料理が食べたい!と歩き回ってたどり着いたのは「チュンヒャンジョン」。韓国では学校帰りによく食べるという、チヂミやトッポキなど韓国の屋台グルメを提供しています。


これこれ!こういうのが良いんだよ〜と「野菜キンパ」(858円)を購入。具材はたくあんやハム、玉子焼きとたっぷりで、軽やかながら食べ応えもバッチリです。ド真ん中の味に大満足でした。

一度では回りきれない!そのほか気になるお店の料理をピックアップ

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気になるメニューはまだまだあります!「マポ豚足」では、茹でた豚肉とキムチや野菜を巻いて食べる「ポッサム」(小 2,178円/中 2,838円 ※上写真)に注目。パワフルですが、重たくないので、モリモリ食べられます。


こちらの看板メニュー、お手製の「豚足」もぜひオーダーしてみて。漢方の材料で6時間も煮込んでいるため、とろけるように軟らかいんです。甘味のある豚の油と、独特の香りでクセになる人も多いのだとか。

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ソウルでは新沙洞(シンサドン)で流行しているホルモン焼きも横丁内で食べられます。提供しているのは「シンサドンホランイ コプチャン」。なかでも「チュコプLAカルビ焼 盛り合わせ」(2~3人前 4,158円 ※上写真)は、味わっておきたい一品です。

 

マルチョとイイダコ、LAカルビを激辛にアレンジ。うま味と辛味の強烈パンチは、ヤミツキになること間違いなし。他にも「チュコプセ焼」や「チュコプセ鍋」など注目グルメも用意されています。

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お肉が食べたいなら「漢江の奇跡(ハンガンノキセキ)」の「冷凍サムギョプサル」(1人前1,188円)を。サムギョプサルを冷凍したままスライスし、ひと口サイズにカットしているので、食べやすいのが特徴です。


冷凍サムギョプサルは1980年代の韓国でブームとなり、最近再び注目されているメニュー。話題のメニューをいち早く食べられるのも、韓国グルメ専門の横丁ならではです。同店では通常のサムギョプサルやカルメギザル(豚ハラミ)なども提供しているので、食べ比べも楽しんでみて。

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韓国の家庭料理専門店である「第一食堂」では、目を引く料理が目白押し。釜蓋で焼くサムギョプサルやプルコギ、じっくり煮込んだ「牛骨餃子カルクッス」など見た目だけでも食欲をそそる料理が盛りだくさんです。

 

オススメは「釜蓋チュムルロク」(2~3人前2,838円 ※上写真)。自家製のヤンニョムソースで熟成させただけあって、とっても味わい深いんです。甘辛い味が好きな方にはたまりません。

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恵比寿や新宿にも店舗を構える「COREANバル シャンパンマニア」も横丁内にオープン。チヂミやトッポギなど韓国料理も用意されていますが、チェックしたいのは名物の「泡包餃子」(6個550円~)です。


パリとした皮と、ジュワッ〜とあふれる肉汁が特徴の餃子は、ニンニク入りとなしが選べるのもうれしいところ。ソースは「自家製バジルソース」や「馬路村の柚子ソース」など6種類から選べます。

まとめ

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韓国グルメの専門店が集まった「新大久保韓国横丁」。夜市のようなムードに、韓国の懐かしい料理から最新グルメまでがそろい、日本にいながら韓国旅行した気分に浸れました。

 

各店舗の料理を持ち寄って一度に味わえるのも魅力的。気に入った場所で、好きな料理を食べる・・・自分好みの組み合わせを探してみるのも面白いかもしれません。

新大久保韓国横丁
  • 所在地

    東京都新宿区大久保 2-19-1 セントラル大久保1・2F

  • 最寄駅

    新大久保

  • 電話番号

    03-6205-9910

取材・文・写真/ナツ(DOCUMENT)

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2022年02月23日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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