Lets ENJOY INTERVIEW vol.66



自由におでかけができるようになったら、日本酒を中心にとことん食を楽しみたい!

森川葵さん1



――今号の特集エリアである神保町は、森川 葵さんにとって思い出深い場所なのだそう。

「雑誌『セブンティーン』のモデルを務めていた10代の頃、編集部が神保町にあったのでよく訪れていました。とても懐かしいですね。忙しい日は近くに泊まることもありましたし。本の街として有名ですが、おいしい洋食屋さんやレトロな喫茶店もたくさんありますよね。当時は駅と編集部の往復だけだったので、世間的に落ち着いたらゆっくり散策したいです」

――愛知県出身の森川さんから見て、今の東京はどう映っているのだろうか。

「高いビルが立ち並ぶ都会的なエリアがあれば、下町と呼ばれる、訪れるだけで心が温かくなるようなエリアもあって。幅広い魅力がある都市だなって思います。あと、最近は渋谷の進化についていけません(笑)。宮下公園の付近など、私が上京したての頃よりもさらに都会的になっているので驚いています」

――ファッションモデルとして活躍していただけに、トレンドにも敏感。

「外出自粛期間中は、気になるものがあるとすぐにスマホでチェックしてポチって(購入して)いました(笑)。レースや刺繍入りの花柄のワンピースを購入したので、それを着て出かけたいです。あと、気になっているデニムパンツがあるのですが、普段デニムをあまり穿かないので、買おうかどうか迷っていて。試着をしに行くついでにおでかけを楽しむのも良いなと思っています」

――行列に並ぶのは苦手だが、人気のスイーツショップに行くのは大好き。

「平日の昼間など、なるべく人が少ない時間帯を狙って行くのが好きなんです。行列に並んで食べるよりも、なんだかトクした気分になるじゃないですか(笑)」

――最近は和食にもご執心の森川さん。今後やってみたいことがあるそう。

「日本酒にハマってしまい和食一辺倒なので、和な雰囲気のお店で、おいしい料理をつまみながら日本酒をいただきたいですね。もっぱら辛口派ですが、スッキリと飲みやすい分、つい飲み過ぎちゃうんです(笑)。今後は甘口にもチャレンジして、いろんな日本酒の楽しみ方を開拓していきたいです。雰囲気のあるお寿司屋さんやうなぎ屋さんなど、行きつけを見つけるのも楽しそうですよね。今秋は、“食欲の秋”を満喫したいと思います!」

昔から大好きな「おジャ魔女どれみ」に出演できて、本当に光栄でした!

森川葵さん2



――「おジャ魔女どれみ」の大ファンだった森川さん。オファーを受けてテンションが上がったそうだが、演じることへの迷いも生まれたという。

「昔からアニメが大好きで、声優さんのお芝居が好きだったので、私にうまくできるのか考え込んでしまったんです。でも、最近は役者の方が声を務めるアニメも多いですし、他の人が演じるのならば自分がやりたいと思い、精一杯やらせていただきました。今となっては、お引き受けして本当に良かったと思っています。監督がとても熱心に指導をしてくださったので、この作品に挑戦できて本当に幸せでした」

――今回の声のお芝居で学んだことがある。

「私が声優さんを意識して作り込み過ぎていたので、『もっとナチュラルに、森川さんが普段しゃべっているように演じて良いよ』と監督からアドバイスをいただきました。私のお芝居はどちらかと言うと、声に感情をのせず、体や表情で表現するタイプなんです。でも、今回は声だけで感情を表現しなければならないので、とても苦労しました。ただ、そのおかげで表現の幅を広げられましたし、役者としても良い経験になりました」

――森川さん演じる大学生のソラは、人生の帰路に立ち悩んでしまう。壁にぶつかった時、森川さんならどう対処するのだろう。

「壁にぶつかっている時って、全てがマイナスに作用していくんですよね。もがけばもがくほど、うまく行かなくなっていくっていう。だから最近は、そういう時はアクションを起こさないようにしています。時が経つのを待って、出口が見えてきてから動き出すと言いますか。あとは、神社にお参りに行ったりもします。お祓いをしてもらうわけではなく、ただお祈りするだけなんですけど。『このマイナス期間から早く抜け出せますように』って神様に手を合わせるだけで、気が楽になるんですよね」

――本作を通じて伝えたいこととは。

「20代になったばかりの頃って、社会的には大人ですけど人生経験は浅いですよね。困難に直面した時の対処法も分からないと思うんです。でもそういう時こそ、自分の好きなことを精一杯やってほしいと思います。自分が好きなことや大切にしていることって、環境が変わっても年を重ねても大きく変わらないものだと思うんです。好きなものと思い切り向き合った経験が、その後の人生に良い影響を与えると思いますし、自分の道を切り開いてくれるとも思うので。そういうポジティブな感情を、この作品を通して感じていただけたらうれしいです」

photo:Mariko Tosa stylist:ami michihata hair&make:takeshi makita text:Kei Osaka

ジャンプスーツ64,000円(リツコカリタ)、ピアス(左耳)17,760円、ピアス(右耳)17,760円、イヤーカフ(右耳)10,560円、リング12,650円(すべてタブレット)※すべて税抜価格




PROFILE&INFOMATION

森川 葵(もりかわ・あおい)

1995年6月17日生まれ。愛知県東海市出身。
2010年デビュー。2015年にドラマ『テディ・ゴー!』で初主演。現在は女優業を中心に、日本テレビ系列『それって!?実際どうなの課』などのバラエティー番組でも活躍中。最新の出演作は、映画『リトル・サブカル・ウォーズ~ヴィレヴァンの逆襲~』(公開中)、『天外者』(12月11日公開予定)。来年には『賭ケグルイPart2(仮題)』の公開も控える。



おジャ魔女どれみ 20周年記念作品『魔女見習いをさがして』

おジャ魔女どれみ 20周年記念作品『魔女見習いをさがして』

1999年より朝日放送・テレビ朝日系列で4年間放送されたアニメ「おジャ魔女どれみ」シリーズ。当時、女児の9割が視聴していたほど圧倒的な人気を誇っていた同アニメが約20年という時を超え、完全新作映画化。当時のオリジナルスタッフが再集結し、大人のための新たな“魔法”の物語が描かれる。11月13日(金)全国公開。声の出演:森川葵、松井玲奈、百田夏菜子 ほか。配給:東映


©東映・東映アニメーション




週末に出かけたい!おすすめ「おでかけスポット」はコチラ

書泉グランデ

昭和23年創業の老舗書店「書泉」の本店。アウトドア・ボードゲームなど趣味人に向けた専門性の高い書籍を豊富に取りそろえる。6F鉄道フロアは”鉄道ファンの聖地”とも呼ばれ、鉄道部品やグッズの販売なども行う。7Fイベントスペースではアイドルイベントを始めとする各種イベントを多数開催。


書泉グランデ

最寄駅:神保町/御茶ノ水/新御茶ノ水
⇒スポットの詳細はこちら 


MIYASHITA PARK

2010年7月にオープンした、公園・商業施設・ホテルが一体となった、新しい形のミクストユース型施設。商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」には、ファッション、グルメ、横丁やクラブ、シェアオフィスなど、個性豊かな約90店舗が出店。全長約330mの新たな「ストリート」として、常に様々な情報を発信する。


MIYASHITA PARK

最寄駅:渋谷
⇒スポットの詳細はこちら 







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※本記事内の情報は2020年10月23日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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