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  1. 東京国立博物館「親と子のギャラリー 博物館の音楽会」レポート

    • 展示コーナーは大きく「たたく」「はじく」「ふる」「ふく」に分かれています。これは「ふる」コーナー。
    • 正倉院に伝わる楽器「螺鈿槽箜篌(らでんそうのくご)」「螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんげんかん)」(模造)
    • 展示されている楽器の音が聞けるコーナーも。奈良時代に作られた本物の阮咸の音も聞けますよ!
    • 江戸時代の「楽人形」。楽器や顔の表情の細部まで精巧に作られた雅楽師たちは今にも動き出しそう。
    • 埴輪「腰かける巫女」は左腰に鈴鏡を装着。鈴鏡は実物も展示されているので見比べてくださいね。
    • ハンズオン・アクティビティでは笙(しょう)や篳篥(ひちりき)など、雅楽で使われる楽器にも挑戦!

     お父さん、お母さん! お子さんに夏休みをエンジョイさせてあげていますか? 東京国立博物館(上野)で開催中の「親と子のギャラリー 博物館の音楽会」に行ってみませんか? 「親と子のギャラリー 博物館の音楽会」は、東京国立博物館の入館料さえ払えば無料で楽しめ、大人もこどもも遊びながら知識が身につきます。冷房がきいた涼しい博物館で、楽しくってアカデミックな夏の一日を過ごしましょ♪
    レッツのアートスタッフが見どころをたっぷりレポートします!

    ♪おすすめポイント1♪
    静かな博物館で音楽会とはこれいかに?
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     東京国立博物館は日本の貴重なお宝が集まる場所。「親と子のギャラリー 博物館の音楽会」は、そんな貴重なお宝を「音」に注目して見てみようという試みです。楽器を持つ埴輪(はにわ)や、珍しい昔の楽器、音の出る法具など、普段なかなか見られない「音」に関連したお宝が勢ぞろいしています。
     例えば約1500年も前のハニワ君たちは宗教儀式のために楽器を使っていたのだとか。現在私たちがエンターテインメントとして楽しんでいる音楽のルーツは、ずいぶん神聖なものだったようですよ。
     人類の歴史とは切っても切れない深い関係がある「音」の世界を、展示物を通して親子で楽しんでくださいね。

    ♪おすすめポイント2♪
    絵の中の楽器を探してみよう!
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     「模写 阿弥陀聖衆来迎図(部分/写真上)」は人が亡くなるときに阿弥陀如来が魂を迎えに来る様子を描いたもの。仏教信仰のひとつである浄土教では、「九品往生(くぼんおうじょう)」といって、生前のおこないにより、極楽浄土への行き方が九つの階級に分かれるのだとか。この来迎図はいちばん豪華なVIPコースを描いたもの。よーく見るとさまざまな楽器を奏でる菩薩さまたちが描かれていて、なんともにぎやかで幸せそうです。この来迎図に描かれている楽器のいくつかは、実物が展示されているので、お子さんと一緒に探してみてくださいね。来迎図の中ではどんな音楽が奏でられているのか想像してみるのも楽しいですよ!

    ♪おすすめポイント3♪
    実際に楽器をさわってみよう!
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     2010年8月8日(日)、15日(日)、21日(土)、22日(日)の4日間は、本館入口付近でハンズオン・アクティビティ「楽器に挑戦!」を開催。実際に楽器をさわったり、鳴らしてみることができますよ。金剛鈴(こんごうれい)や神楽鈴(かぐらすず)、ほら貝などの珍しい道具もいっぱい。どんな音がするのかお楽しみに!

    ♪おすすめポイント4♪
    他の展示室にも行ってみよう!
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     国立博物館では「親と子のギャラリー 博物館の音楽会」以外にもさまざまな展示が行われています。平常展や特別展、特集陳列などにも「音」に関する展示物が潜んでいるはず。いろいろな展示室をまわって、探してみてくださいね! きっと充実した一日になりますよ!


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    親と子のギャラリー 博物館の音楽会
    期間:8月3日(火)~9月5日(日)
    場所:東京国立博物館(上野)
    http://www.enjoytokyo.jp/museum/event/349269/
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    親と子のギャラリー 博物館の音楽会2010/8/6

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  2. 国立新美術館「オルセー美術館展2010」展覧会レポート

    • イケてる!(1)
    • 会場は国立新美術館の2階。ここから展覧会はスタートします。大きなパネルに期待感MAX。
    • 第1章の「1886年-最後の印象派」。手前はクロード・モネの作品「日傘の女」。
    • 「ゴッホとゴーギャン」は第5章。耳きり事件で有名な因縁の二人は同じ章に展示です。
    • 第10章「装飾の勝利」には、ヴュイヤールの室内装飾画9点セットのうちの5点を展示。
    • 音声ガイドを担当する元宝塚の陽月華さん。ゴッホの「星降る夜」の前でインタビュー。
    • ゴッホの「自画像」などがプリントされたiPhoneケース。どれもステキすぎて迷うー!

     アート好きな方なら薄々感じているかもしれませんが、最近“印象派”という言葉を見たり聞いたりする機会が増えたと思いませんか?
     その理由は、フランスはパリ、オルセー美術館の改装工事。改装中のギャラリーを飾っていた印象派とポスト印象派の名画115点がいっせいに日本にやって来るのです。

     それら115点の名画が見られるのは、国立新美術館で開催中の「オルセー美術館展2010-ポスト印象派」。日本では過去にも大規模な「オルセー美術館展」が数回開催されていますが、今回は桁違いの規模。しかも出展作品115点のうち約60点はオルセー美術館からの初来日、というから見逃せません。
     この空前絶後の展覧会への期待感を胸に、さる5月25日に開かれた内覧会へ行ってまいりました! レッツアートスタッフが見つけた展覧会の魅力をたっぷりレポートします。

    ■ポスト印象派って何?
     本展のテーマである「ポスト印象派」とは印象派以降、つまり1880年代半ばから1900年ごろまでにフランスで活躍した画家たちを総称する言葉。代表的な画家にはセザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラなどがいます。
     本展は第1章の「1886年-最後の印象派」から第10章の「装飾の勝利」まで、印象派から新印象主義、ポン=タヴェン派やナビ派などの「ポスト印象派」を芸術の潮流に沿った展示構成になっています。
     それぞれの作品はあまりにも個性的。「ポスト印象派」という言葉でひとくくりにしてしまうにはもったいないくらいバラエティに富んでいます。めくるめく名画の数々に飽きることがありません。作品点数も多いので、1回見ただけでは不完全燃焼気味。何度も通いたくなる展覧会です。

    ■日本初公開のルソー「蛇使いの女」に注目!
     アンリ・ルソーの「蛇使いの女」(写真:上)はチラシやポスターにも使われている、本展の目玉作品の一つ。「オルセー美術館展2010」はオーストラリア、日本、アメリカで開催されますが、この作品は日本展のために特別に出品されたもの。もちろん日本初公開です。
     絵の迫力が写真では伝わらないのが残念! 熱帯のむせかえるような湿度や獣の鳴き声が聞こえてきそうな臨場感を放っています。ぜひ会場に足を運んで、生の迫力を体感して!

    ■オルセー美術館館長ギ・コジュヴァル氏が登場
     内覧会ではオルセー美術館館長・ギ・コジュヴァル氏が登場し、「100点を超える作品が再び一括して貸し出されることは恐らくないでしょう。この稀有な展覧会が開催できたことを嬉しく思います」と挨拶しました。
     また、音声ガイドのナレーションを担当した元宝塚の陽月華(ひづきはな)さんも登場。「美術展は敷居が高いと思っている人にもおすすめです」とコメントをくれました。

    ■充実のグッズたち
     グッズコーナーも充実しています。作品がプリントされたiphoneケース(3,200円)や、チャーム12種類とカラー6色を自由にセレクトできるオリジナルのトートバッグ(2,940円)とポ-チ(1,890円)のほか、フランスの珍しいお菓子もいっぱい。展覧会の記念に素敵なおみやげをゲットして!
     
    他にも伝えきれない見どころがたくさん。次は皆さんが会場で見つけてくださいね!

    ~~~オルセー美術館展2010 「ポスト印象派」~~~~~~~~~~~~~~~
    会期:2010年05月26日(水) ~ 2010年08月16日(月)
    ↓↓詳細はこちら↓↓↓↓↓↓
    http://www.enjoytokyo.jp/museum/event/319317/
    ※会場内の撮影は禁止されています。

    ↓クリックすると画像が拡大表示されます。

    東京都2010/5/28

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  3. 東京湾クルーズでイタリア気分を満喫!

    • タラップでクルーの皆さんに迎えられ、いざ乗船。これから約2時間の船旅に出発!
    • あ、こんなの発見!ここで船上ウエディングもできるみたいですよ。
    • デッキを歩くと潮風と心地よい波の音に包まれ、すっかりリゾート気分に♪
    • 海景色を眺めながらランチタイム。展覧会の半券チケットでイタリアワインも付いてきます!
    • ショートパスタや魚料理など本格イタリアンのフルコース。食べ応え満点です!
    • 食後はデッキへ。お台場、羽田空港など見逃せない海からの眺めが盛りだくさん。

    この秋、いよいよ国立西洋美術館で『古代ローマ帝国の遺産〜栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ〜』(9月19日(土)〜12/13(日))が開催されます。そこで展覧会と合わせてイタリア気分を満喫できる、東京のとっておきスポットをご案内。私、レッツ特派員の高野にとってイタリアといえば、輝く太陽と青い海!地中海を旅するようなリゾート気分に浸るべく、東京湾クルーズを体験してきました!

    向った先は、ゆりかもめ「日の出」駅からすぐの場所にある日の出ふ頭。早速、乗船受付を済ませ、白く美しいレストランシップ・シンフォニーへ乗船。今回、選んだのはイタリア料理を楽しめる『ランチクルーズ』。美味しい料理と美しい海景色に期待を膨らませながら、船内のレストランへ案内されると、間もなくドラの音が響き渡り、いざ出航!時間はちょうど11時50分。これから約2時間の船旅のスタートです。

    まずは海を一望できるレストランでランチタイムを満喫。料理は野菜たっぷりの前菜からショートパスタ、旬の魚料理、デザートまで楽しめる豪華イタリアンのフルコース!盛りつけも美しく、大満足の内容です。展覧会の開催期間中に半券チケットを提示するとイタリアワイン(グラス1杯)のサービスを受けられるので、料理と合わせて楽しむのもおすすめです。明るいうちからほろ酔い気分で食事を楽しむのも、何だかイタリアのリゾート地での過ごし方っぽくてステキですよね!

    食後はお決まりの船内散策へ。豪華に装飾された船内のソファでゆったり寛ぐも良し、窓の向こうを眺めながら黄昏れるのも良し。だけど、クルーズの醍醐味といえば、デッキからの眺め。潮風を肌に感じながら、まぶしい太陽、青い海と空の景色にぎゅぎゅっと抱きしめられてこそ、イタリアンリゾート気分に浸れる最高の瞬間です。白い船体と木目の甲板も海辺の景色を醸し出し、地中海の島々へ気持ちをトリップさせてくれますよ!

    また、クルーズの途中には、お台場海浜公園、羽田空港、東京ディズニーランドなど見逃せない海景色が盛りだくさん。その中でも私、高野が一番感激したのは、中央防波堤を通過した沖合で、船体が日の出ふ頭を目標に航路を変えた瞬間。
    船から眺めるベイエリアの景色がふっと小さく遠ざかり、青い大海原にぽつんと浮かぶ時間が訪れた時は、ここが東京湾であることを忘れさせ、はるか彼方の地中海を漂っている気持ちにさせられました!

    そんな船旅もそろそろ終盤。最後はレインボーブリッジをバックに記念撮影。やっぱり橋のお腹(?)を真下から眺める景色は迫力満点です!
    たっぷり約2時間かけての東京湾クルーズ、美味しいイタリア料理のも舌鼓を打ち、日常を忘れてのんびり過ごすことができました。

    今回私が乗ったランチクルーズのほかにも、夕焼けが美しいサンセットクルーズ、東京ベイの夜景が素敵なディナークルーズも運行しています。今度はどのクルーズに乗ろうかな。。。
    旅に出たいけど、イタリアまでは遠いな…そんな時、みなさんもぜひ出かけてみてはいかがでしょう?

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    【特集】古代ローマ帝国の遺産 はこちら>>
    http://pr.enjoytokyo.jp/090915rome/

    「古代ローマ帝国の遺産」 展半券サービス詳細はこちら>>
    http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=278107
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    東京都2009/9/1

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  4. アジア初登場!「テオ・ヤンセン展ー新しい命の形ー」展覧会レポ

    • テオさんが持つこの細いプラスティックチューブが、あの巨大なストランドビーストに変身するんです。
    • これはBMWのCMに登場した作品の一部。実際に手で動かせるので是非試して体感してみて!
    • チューブで作った脳や脊髄、神経細胞のパーツ類も展示。手に取ってその精密な構造を確認してみよう。
    • 「2年間生きた」「砂に沈みやすい」などテオ氏の親しみやすいコメントが書かれた解説パネルも必見です!
    • 穴を掘ることもできるという「アニマリス・サブローサ・アドレセンス」。どんな動きをするのか見てみたい!
    • テオ氏の工房を再現した「テオのラボ」では、実際に使っているパソコンや工具、直筆スケッチを展示

    今、国内外で話題沸騰中の不思議な生命体“ストランドビースト”に会える!ということで、日比谷パティオ特設会場で開催中(〜4月12日(日))の「テオ・ヤンセン展ー新しい命の形ー」に行ってきました!ストランドビースト?それって何??と初めて聞く人も多いかも。これはオランダ語で“砂浜生物”という意味を持つ、オランダ人アーティスト・テオ・ヤンセン氏によって生み出されるプラスティックチューブで作られたアート作品。
    風を受けるとボディに取り付けられているビニールの帆が稼働し、ペットボトルに貯まった圧縮空気の力を使って自ら歩き出すのだそう。そして、気になるのが、その誕生について。ストランドビーストはどうやって生まれたのか、来日中のテオ・ヤンセン氏にお話を伺いました!

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    ☆まずはストランドビーストを作るようになったきっかけを教えて下さい。
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    それは今でもよく覚えていますね、1990年9月のことです。天気の良い日で、私はDIYショップでプラスティックチューブを手に入れました。
    これはオランダでは電気配線用に使われているよくあるチューブなんですが、しばらくの間、私はそれを使って遊んでいました。
    すると、三角にすると強度が増し、折り曲げることもできるこのチューブで何でも出来るような気がし、1年だけこのチューブで何か作ってみようと思い立ったんです。
    そして、1年経った頃に動物が出来ました。

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    ☆なぜ“生物”を作ろうと思ったんですか?
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    新しい生命体を作ることで、この世界に生きている生物たちのことをもっと深く知ることができると思ったからです。
    とはいえ、作品作りで実際の生物をモチーフにすることはありません。
    作品はすべて私の頭の中に生まれたイメージを形にした未知の生物ですが、筋肉、神経、脳などのパーツをチューブで作り始めていったら、もともと存在する生物の体の構造や進化のプロセスに非常に似ていることに気づきました。

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    ☆進化のプロセスに合わせて時代設定がされていますが……。
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    例えば「グルトン期」は、ラテン語で“テープ”という意味です。チューブの接合に粘着用のテープを使用していた時代ですね。
    それぞれの時代には作品を作る上での技法や特徴を表した名前をつけています。

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    ☆テオさんにとって“ストランドビースト”はどんな存在ですか?
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    犬や猫のように可愛がる“ペット”のような感覚はなく、地球ではない違う惑星からやって来た“未知の生物”という存在です。
    この生物たちがどのように進化を遂げて来たのかを日本の人々に見てもらいたいと思います。

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    ☆今後、どんなものを作りたいですか?
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    接合部分にパーツ類を使わずにチューブという1つの素材だけを使って作るのが目標です。
    それと冬のオランダは風がとても強いので、それに耐えられる強靭な生物を作りたいですね(笑)。


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    会場に入ると、今回のメイン作品「アニマリ・モデュラリウス」(写真上、テオ氏左)が迎えてくれました!プラスティックチューブの骨格のような姿が迫力満点ですが、脚や尾のイメージがちゃんと伝わり、恐竜のような表情が愛嬌たっぷり。テオ氏いわく、この奥にある作品「アニマリス・ぺルシピエーレ・レクタス」とこの子はおばあちゃんと息子の関係なのだとか。新しい作品を作るときは、前の作品のパーツを流用して使ったりするそう。まさに“生命体”が進化していくのです。
    会場には、まだ手動でしか動かない初期の作品をはじめ、各時代を象徴する全11点を展示。パネルや映像では砂浜を歩く姿も紹介され、そのファンタジックな光景に圧倒されます!
    また、会期中の土日には、会場スタッフが風をあてて作品を動かすデモンストレーションも開催するそうなので要チェック!
    アジア初登場となる展覧会なので、ぜひこの機会にテオの世界観をたっぷり堪能しに出かけてみてください!

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    テオ・ヤンセン展 ―新しい命の形―
    会期:2009年1月17日(土)〜2009年4月12日(日)
    ※2月15日(日)のみ施設点検のため閉場
    http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=215861

    ※会場内の撮影は禁止されています。
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    ↓クリックすると画像が拡大表示されます。

    東京都2009/1/22

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  5. 「近世初期風俗画 躍動と快楽」展覧会レポ

    • (写真1)当時珍重されていたインド更紗が着物や敷物などに描かれているのでチェックしてみて!
    • (写真2)人物中心に描かれている迫力満点の作品。実用的でない長〜いキセルをもってます。
    • (写真3)タッチパネルで作品を拡大。見たい場所を選んでズームにすると細部まで見ることが
    • (写真4)「清水寺遊楽図」。南蛮風俗をオリジナルにアレンジしたファッションはエキゾチック!
    • (写真5)常設展では実物のキセルが見られます。喫煙風俗を描いた風俗画とあわせてチェック!
    • (写真6)1階で同時開催の「躍動する食品サンプルたち」展。ユニークな発想で生まれた作品がいっぱい。

    皆さん渋谷公園通りの「たばこと塩の博物館」が今年で30周年を迎えたのはご存知ですか? これを記念して「近世初期風俗画 躍動と快楽」が開催されると聞いて、レッツのアートスタッフが展覧会に潜入してきました。近世初期(16世紀末から17世紀中頃)の風俗画の魅力をたっぷりとレポートします!

    「近世初期の風俗画」なんて言うと、なんだか小難しそうですが心配ご無用!
    展覧会を入ってまず目に飛び込んでくるのは豪華な金屏風の数々。そこに描かれているのは泣いたり笑ったり怒ったり喜んだり……、今の私たちと同じように毎日を謳歌する庶民の姿なのです。

    例えば京都の街の様子を描いた「洛中洛外図」(写真1、11月16日まで展示)。屏風に近づいて目を凝らして見てみると、お殿様も、お坊さんも、お侍さんも、商人も、遊女も、犬も、牛もいるわいるわ。たくさんの人々や動物たちが今にも動き出しそうなほど細かく描かれています。まるで一つの絵本を見ているようで目がくぎ付け。細部まで見ていると楽しくて時間の経過を忘れてしまいます。
    「お相撲さんをさがせ!」なんて友達や家族や恋人と問題をだしあうのも楽しそう。展覧会にはタッチパネルで細部を拡大して見られるコーナーもあるので、答えあわせに使ってみては?(写真3)

    近世初期の風俗画の舞台はほとんどが京都。清水寺や八坂神社などの京都の名所が描かれている作品も少なくないので、現在の京都MAPを持っていって見比べるのも楽しいかもしれませんよ。

    庶民のファッションにも注目です。「清水寺遊楽図」(写真4、11月12日まで展示)の中には赤い首飾りのようなものをさげた男性がいます。これは南蛮人の衣装の襞襟(ひだえり)を当時の日本人なりにアレンジしたものなのだとか。袴の裾を少しすぼめて南蛮風俗のカルサン風に着るのも流行っていたようです。現代の高校生が制服のズボンを太くしたり細くしたりして悦に入る様子にも似て、何だか可愛らしいですね。
    またインドから更紗が入ってくるようになったのもこの頃。「洛中洛外図」(写真1、11月16日まで展示)の中に描かれている祇園祭の山鉾も更紗で飾られています。更紗の着物を着ている人が描かれている作品もあるのでみつけてみてくださいね。

    時代は変わっても風俗画の中で躍動する人々は今の私たちと共通点もいっぱい。流行に敏感で、ちょっとおちゃめな屏風の中の人々に、あなたによく似た人物が見つかるかも?

    ※作品の一部は会期中に入れ替わりますので、あらかじめご了承ください。

    〜〜〜「近世初期風俗画 躍動と快楽」〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    会場:たばこと塩の博物館
    会期:2008年10月25日(土)〜2008年11月30日(日)
    ↓↓詳細はこちら↓↓↓↓↓↓
    http://special.enjoytokyo.jp/TK/TK081016tabasio.html
    ※会場内の撮影は禁止されています。

    ↓クリックすると画像が拡大表示されます。

    東京都2008/10/31

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  6. 「ミリオンセラー誕生へ!」展覧会レポ−ト2

    • 滑稽新聞定期増刊「絵葉書世界」。空前の絵葉書ブームにのって「滑稽新聞」を凌ぐ人気だったとか。
    • 「滑稽新聞」のあるページでは新聞や雑誌ごとの愛読者を紹介。「女学世界」の読者は男学生!?(笑)
    • 停止円筒式活版印刷機。もちろん印刷博物館だから雑誌の印刷技術の変遷もしっかり解説しています。
    • 作家の国木田独歩は編集長としても活躍。長寿雑誌「婦人画報」他、数多くの雑誌を制作しました。
    • 雑誌「青鞜」(中央)。青鞜とはブルーストッキングのこと。「新しい女性」の象徴だったそうです。
    • 「少年倶楽部」ののらくろ店頭ポップ。「キング」が発売された頃から出版広告も多様化してきます。

    皆さんお待たせしました!
    「ミリオンセラー誕生へ! 明治・大正の雑誌メディア」展覧会レポートの第2回目は、アートスタッフの琴線に触れた楽しい雑誌たちをご紹介します!

    まずはこの展覧会の主役ともいえる日本初のミリオンセラー雑誌「キング」に注目!
    「キング」は大正14年に大日本雄弁会講談社から発行されました。大衆に受け入れられる雑誌をつくるべく、記事の内容も宣伝活動もじっくり練られて誕生した雑誌です。
    書店を飾ったポスター(上写真)には、「出た!新雑誌 キング」という威勢のいい文字と、キングを覗き込む家族の姿が描かれています。どうやら「キング」は世代や性別を問わず、あらゆる人々をターゲットとした大衆紙だったようです。
    内容は大人向けの小説から子供向けの童話、海外情報にハウツーものにサイエンス……と盛りだくさんです。ターゲットもジャンルも細分化されている現代の雑誌を見慣れている私たちにはかなり新鮮。家族全員が一つの雑誌をほのぼのと楽しんでいた時代がちょっと羨ましい気がします。

    続いては風刺雑誌「滑稽新聞」。発行人の宮武外骨は記事が検閲にひっかかって発行禁止処分を受けたことに抗議して、「自殺号」という名の廃刊号を発売します。が、それもつかの間、ちゃっかりその翌月に「大阪 滑稽新聞」を発行します。
    宮武外骨のウィットに富んだ反骨精神がなんとも小気味いい「自殺号」と「大阪 滑稽新聞」を一緒に見ることができますよ!

    女性誌の変遷も興味深いところ。明治45年に創刊された平塚らいてう編集の「青鞜(せいとう)」は女性による女性のための文芸雑誌。男性編集者による良妻賢母主義的な女性誌ばかりだった時代に、「青鞜」は女性たちに新しい価値観を提示しました。
    「青鞜」なくしては今の女性の活躍はなかったかも? あらためて雑誌の役割の重さを感じます。

    現在も発行されている雑誌のルーツを辿るのも楽しそう。例えば「中央公論」の前身は「反省会雑誌」という名の宗教雑誌で禁酒をアピールしていました。
    創刊から100年経った今も多くの女性に読まれる「婦人画報」の記念すべき第1巻第1号を見ることもできます。
    いろいろな楽しみ方ができる「ミリオンセラー誕生へ! 明治・大正の雑誌メディア」。きっと見る人の数だけ楽しみ方があるはず。皆さんも雑誌の世界を自由に楽しんでくださいね!

    ↓展覧会レポート第1回目はこちら↓↓↓↓↓↓
    http://www.enjoytokyo.jp/id/art_staff/162697.html

    〜〜〜「ミリオンセラー誕生へ! 明治・大正の雑誌メディア」〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    会場:印刷博物館
    会期:2008年9月20日(土)〜2008年12月7日(日)
    ↓↓詳細はこちら↓↓↓↓↓↓
    http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=173348
    ※会場内の撮影は禁止されています。

    東京都2008/10/8

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