アメリカ発クラフトブルワリーの旗艦店/B by the Brooklyn Brewery

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東京メトロ・茅場町駅10番出口から徒歩約4分の場所にある複合施設「K5」。その地下1階にある「B by the Brooklyn Brewery(ビー バイザ ブルックリンブルワリー:以下、B)」は、アメリカを代表するクラフトブルワリー「Brooklyn Brewery」の世界初のフラッグシップ店です。


1988年にニューヨーク・ブルックリン地区で創業した「Brooklyn Brewery」。麦とホップをたっぷり使ってつくる「ブルックリンラガー」が話題を呼び、世界30カ国以上で愛飲され、アメリカのクラフトビール業界に革命を起こしたパイオニア的な存在です。

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店内はニューヨークのビアホールを思わせる黒やブラウンを基調としたシックな空間。ここで飲めるのはブルックリンラガーなどの定番商品はもちろん、「B」でしか味わうことができないニューヨーク直輸入のビールやオリジナルビアカクテルなど約20種類です。

▲「WELCOME TO BROOKLYN」(2,300円)

▲「WELCOME TO BROOKLYN」(2,300円)

はじめて「B」を訪れるという人には、セミナー形式のクラフトビールとタコスのペアリングセット「WELCOME TO BROOKLYN」(写真2,300円)がオススメ。定番のブルックリンラガー、ブルックリンソラチエース、ブルックリンディフェンダーIPAの飲み比べができます。


タコスは、アンガスビーフのカットステーキがのった「カルネアサダ」や燻製唐辛子とトマトのマリネチキンがのった「ティンガデポヨ」、新鮮な鯛とアボカドがのった「鯛のセビーチェ」の3種が付いてくるのでとってもおトク(※ビールとタコスは季節により変更あり)。


芸術の街ブルックリンに端を発した「B」。音楽やアートとコラボしたイベントも随時開催しているので、ドリンク片手にカルチャーに浸りたい人にもオススメです。

B by the Brooklyn Brewery
  • 所在地

    東京都中央区日本橋兜町3-5 B1

  • 最寄駅

    日本橋

  • 備考

    電話番号:03-6661-0616

東京では稀有なジビエ料理を手軽に/TOKYO CAMP Produced by PORTE

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FinGATE TERRACE(兜町第4平和ビル1階)のオープンテラスに店を構える「TOKYO CAMP Produced by PORTE(トーキョー キャンプ プロデュースド バイ ポルテ)」。


フードトラックをテラスに横付けした店舗形態で、平日のお昼限定営業ですが、近辺で働く若い世代からも注目を集めているユニークなお店なんです。

▲「白胡麻と長ネギのジビエキーマカレー」(1,000円)

▲「白胡麻と長ネギのジビエキーマカレー」(1,000円)

同店最大の特徴は、メイン料理にジビエを使用している点。オススメは「ジビエビンダルカレー」(1,000円)と「白胡麻と長ネギのジビエキーマカレー」(1,000円)です。


ジビエビンダルカレーは、大航海時代にインドのゴアにて“インドのスパイス”と“ヨーロッパのお酢”が出合い、作られたとされる歴史あるカレー。PORTEではバルサミコ酢の酸味を効かせた猪肉を使用しているそう。


白胡麻と長ネギのジビエキーマカレーは、白胡麻をベースに中華味噌で味付けし、鹿肉を使用したカレー。山椒の風味も感じることができ、胡麻のコクがクセになるという一品です。なお2種のあいがけは1,200円で提供されています。

▲トラック前にあるウッドベンチに腰掛けてフードを楽しむのもOK

▲トラック前にあるウッドベンチに腰掛けてフードを楽しむのもOK

ジビエ肉にはジビエ肉の利活用促進活動を行う「くまもとジビエコンソーシアム」のものを使用。また、野菜には台風被害等にあって出荷できなくなった農作物等を廃棄せずに流通させるプロジェクト「チバベジ」のものを採用しています。


このように食を通じてサスティナブルな社会構築に貢献していることから、環境問題に関心を寄せる若い世代が一目置く存在でもあるPORTE。毎週この場所で、オウンドイベント「+1」も開催しており、コーヒーショップやアパレルブランドなどとコラボしたり、ミニマルシェを開催したりと週によって内容が異なるので、詳しくは公式SNSなどをチェックしてみて。

TOKYO CAMP Produced by PORTE
  • 所在地

    東京都中央区 日本橋兜町8-1 兜町第4平和ビル1F

  • 最寄駅

    茅場町

開放的な空間が魅力。朝から夜までくつろげるカフェ/KNAG

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東京メトロ・茅場町駅10番出口直結の複合施設「KABUTO ONE」1階にある「KNAG(ナグ)」。


サードウェーブコーヒーの代表格「Blue Bottle Coffee」や、カカオの一貫製造を行う概念を日本に持ち込んだショコラトリー「Dandelion Chocolate」といった人気ブランドを日本に誘致した株式会社WATが手掛ける、カフェ好き必見のお店です。

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KNAGとはデンマーク語で“コート掛け”という意味。“重いコートを脱ぎ、肩の力を抜いて誰もがほっと一息つける場所にしたい”という思いが込められています。


そのため客席は余裕を持った配置になっており、天井が高いのも印象的。角地に立つメリットを生かした二面採光で、店内は明るく開放感に満ちています。


店内では、同じくWATが運営する人気店「Coffee Wrights」のコーヒーや「Marked」の自家製アイスクリームやベーカリー類の販売も行っています。

  • ▲「キャロットケーキ」(580円)

    ▲「キャロットケーキ」(580円)

  • ▲「季節のデリプレート」(1,300円)

    ▲「季節のデリプレート」(1,300円)

一番人気のスイーツは、レモン汁を混ぜたチーズクリームのフロスティングがのった「キャロットケーキ」(580円)。ニンジンやドライフルーツが入っており、シナモンやカルダモン、クローブなどのスパイスが効いた大人な味わいが人気です。


また、ランチタイムには「Marked」の食材を使ったプレートや定食を提供しています。新鮮な野菜をふんだんに盛り込んだ「季節のデリプレート」(1,300円/コーヒーor紅茶セット+200円)は、彩り鮮やかで食欲をそそる一品。


夜はアルコール類の提供も行っており、時間帯にあったメニューを楽しめるKNAG。近辺で働く人やショッピング帰りのゲストにオススメのチルスポットです。

KNAG
  • 所在地

    東京都中央区日本橋兜町 7-1 KABUTO ONE1F

  • 最寄駅

    茅場町

  • 電話番号

    03-6810-7762

路地裏に佇むマイクロコーヒースタンド/SR Coffee Roaster & Bar

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兜町でほっと一息入れるなら、路地裏に佇むコーヒースタンド「SR Coffee Roaster & Bar(エスアールコーヒーロースター&バー)」がオススメ。


本国スウェーデンの店舗と同じところから生豆を仕入れ、現在は全て国内焙煎した豆でコーヒーを提供しています。

▲ハンドドリップ(540円)

▲ハンドドリップ(540円)

平日は17時まで、土日祝は18時までの営業ですが、コーヒーカクテル(1,000円~)などのお酒のメニューも用意しています。

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店内には8席の飲食スペースが確保されていて自家製の焼き菓子なども販売。仕事の合間などに訪れて、ほっと一息つけるコーヒーロースタースタンドとなっています。


なお、店の奥には「Human Nature(ヒューマンネイチャー)」というナチュラルワインの専門店も同居しており、ワインの角打ちを楽しむことも可能。同じく兜町の注目スポットとして名前の挙がるパティスリー&ベーカリー「Patisserie ease」やビストロ「Neki」のすぐ近くにあるので、フレンチやスイーツでおなかを満たした後ふらりと立ち寄ってみても良いですね。

SR Coffee Roaster & Bar
  • 所在地

    東京都中央区日本橋兜町 9-5

  • 最寄駅

    茅場町

  • 電話番号

    03-6434-0353

アジア初進出のブルワリーで前衛的なビールを/Omnipollos Tokyo

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2020年8月にオープンしたビールスタンド「Omnipollos Tokyo(オムニポロス・トウキョウ)」。同店の母体であるスウェーデン・ストックホルムの「Omnipollo」は、スウェーデンの若きブルワー、ヘノク・フェンティ氏とデザイナー、カール・グランディン氏がプロデュースする新進気鋭のブルワリーです。


店内は約70年にわたって親しまれてきた鰻屋を改装しており、青を基調としたカラーリングで統一されています。

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これまでにスウェーデンで3店、ドイツで1店を出店していますが、兜町の店舗はアジア初進出のお店です。


ビールは素材と製法にこだわったピルスナーから、ブララバマンゴースムージーサワーなどのフルーツビールまで全11種。スラッシーマシーンを使ってシャーベット状にしたビールを液体ビールの上にのせるソフトサーブスタイルは、”Brain Melting(脳が溶けそうになる味わい)”とも形容されるOmnipolloビールの真骨頂!一口目からこれまでのビールの概念を覆されること間違いなしです。

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「ファッション・デザイン・スタイルを総合し、その全てのエクスペリエンスを楽しんでほしい」という創業者二人の思いのとおり、ビールというものが単なるビール以上の存在になることを目指している同店。


店内の壁やグラスにはデザイナーであるカール氏の独創的なデザインが散りばめられており、ビールスタンドにいながらにして感性が磨かれていくのがわかります。歴史ある兜町で前衛的なビールを味わう・・・そんなルースでおしゃれな時間を楽しんでみてください。

Omnipollos Tokyo
  • 所在地

    東京都中央区 日本橋兜町9-5

  • 最寄駅

    茅場町

文/梅田 晋作

写真/掲載スポットの運営元より提供

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本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2023年09月30日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2021年02月17日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2023年09月30日に再公開しております。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。