東京でおすすめの初日の出スポット

65年以上にわたって愛され続ける東京のシンボル。展望フロアはもちろん、タワー足元のフットタウンにも魅力が満載！

昭和33（1958）年に完成した「東京タワー」。高さ333mの総合電波塔で、自立式鉄塔としては「東京スカイツリー(R)」が誕生するまで約51年にわたり日本一の高さを誇ってきました。 高さ150mのメインデッキからは、東京の景色を東西南北から一望できます。晴れた日には、富士山や房総半島までも見渡すことができます。デッキ内には、伊勢神宮より天照大神の御神霊をお招きした「タワー大神宮」も鎮座。同じフロア内にある「OFFICIAL SHOP THE SKY」にて御朱印をいただくこともできます。 事前予約制の「トップデッキツアー」ツアーに参加すれば、高さ250mのトップデッキへ昇ることも。ドリンクやフォトカード撮影などのおもてなしを受けながら、より高所からの東京の景色を楽しめます。 体力に自信のある人には、メインデッキまで続く約600段を歩いて上る「オープンエア外階段ウォーク」がオススメ。所要12～13分、幼稚園児でも15分程度で上り切れるので、達成感や充実感を味わいたいファミリー層などにも人気です。 タワーの足元にある5階建ての商業施設「フットタウン」には、お土産店、フードコート、アミューズメント施設などが充実。タワーとフットタウンそれぞれで季節ごとに様々なイベントが開催されているので、何度でも訪れたくなります。 東京タワーはその美しい佇まいも大きな魅力。「ランドマークライト」と呼ばれるライトアップは白を基調とした“夏バージョン”とオレンジを基調とした“冬バージョン”の2パターンがあります。また、毎週月曜の夜に月毎に指定された12色のカラーで輝くインフィニティ・ダイヤモンドヴェールも実施しています。 2023年に開業65周年を迎えてなお、進化を続ける東京のシンボルとして今でも輝きを放っています。

水遊びや釣り、野鳥観察を楽しめる水辺の楽園。春は潮干狩りでにぎわう

荒川と旧江戸川の河口に位置する「葛西海浜公園」。「東なぎさ」「西なぎさ」という二つのなぎさと、海域から成る海上公園です。 「東なぎさ」は環境保全のため立入禁止のエリア。100種類以上の鳥類をはじめ、魚類・貝・カニ・プランクトンなど沢山の生きものが生息しています。その豊かな生態環境から、東なぎさの全域を含む園内の367haはラムサール条約湿地（※）に登録されています。 「西なぎさ」は、葛西渚橋を渡った先にある入園可能なエリア。広い砂浜の目の前には東京湾が広がります。年間を通して完全予約制バーベキュー広場「なぎさBBQ」を利用できるほか、夏季限定で「海水浴体験」も可能。釣りやスポーツカイトなどのレクリエーションを楽しむこともできます。 例年4～6月には、西なぎさの干潟で潮干狩りを楽しむことも。シオフキガイ、ハマグリ、ヤマトシジミ、マテガイなどが採れ、潮干狩りシーズンには多くの人々でにぎわいます。なお、同園は、最寄りの葛西臨海公園駅から徒歩でアクセスすることができます。 ※水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約。1971年、イランの都市ラムサールで開催された国際会議で採択されました ■潮干狩りについて ・資源保護のため、稚貝（アサリの場合は殻長2.5cm＝ほぼ10円硬貨の大きさ以下、ハマグリの場合は殻長4cm以下のもの）の採取は禁止されています ・貝は撒いておりません ・牡蠣殻が落ちていることがありますので、履物をご用意ください 【設備情報】 トイレあり、足洗い場あり、自動販売機 【レンタル用品】　 双眼鏡、スコープ（無料） 【販売】 潮干狩りグッズなど

ハイキングコース沿いに見どころがズラリ！一年を通して多くの登山客が訪れる霊峰

東京の奥多摩と青梅の間に位置する標高929mの「御岳山（ミタケサン）」。古くから霊峰として崇められてきた名峰です。 麓の「滝本」駅からケーブルカーで中腹の「御岳山」駅まで行くことができ、駅周辺に広がる御岳平からは都心まで見渡せる眺望を楽しめます。また、山中にはレンゲショウマの群生保護地があり、夏の開花シーズンを迎えると多くの観賞客でにぎわいます。 4時間程度で周れるハイキングコースも整備されており、途中には第10代・崇神（スジン）天皇の時代に創建されたと伝えられる「武蔵御岳神社」、眺望がすばらしい「長尾平」、大小8つの滝の集まる「七代（ナナヨ）の滝」、鎖を掴んで這ってのぼる「天狗岩」、苔むした岩の間を清流が流れる「ロックガーデン」、落差10mの「綾広の滝」などの見どころが豊富にあります。 山中には宿坊が多数あり、日帰り入浴や食事ができるところもあります。