おうちで“おでかけ気分”！ネットで楽しめるレジャー施設＆ミュージアムまとめ【美術館・博物館編】

【1】3Dビューで展示を鑑賞！さまざまな楽しみ方ができる博物館／国立科学博物館

上野の「国立科学博物館」では、まるで館内にいるような3Dビュー+VR映像を公式ホームページで公開中。高画質撮影された映像は迫力たっぷり！自宅にいながら展示を鑑賞することができますよ。

（3Dビュー映像はPCもしくはスマートフォンのみで楽しめますが、VR映像鑑賞にはVR専用ゴーグルもしくはVRメガネが必要です）

さらに、現在観覧できない状態にある企画展「ボタニカルアートで楽しむ日本の桜 ー太田洋愛原画展ー」の展示紹介動画もYouTube（国立科学博物館公式 かはくチャンネル）で無料配信しています。

監修者の解説と共に見ることができるので、初心者でも楽しめそうです。

その他にも、公式Twitterではさまざまなコンテンツを配信中。鳥類の音声データベースも紹介されており、鳥の鳴き声を比較できちゃいます。家の窓から聞こえてきたさえずりを、ここで調べてみても面白そうですね。

～施設スタッフからのコメント～
「ご自宅で楽しめるコンテンツを今後もご紹介・発信していきます。当館のコンテンツをぜひお楽しみください。」（スタッフ・田中さん）

【2】臨場感たっぷり！動画で楽しめる美術館／東京国立近代美術館

「東京国立近代美術館」では、公式SNSで展覧会風景や作品紹介を行っています。ユニークな視点の作品紹介は、自宅でも芸術を身近に感じられそうです。

臨時休館中の「ピーター・ドイグ展」は、「ニコニコ美術館」として動画配信も実施。 4月30日（木）17:00からは、3月18日（水）に配信された「ピーター・ドイグ展」の再放送を、そして19:30からは生トーク「展覧会をつくるお仕事」を配信予定です。

配信後はタイムシフトが無料開放中なので、見逃した方もゆっくり楽しめますよ。

＞＞＞【ニコニコ美術館】はこちら


～施設スタッフからのコメント～
「開館できない状況でも、アートのさまざまな楽しみ方を伝えられればと、オンラインでの紹介を積極的に進めています。自宅で過ごす多くの方と、引き続き見ることや作ることの喜びをシェアできるとうれしいです。」（広報担当）

【3】毎日マンネリ気味…そんなあなたに！ステキな作品に胸キュン♪／竹久夢二美術館

大正ロマンの画家・竹久夢二の芸術と生涯を楽しめる「竹久夢二美術館」では、公式Twitterで作品を楽しむことができます。

「#休館日も夢二」のタグをつけて投稿される作品は、どれもモダンでキュートなものばかり！今見ても素敵なデザインやイラストは、日常のおうち時間に刺激をくれるかもしれません。

～施設スタッフからのコメント～
「『#休館日も夢二』は、見てくださる方の心が和むような、そして時には意外な一面を知ってもらえるような、夢二の話題をツイートしたいと思います。
美術館の展示では紹介しない、レアな作品画像もupするかも・・・！？ぜひチェックしてもらえたら、うれしいです。」（スタッフ・石川さん）

【4】オンラインで楽しめる！見ごたえたっぷりの企画展コンテンツ／横浜美術館

横浜の歴史を感じられる「横浜美術館」では、「オンラインで楽しむ横浜美術館」と題し、展示物の紹介や解説を、公式サイトやSNSにて配信しています。

残念ながら閉幕となった企画展「澄川喜一　そりとむくり」については、記念対談の動画をはじめ、学芸員による「展覧会の見どころダイジェスト」など、自宅でも楽しめるコンテンツを多数配信中。専用アプリ「日経VR」をダウンロードすれば、スマートフォンで360°カメラで展示を楽しむことができるそう。この機会に、新しい芸術に触れてみては？

～施設スタッフからのコメント～
「約2週間しか公開のできなかった展覧会を別の形でお楽しみいただけるよう動画の配信や作家へのインタビュー、学芸員による『見どころダイジェスト』などさまざまコンテンツを公開しています。ご自宅でゆっくりと美術鑑賞をお楽しみください。」（広報担当・梅澤さん）

【5】浮世絵ってこんなに面白いの！？解説付きで楽しむ江戸文化／太田記念美術館

原宿にある浮世絵専門美術館「太田記念美術館」の公式Twitterでは、「#おうちで浮世絵」のタグ付きでさまざまな浮世絵を紹介しています。

投稿されている作品はユニークなものばかり。わかりやすくフレンドリーなコメントも相まって、浮世絵を身近に感じることができます。

描かれているシチュエーションがわかると、思わず「なるほど！」と言いたくなる作品も。昔の人々のユーモアや豊かな感性に驚かされること間違いなしです。

～施設スタッフからのコメント～
「今はTwitterを通してさまざまな浮世絵に触れ、外出ができない時間を楽しく過ごしてほしいと思います。展示が再開できるようになったら、今度はぜひ実物を見に美術館を訪れてください」（広報スタッフ・金塚さん）

【6】モネのあの名画がぬりえに！？今だけのスペシャルコンテンツを配信中／ポーラ美術館

モネやルノワールなどの西洋絵画からガラス工芸まで、幅広いジャンルのアートに触れることができる「ポーラ美術館」。臨時休館中は「#おうちでポーラ美術館 」と題して、アートを楽しめるコンテンツを集めた特設ページを開設しています。

開催が延期となっている「モネとマティス展」からは、有名絵画のぬりえが登場！名画を自分なりに彩ることができるので、大人も楽しめること間違いなしです。

他にも、公式Twitterではクイズ形式で名画を紹介中。選択肢の中から答えを選ぶ参加型のクイズなので、楽しみながらアートの豆知識もついいちゃいますよ。

～施設スタッフからのコメント～
「次回展『モネとマティス』展の紹介など、今後も新しいコンテンツを公開していく予定です。いつでもどこでも、気軽に美術を楽しんでいただければと思います」（広報担当）

【7】いつの時代も新しい！あの葛飾北斎をおうちで鑑賞／すみだ北斎美術館

世界的な芸術家・葛飾北斎のゆかりの地・すみだにある専門美術館「すみだ北斎美術館」。北斎の研究者から譲り受けたコレクションや、北斎とその門人を中心に墨田区が収集した優品など約1,800点を年4～5回の企画展で鑑賞することができます。

臨時休館中は、公式Twitterで「#おうちで浮世絵」のハッシュタグをつけ、さまざまな作品を解説付きで紹介しています。力強く生き生きとした作品は、いつの時代も新鮮に映ります。

さらに、開催延期中の企画展「大江戸歳事記」（2020年6月30日（火）から会期を変更して開催）を、学芸員さんの解説を聞きながら楽しめる動画も公開中。実際に足を運ぶ前に予習してみては？

～施設スタッフからのコメント～
「現在すみだ北斎美術館は臨時休館をしており、展示をご覧いただけない状況ですので、インターネットを通じ、北斎作品や展示の魅力を少しでも身近に届けられたらと思います。」（広報・野田さん）

【8】お料理レシピから3Dウォークスルーまで！／森美術館

現代アートを中心に、ジャンルを超えたさまざまな展覧会を開催している「森美術館」では、休館中でも楽しめるさまざまなコンテンツを配信しています。

おうち時間が長くなり、お料理をする時間が増えた人もいるのでは？そんな方にオススメなのが、「アーティスト・クックブック by MAM」。世界のアーティストから寄せられた料理写真とそのレシピが順番に紹介されているので、ぜひ公式SNSをチェックしてみて。

さらに、会期途中で終了となってしまった「未来と芸術展」が3Dデジタル化されています。実際に訪れることができなかった人はもちろん、鑑賞できなかった人もおうちで楽しむことができますよ！

～施設スタッフからのコメント～
「SNS先行企画『アーティスト・クックブック by MAM』では世界各地のアーティストから届くレシピとともに、彼らが暮らす場所やパーソナルな日常、作品にまつわるストーリーなどを想像しながらお楽しみください。また、『未来と芸術展』3Dウォークスルーのほか、映像作品をオンラインで特別公開する『MAMスクリーン』や、おうちで楽しむ、遊ぶ、学ぶ『ラーニングONLINE』も展開中。スマートフォンからぜひデジタルの森美術館にお越しください。」（森美術館広報・プロモーション担当 洞田貫晋一朗さん）

【9】見たかったあの企画展も楽しめる！デザインに特化した展示施設／21_21 DESIGN SIGHT

日本のデザイン文化の拠点となるデザインの展示施設として誕生した「21_21 DESIGN SIGHT（トゥーワン トゥーワン デザインサイト）」。2020年6月1日（月）から再開される同施設でも、公式サイトやSNSを通じておうちで楽しめるコンテンツを配信しています。

過去の企画展を鑑賞できるパノラマツアーほか、同館Vimeoアカウントでは過去の展覧会映像作品（2020年9月30日（水）まで）の一部も楽しめるそう。見逃してしまった展示を改めて楽しめるチャンスですよ！

さらに、企画展「㊙（マル秘）展 めったに見られないデザイナー達の原画」（2020年6月1日（月）より再開、要事前予約）の特設サイトでは、“耳で聴くマル秘展” と銘打って本展に出展している日本デザインコミッティーの現メンバーのインタビューを聴くことができます。

デザイナーたちの思いを踏まえて作品を鑑賞すれば、感動もひとしお。再開後は2020年9月22日（祝日）まで期間を延長して開催されるので、訪れる前におうちで楽しんでみて。

～施設スタッフからのコメント～
「当館は開館以来、日常のものごとについて考え、デザインの視点で発信・提案をして参りました。コメ、単位、雑貨といった独自のテーマに基づいた展覧会構成。また、デザイナー、建築家、アーティストらが生々しい言葉で語るものづくりのプロセスを、オンラインコンテンツで楽しんでいただけますと幸いです。」（広報・岡田さん）

【10】宇宙や科学を楽しく学べる！新型コロナに関する情報も／日本科学未来館

先端科学技術の面白さを楽しく学ぶことができる「日本科学未来館」では、休館中の現在も公式サイトやSNSで科学や宇宙に関する投稿を行っています。

Twitterでは科学の豆知識だけでなく、ロケットの打ち上げ情報なども！おうち時間が長い今こそ、空を見上げて広い宇宙に思いを馳せてみるのも素敵ですね。

さらに、国立国際医療研究センター国際感染症センターと日本科学未来館のコラボ企画として「わかんないよね　新型コロナ」という特設ページも開設中。日本科学未来館のニコニコ公式チャンネルで放送しています。マスクの再利用や世界の状況など、新型コロナに関する疑問をわかりやすく教えてくれますよ。

～施設スタッフからのコメント～
「新たなコミュニケーションの在り方、ミュージアムの在り方を考えながら、皆さまがより良い社会を想像するきっかけとなるコンテンツを発信していきたいと思います。」（広報・普及担当）

まとめ

外出できなくても、今なら混雑を避けておうちで芸術を楽しむことができます。営業が再開したらぜひおでかけして、間近で楽しんでみてくださいね！

※2020年5月1日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※2020年5月18日情報更新。
※2020年5月28日情報更新。
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