トピックス

・二人のONのおでかけスタイル
・二人のOFFの過ごし方
・初共演となったお互いの印象
・映画『名も無き世界のエンドロール』の見どころ

外食はもっぱら肉料理の美味しいところ(新田)

岩田剛典×新田真剣佑


――撮影や稽古などで多忙な毎日を送る、岩田剛典さんと新田真剣佑さん。普段からよく足を運ぶスポットは、偶然にも同じ場所だった。

岩田剛典さん(以下、岩田):今日は六本木で取材をさせてもらっていますが、プライベートでも六本木にはよく来ます。

新田真剣佑さん(以下、新田):僕も六本木にはよく来ます。つい一週間ほど前にも、「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」へ映画『新 感染半島 ファイナル・ステージ』を観に行ったばかりです。コロナの影響で最近は行けていないのですが、以前はご飯を食べに出かけることも多かったですね。肉が大好きなので、エリアや和洋中などのジャンルを問わず、肉料理の美味しいお店によく行きます。

岩田:僕は和食が好きなので、魚料理を食べに行くことが多いですね。でも、お仕事の制約がなければ焼肉にもよく行きます。今回の撮影中にも、まっけん(新田さんのこと)とは何度も一緒に焼肉に行きました。

新田:ひたすら肉、肉、肉!って感じで(笑)。焼肉を食べながら親睦を深めていましたね。

――都内で思い出深いエリアは、お二人とも仕事と密接に関わる場所。

新田:僕は「東宝スタジオ」のある成城です。いろんな作品の撮影で何度も訪れているので。今も頻繁にお邪魔しているので、思い出と言うと少し違うのかもしれませんが、気づけばあの地でいろんなことを経験させていただいたように思います。岩田さんの場合は、やっぱり中目黒?

岩田:確かにそうだね。事務所が中目黒にあるのですが、こうして質問をされても出てこないくらい(笑)、僕にとって中目黒はものすごく身近なエリアになっています。


友達と過ごす何気ない時間が、癒しとインスピレーションを与えてくれる(岩田)

岩田剛典×新田真剣佑


――貴重なオフの日には、どのように寛いでいるのだろうか。

新田:キャンドルを灯しながら、お風呂に入って寛ぐことが多いですね。お仕事のことは忘れて、バスソルトなどを入れたお湯にボーっと浸かっていると、心の底からリフレッシュできるんです。自宅のバスルームに窓があるので、その窓を開けて、風を感じながらお風呂に入るのが最高です!

岩田:僕は友人に会うことが多いかな。特に何をするわけでもなく、気の置けない仲間と一緒にお酒を飲みながらダラダラと過ごす時間が一番癒されるんです。友達との何気ない会話の中から、仕事につながるヒントが見つかることもありますし。リラックスのためだけでなく、インスピレーションを得るためにも、僕にとっては大切な時間ですね。最近はそれすらも難しくなっているので、早く世の中が落ち着いて、また友人と気軽に会える日が来ることを願っています。

――近々プライベートでやってみたいことを伺うと、ここでも息の合った答えが。

岩田:秋葉原に行って、家電量販店をゆっくり回ってみたいです。テレビや雑誌などを通じて目にする機会はありますが、実際はほとんど足を踏み入れたことがないエリアなので。あと、いつになるか分かりませんが、もし状況が許せばサバゲー(サバイバルゲーム)をやりたいです!数回やったことがある程度なのですが、あのスリルがたまりません。

新田:それ、僕もお供したいです。実は昔、サバゲ―にものすごくハマった時期があって、M-416D(エアガンの名称)をいまだに持っているんですよ(笑)。今度ぜひ行きましょう!

岩田:そうなんだ。コロナが落ち着いたら、まっけんにサバゲーの“いろは”を教えてもらおうかな(笑)。


天真爛漫なまっけんとは、クランクインしてすぐに打ち解けられた(岩田)

映画『名も無き世界のエンドロール

©行成薫/集英社 ©映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会

――映画『名も無き世界のエンドロール』が、2021年1月29日(金)にいよいよ公開。「第25回小説すばる新人賞」を受賞した行成薫氏の同名小説を映画化した、スリリングなサスペンス・エンターテインメントだ。本作で初共演となった二人だが、お互いの第一印象はどのようなものだったのだろうか。

岩田:まっけんとは、2017年の「日本アカデミー賞」で新人俳優賞にノミネートされたときに初めて顔を合わせていました。今回はそれ以来の共演になったのですが、当時に比べると、少し大人びた印象があったものの、テレビで拝見するまっけんの印象とそんなに変わりませんでしたね。皆さんがメディアを通じて抱いているイメージそのままの人物と言いますか(笑)。現場でも常に明るく、天真爛漫な言動で盛り上げてくれました。

新田:現場でご一緒する以前は、岩田さんにはクールなお兄さんという印象を抱いていました。授賞式で初対面をしたときもあまりお話をさせていただくチャンスはなかったのですが、今回は幼馴染みという間柄を演じるにあたって、初日から気さくに接してくださって、すごくありがたかったですね。とても居心地が良かったです。

――劇中では、何よりも強い絆で結ばれた幼馴染のキダ(岩田さん)とマコト(新田さん)を演じたお二人だが、互いにどのようなことを意識して撮影に臨んだのだろうか。

岩田:映画をご覧になる観客の皆さんに、二人が幼馴染なのだと感じていただけるような雰囲気を、映像を通して表現したいと思っていました。まっけんとは年齢が8つ離れているものの、クランクインして間もないうちに打ち解けられたので、とても自然体のままキダとマコトとして現場にいられたと感じています。実際に試写で観たときも違和感はなかったですね。

新田:岩田さん演じるキダと一緒だと、自然と笑顔になれました。二人で駆けっこをしたり、じゃれ合ったりするシーンもたくさんあったのですが、僕も岩田さんとの年齢差を感じることなく自然に演じられました。ロケ地が地方でずっと泊まりだったので、毎日顔を合わせていたことも、距離が近づいた要因の一つだったと思います。


謎めいたシーンのつながりを推理しながら観てほしい(新田)

映画『名も無き世界のエンドロール

©行成薫/集英社 ©映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会

――佐藤祐市監督は、過去に『キサラギ』 や『ストロベリーナイト』などの作品を手掛けた日本を代表する監督の一人。現場ではどのようなアドバイスがあったのだろうか。

新田:佐藤さんはひとことで言うと、“変な人”でした(笑)。すごく面白くて最高の人です。いつもテンションがおかしいんですよね(笑)。

岩田:早朝からとにかく大きな声をかけてくださるんです(笑)。監督のおかげで現場の士気も高まっていたので、そういう意味ではすごくありがたかったですね。今回の作品はシリアスで重たい内容だったのですが、現場は常に明るかったです。監督はアドバイスをくださるというよりも、僕とまっけんと三人で設定を確認しながら撮影を進めてくださる方だったので、その方法もすごくやりやすかったです。

――撮影中の苦労はほとんどなかったと、口を揃えて言うお二人。しかし、唯一キツかったのが気温。

新田:撮影が真夏だったので、とても暑かったです。特にラストシーンは冬の設定だったので、猛暑の中で厚着をしなければならないのが大変でした。ガレージ内での撮影シーンも多かったのですが、あまり風が入ってこない空間だったので、そこでも苦労しましたね。

――最後に、本作の見どころを語ってもらった。

岩田:大きく分けて二つあると思うのですが、まずは寂しさを抱えた幼馴染み二人が、いつしか別々の道で人生を歩んでいって、でも二人の目的は実は同じで、そのゴールに向かって一緒に歩んでいるという真実を、解明していく面白さです。そしてもう一つが、そのストーリーを観た上で、感じることが人によって違うという点です。観ている人に問いかけるようなエンドロールになっているので、いろんな捉え方をしてもらえたらうれしいです。

新田:人を愛することの意味を考えさせられるストーリーになっていると思います。ただ、人それぞれ感じることが違うと思うので、その違いこそを楽しんでもらいたいです。あと映画の始まりと結末が、全く違う作品のような対比で描かれているので、謎解きみたいな楽しみ方もできるかもしれません。謎めいたシーンや伏線がたくさん散りばめられているので、それぞれがどうつながっているのかを推理しながら観てもらいたいです。


photo:Mariko Tosa
styling:Rino Oketani(W/岩田剛典さん)、Masayuki Sakurai(casico/新田真剣佑さん)
hair&make: SHINYA SHIMOKAWA(BERYL/岩田剛典さん)、Yusuke Kasuya(新田真剣佑さん)
text:Kei Osawa



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PROFILE&INFOMATION

岩田剛典(いわた・たかのり)

1989年3月6日 生まれ。愛知県出身。
2014年に開催された「EXILE PERFORMER BATTLE AUDITION」で合格し、EXILEに加入。現在はEXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのパフォーマー活動を中心に、俳優業、CM出演等、各方面で活躍中。


新田真剣佑(あらた・まっけんゆう)

1996年11月16日生まれ。ロサンゼルス出身。
2014年より日本で活動を開始。『ちはやふる』シリーズなどに出演。2017年、映画『ちはやふる -上の句- / -下の句-』で、第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。



映画『名も無き世界のエンドロール』

映画『名も無き世界のエンドロール』

強い絆で結ばれた幼馴染みのキダ(岩田)とマコト(新田)。2人は10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのし上がり、住む世界の違うある女性に近づき、プロポーズをしようとしていた。だが、実はそれは、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった…。1月29日(金)より全国公開。出演:岩田剛典、新田真剣佑、山田杏奈、中村アン ほか。配給:エイベックス・ピクチャーズ

©行成薫/集英社 ©映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会



情報提供:エイベックス・ピクチャーズ


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※本記事内の情報は2021年01月22日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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