まるでアート！「キンプトン新宿東京」アフタヌーンティーレポ

【おでかけ時のポイント】

・居住地やおでかけ先の都道府県の要請に従って行動しましょう
・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう

まるで美術館！アート作品に囲まれたスタイリッシュホテル／キンプトン新宿東京

訪れたのは、新宿駅から徒歩約10分の場所。甲州街道を西新宿方面に向かってまっすぐ歩いていくと、目的地に辿り着きます。

ここが、今回ご紹介する「キンプトン新宿東京」。2020年10月にオープンした、サンフランシスコ発のラグジュアリーホテルです。

世界各国にある「キンプトンホテルズ＆リゾーツ」は、全ての施設のインテリアが異なるそう。日本第1号であるここ「キンプトン新宿東京」は、和モダンとポップカルチャーが融合した〝東京なのに東京じゃない〟ような不思議空間。

なのに居心地はバツグンで、とても心地よい時間が館内全体に流れています。

1階エントランスにある大きな絵画には、「おかえり」の文字が。ホスピタリティあふれる同館ならではのアートに、思わずほっこりしてしまいます。

そこから2階へ向かうと、シックなエントランスがお目見え。こちらが今回の目的であるアフタヌーンティーが提供されているレストラン「District-Brasserie, Bar, Lounge（ディストリクト ブラッスリー・バー・ラウンジ）」です。宿泊者以外も利用OKなのがうれしいところ。

店内は広々とした開放的な空間で、とってもスタイリッシュ。レストラン内はエリアごとにインテリアやコンセプトが異なるため、お好みの場所でくつろぐことができます。

中でも人気なのが、緑あふれるテラス席。「ここ、本当に新宿？」と思ってしまうほど、清々しい空気に満ちています。

テラス席も一部は屋根がついているので、雨の日でも安心♪あたたかな日差しがとっても心地よく、まるでリゾート地に旅行しているような気分を味わえます。

多種多様なテーブルがそろっているので、女子会や少人数でのお茶会など、どんなシチュエーションでもカフェタイムを楽しめます。

平日でも予約でいっぱいになるほどの人気店なので、お店を訪れる際は予約がベター。希望の席を伝えれば、あらかじめその場所を確保してもらうこともできます。とくに人気の高いテラス席や半個室を利用したい方は、できるだけ早めに予約をすると◎ですよ。

また、店内には絵画やアート作品が至る所にディスプレイされており、まるで美術館にいるみたい・・・非日常的な気分を味わって、日々の疲れをリフレッシュさせてくださいね。

食べるアート作品！？フォトジェニック＆ゴージャスなアフタヌーンティーを堪能

同店の看板メニューである「アフタヌーンティー」は、平日と休祝日で異なる内容が楽しめる画期的なシステム。季節ごとにテーマや素材が変わるため、何度訪れても新鮮な驚きと感動を味わえます。

2021年春の平日コースは、有名パティスリー「ピエール・エルメ・パリ」とのコラボレーション（5,500円、サービス料別途、3時間制）。8種のスイーツ、3種から選べるメインメニュー、サラダ、おかわり自由のドリンクがセットになった、満足度が非常に高い内容です。

しかも平日は9時から17時L.Oのオールデイスタイル。つまり、いつでもアフタヌーンティーを楽しむことができちゃうのです！

8種のスイーツは、イチゴをふんだんに取り入れた目にも鮮やかな逸品ぞろい。一つ一つが宝石のように輝き、食べるのがもったいなくなるほどの華やかなビジュアルです。

もちろん「ピエール・エルメ・パリ」の代名詞ともいえる絶品マカロンもラインナップされていますよ。

一口サイズの「ニューヨークチーズケーキ」は、なんと同店のためだけに考案されたオリジナルスイーツ。ここでしか味わうことのできない超レアな一品です。

風味豊かなチーズケーキと、ザクザク食感のクッキー生地、そしてイチゴのさわやかな酸味・・・“幸福”がギュギュっと詰め込まれたような極上の味わいを、心ゆくまでご堪能あれ♪

イチゴと一括りにいっても、調理法によって美味しさは無限大に広がります。じっくり“鑑賞”して、味わって。おなかだけでなく、心も満たされていくのを実感します。

メインメニューは「パンケーキ」「エッグベネディクト」「ブリオッシュフレンチトースト」の中からセレクト。 今回は、お店イチオシの「ディストリクト シグネチャーエッグベネディクト」をオーダーしました。

半熟卵をからめて一口食べると、その食感にビックリ！通常のエッグベネディクトはマフィンが土台になっていますが、こちらはクランペットというスポンジのような生地を使用しているのです。

口当たりの良いフワフワ生地だけでなく、焦がしバターと隠し味にはウニをたっぷり使ったコク深いソース、そしてしっとりとした食感のサーモン。もう、美味しくないわけがありません！

サラダはお口直しにうってつけの一品。みずみずしい野菜や果物は、噛むごとに素材のうま味が増幅してゆきます。

おかわり自由のドリンクにも、並々ならぬこだわりが注がれています。約10種類のラインナップには、「ピエール・エルメ・パリ」のスイーツの風味を再現した紅茶や、人気店「ONIBUS COFFEE（オニバスコーヒー）」のセレクションドリンクなどが勢ぞろい。

中でも「ピエール・エルメ・パリ」のスイーツを再現した紅茶の「イスパハン」は、再現度の高さに驚くこと間違いなし。スイーツととともに紅茶を味わったり、食後にコーヒーを堪能したり、思う存分、リッチなアフタヌーンティータイムを満喫してくださいね。

今回は平日の内容をご紹介しましたが、休日のアフタヌーンティーも見逃せません。こちらは趣がガラリと変わり、現代アートをモチーフにしたカラフルなメニューを楽しめます（6,490円、サービス料別途）。

平日、休日ともにメニュー内容は随時変更されるので、ぜひ公式サイトをチェックしてからおでかけしてくださいね♪

ちなみに1階には、気軽にふらりと立ち寄ることができるカジュアルなカフェ「The Jones Café|Bar（ザ・ジョーンズ カフェ＆バー）」が。

ニューヨークのコーヒーショップ「バーチコーヒー」のコーヒーが飲めるのは、日本ではこのお店だけなのだとか！ドリンクだけでなくスイーツも絶品ぞろいな上に、テイクアウトもOKなのがうれしいポイント。

2階でアフタヌーンティーを堪能したあと、1階でコーヒーやスイーツをテイクアウトして、おうちで楽しむ・・・なんて使い方もオススメですよ。

まとめ

最先端のホテル、と聞くと、なんだかハードルが高いイメージがありますよね。しかし「キンプトン新宿東京」は、ラグジュアリーなのにとてもアットホームな雰囲気で居心地もバツグン。頑張っている自分へのご褒美に、大切な人へのおもてなしに。ここでしか味わえない特別な時間を堪能して、エネルギーチャージしてくださいね。

取材・文・写真／牧 五百音

※2021年6月4日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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