レトロな喫茶メニューも自慢のブックカフェ「神保町ブックセンター」

【おでかけ時のポイント】

・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう

本の世界にどっぷり浸れる複合施設／神保町ブックセンター

神保町駅A6番出口より徒歩1分、靖国通り沿いに立つ「神保町ブックセンター」。旧・岩波ブックセンターの跡地に2018年に誕生した、書店や喫茶店、コワーキングスペースから成る3階建ての複合施設です。

1階の書店スペースには、岩波書店の書籍約9,000冊が並びます。中でも、壁一面に岩波文庫を収納した書棚は壮観！青や黄色、赤や緑など、カラフルな帯色で分類された岩波文庫を前に、今回の表紙・ポスターを撮影してきました。

反対側の壁面は、ノンフィクションやエッセイ、哲学や文学など多様なジャンルのハードカバーを収めた書棚になっています。装丁やデザインも千差万別の本が並んでいるので、眺めているだけで楽しい気分に。ふと目に留まった本が一生の宝物になる・・・なんていう運命的な出合いも待っているかも？

こちらは児童書のコーナー。今回のモデル、栗原沙也加さんが幼少期によく読んだという「長くつ下のピッピ」シリーズもありました！他にも、誰もが一度は読んだことのある名作絵本や童話が多数そろっているので、大人でも童心に帰って楽しむことができますよ。

読書のお供には、昔ながらの喫茶メニューを

1階のフロア中央には、ゆったりとくつろげるソファスペースが広がります。ここで店内の本を読んだり、喫茶メニューを楽しんだりすることが可能。モーニングやランチはもちろん、夜はアルコールも提供されるので、さまざまなシチュエーションで読書にふけることができます。

今回はスタッフおすすめの「さばライス」（1,000円 ※ランチタイムはドリンク付き）をオーダー。脂ののったサバの身を、レタスやミョウガなどの野菜と一緒にさっぱりといただく一皿です。なお、ライスにはお米マイスター五ツ星の有資格者がセレクトしたという「里山のつぶ」を使用。もちもちとしたお米の食感が、食べ応えのあるサバともよく合います。

デザートには、ベトナム契約農家のカカオ豆を使用した「ブラウニー」（550円）を。カカオ本来の風味を生かした濃厚な味わいは、読書に疲れた時のホッと一息にもピッタリ。

もう一つ、同店を訪れたなら是非オーダーして欲しいのが「文庫ソーダ」（600円）。岩波文庫の帯色のゼリーが入ったサイダーで、赤（ザクロ）、緑（メロン）、黄（レモン）、青（ライチ）、白（カルピス）といった5つのフレーバーが用意されています。

文庫本をモチーフにしたメニュー表と一緒にカメラに収めれば、レトロ感満載！

書店スペースの奥には、前後を書棚に囲まれたブース席も用意されています。他の席に比べてプライベート感覚を保てるため、常連客を中心に人気が高い席なのだそう。「今日はとことん読書に没頭したい！」という日には、この席を押さえて丸一日を過ごすのも良いですね。

リモートワークにも利用できるラウンジスペース

読書だけでなく、ノマドワークや学習などさまざまな用途で利用できるのが「神保町ブックセンター」の魅力。

1階の書店スペースの奥には、1日1,980円（学生の場合は1,100円）で利用できるラウンジがあります。電源とWiFiを利用できるので、時間を気にせず作業に集中することが可能。こちらのラウンジでは、「本」や「哲学」などをテーマにした各種イベントも定期的に開催されています。

さらに2・3階には、会員制で利用できる専用デスクや個室オフィスも完備。どちらも24時間利用できるので、自分に合った働き方を実現したい人にピッタリの施設といえますね。

まとめ

「本」に囲まれた空間で、読書や食事、仕事などさまざまな過ごし方ができる「神保町ブックセンター」。秋が深まるこれからの季節に訪れて、充実の一人時間を過ごしてみてはいかが。

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