メレンゲ菓子の人気店が日本初上陸!/オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド

こんにちは!スイーツコンシェルジュの「はなとも」です。


今回ご紹介するのは「オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド」。1997年にフランス北部リールに本店を構え、現在ではロンドンやニューヨークなど世界各国に60店舗以上を展開しているパティスリーです。


そんな人気店が2020年6月、日本に初上陸!神楽坂駅から徒歩1分という好立地に路面店をオープンさせました。「街並みや雰囲気がどことなくフランスに似ている」という理由から、神楽坂への出店を決めたのだそう。

お店は3階建て。1階は厨房とショップスペース、2・3階はスイーツやドリンクを提供するカフェスペースになっています。


1階(写真)は豪華なシャンデリアが目を惹く洗練された空間。外国人スタッフたちのフランス語が飛び交い、まるで旅先にいるかのような気分になります。


ショーケースにはクロワッサンやクラミック(フランドル地方のブリオッシュ)などのパンのほか、さまざまなフランス菓子が並んでいます。

同店を訪れたら必ずチェックしたいのが、店名にもなっている看板スイーツ「メルベイユ」(各360円)!


「メルベイユ」はメレンゲとホイップクリームで作るお菓子。日本ではあまり知られていませんが、フランスでは200年以上前から親しまれている、とてもポピュラーな伝統菓子の一つなんです。


日本では取り扱っているお店が少ないこともあり、6月のオープン以降、これを目当てにわざわざ遠方から訪れる人もいるのだとか。フレーバーは全6種類あるので、友達とあれこれ悩んで選ぶのも楽しそうですね♪

その他にも、ラムレーズンを入れて焼き上げた「プリン」やバターたっぷりの「フラマンドル風ワッフル」など、フランス菓子の定番商品がそろいます。


レシピはもちろん、材料もできるだけ本店と同じにすべく、小麦粉やバターはフランスから取り寄せたものを使用しているそうですよ。

ちなみに、ショップスペースに併設された厨房の様子はガラス越しに見ることが可能なので、ぜひ覗いてみて。

イートイン利用の際は、階段を上って2・3階のカフェスペースへ。


フランスから取り寄せたというこだわりのインテリアに囲まれながら、カフェメニューを味わうことができます。1階で販売されている「メルベイユ」もこちらで注文できるので、ぜひ!


天気の良い日は、開放感あふれるテラス席で楽しむのもオススメです。

特製のメレンゲが美味しさの秘密!人気のメルベイユ3種類をご紹介

さて今回は、カフェスペースで看板スイーツ「メルベイユ」をいただくことにしました。


ラインナップはスタンダードな「メルベイユ」の他、「アンパンサブル」「エキセントリック」「マニフィック」「サン・キュロット」「アンクロワイヤブル」の全6種類。今回はその中でも特に人気だという3種類をチョイス。

まずは、一番人気という定番の「メルベイユ」を。ふわふわのメレンゲにチョコレートホイップクリームをのせ、そのまわりをダークチョコレートチップでコーティングした、チョコ好き垂涎ものの一品です。

一口食べてみると、ホイップクリームの軽やかさとメレンゲの雪のような口どけに感動!


この口どけは、今まで食べたことのあるスイーツにはなかった食感・・・!試行錯誤の末にたどり着いた焼き時間と温度により、この繊細な食感を生み出しているのだそう。


ビターチョコレートのほろ苦さとホイップクリームの甘さもしっかりと感じられ、絶妙なバランスがこれまた美味でした。

2つめは「エキセントリック」。


メレンゲにチェリーホイップクリームをのせ、クリスタルメレンゲチップ(小さい粒状のメレンゲ)でコーティングした、見た目も鮮やかなメルベイユです。

こちらはチェリーホイップクリームの爽やかな酸味が印象的で、コクがありながらもすっきりとした後味が楽しめるのが魅力。


クリスタルメレンゲチップのサクサクとした食感も良いアクセントになっています。

最後は「アンクロワイヤブル」。


メレンゲにスペキュロスホイップクリーム(シナモンクッキーを混ぜ合わせたクリーム)をのせ、最後にホワイトチョコレートでコーティングしたものです。

ホワイトチョコレートの濃厚な甘さが、スパイスの効いたスペキュロスホイップクリームと相性バツグン!シナモンの香りが鼻に抜け、ヤミツキになってしまいそうな美味しさです。


いずれのメルベイユも儚すぎる口どけに、もう一つと止まらなくなるはずです。メレンゲとクリームだけで作られているため、軟らかく崩れやすいので、食べるときは手で潰さないように注意してくださいね。

シャリッとした食感が楽しい!ワッフルも外せない

メルベイユの他にぜひ食べていただきたいのが、こちらの「フラマンドル風ワッフル/ヴェルジョワーズ」(330円)。


北フランスやベルギーでおなじみのバターたっぷりのワッフルに、黒糖とラム酒を合わせたバタークリームを挟んだ一品です。

ワッフル生地は、本店同様に薄く焼き上げているのが特徴。このワッフル生地とともに、ラム酒の効いた風味豊かなクリームと黒糖の濃厚な甘さが絶妙なハーモニーを奏でます。もちもちの生地とシャリシャリとしたブラウンシュガーの食感のコントラストも楽しいですよ。


ワッフルは、「ヴェルジョワール」のほかに、定番の「バニラ」もあるので、友達と別々の種類を注文して食べ比べてみるのも良いですね。

まとめ

現地で人気の「メルベイユ」や、食感が楽しい「ワッフル」が楽しめる「オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド」。フランスにいるかのような気分に浸れる贅沢な空間で、東京ではあまりお目にかかれないメレンゲ菓子を友達と堪能すれば、遠方に出かけなくともとっておきの休日になるはずですよ。

オー・メルベイユ・ドゥ・フレッド
  • 所在地

    東京都新宿区 矢来町107

  • 最寄駅

    神楽坂

  • 電話番号

    03-5579-8353

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2023年07月12日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2021年01月12日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2023年07月12日に再公開しております。
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