Lets ENJOY INTERVIEW vol.53



東京ミッドタウンと檜町公園は、僕にとって思い出の場所なんです

小泉孝太郎さん



―小泉孝太郎さんが今最も気になっているのが、東京ミッドタウン日比谷。

「特に映画館(TOHOシネマズ 日比谷)が気になっています。国内最大規模のスクリーンを体感してみたいのと、友達がとても良い映画館だと言っていたので。
あと僕、ミッドタウンが個人的に好きなんです。六本木にも東京ミッドタウンがありますが、そちらにはよく行きます。あの大胆な吹き抜けやゆったりとした独特の空間は、いるだけでとても落ち着くんですよね」


―偶然にも今号の特集エリアは六本木であることを伝えると、「じゃあちょうど良かった!」と言って続ける。

「東京ミッドタウンの隣りにある、檜町(ひのきちょう)公園も最高ですよね。芝生広場が気持ち良くて、季節ごとに開催されるイベントも楽しい。
先日、檜町公園に散歩に行ったのですが、小さな苗の状態で植えられた頃から知っていた桜の木が、すごく大きくなっていて。いつの間にこんなに成長したんだと、とても感動しました」


―小泉さんが、東京ミッドタウンや檜町公園に詳しいのには理由がある。

「所属事務所が外苑東通りに面しているので、ずっと前からこの界隈を知っているんです。東京ミッドタウンの建設が始まった頃は、事務所の脇にある寮で苦労しながら生活していたので、とても思い入れがありますね」


―そんな小泉さんのおでかけは、一人を楽しむソロ活派。

「仕事柄、友達と時間を合わせるのが難しいので、出かけるときはだいたい一人。食事ならば街の定食屋さんを筆頭に、焼肉やラーメン、焼鳥やもつ鍋、高級フレンチまであらゆるソロ活を経験しました。
ただ、フレンチのソロはおすすめしません(笑)。コース料理を一人で食べるのは、やっぱり寂しいですから」


―いろいろな飲食店を巡るにつけ、最近気づいたことがあるそう。

「子どもの頃、父(元内閣総理大臣 小泉純一郎氏)に連れられて、六本木や銀座、赤坂界隈にあるお店によく足を運んでいたんです。
最近そういうお店に一人で行くのですが、年齢を重ねた今だからこそ素敵なお店だなと思うことが多くて。料理の味だけでなく、サービスや心遣いも本当に素晴らしいんだなと改めて感じて。真の良店の魅力を大人になって知ったような気がしますね。
これからは、そういうお店を自分でも開拓していきたいです」


今夏も冬彦の"KY"キャラ全開で、ゼロ係を引っぱります!

小泉孝太郎さん



―“空気は読めないが事件は読める”、エリートキャリアで究極のKY刑事・小早川冬彦(小泉孝太郎)と、松下由樹さん扮する“男まさりで口の悪い”ベテラン刑事・寺田寅三(とらみ)の“迷コンビ”を中心に織りなすドラマ『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~』が今夏、SEASON4としてスタート。
冬彦を演じるのは4度目となる小泉さんだが、最初は不安だったそう。

「4回も主演をやらせてもらえるなんて光栄なことですが、もし自分の中に『またやるの?』みたいなネガティブなモチベーションが少しでもあったら、絶対にダメだと思ったんです。
でも台本を読み終わって、衣装合わせをして、松下(由樹)さんをはじめ『ゼロ係』のメンバーと会った瞬間、そんな気持ちは微塵も無くなりましたね。
むしろ自分の中でみなぎるものがあったんです。そのときに初めて大丈夫だと思えました。今は幸せを感じながら演じさせてもらっています」


―これまでのシーズンと同様、冬彦の"KY感"は今回も健在。

「今まで、冬彦というキャラクターを自分なりに弾けさせてきました。手足に繋がれた鎖みたいなものを自分の中で外して、冬彦という役をどんどん軽やかにしてきたつもりですし、今回もそれは意識していこうと思っています。
もちろんやり過ぎてはいけないし、原点に立ち返らなければいけない部分もあるんですけど、主役である僕がスピードを緩めずに、とにかく突っ走っていかなきゃとは思っていますね。やりすぎたら監督が止めてくれると思いますし(笑)」


―冬彦と似ていると思う部分はあるか尋ねると、「自分では無いとは思うんですけど…」と前置きをしつつ。

「松下さんからは『冬彦の無邪気さって、実は孝太郎くんとすごく似ているような気がする』って言われますね。僕はぜんぜん思わないんですけど(笑)。
ただ台本を読んだり、冬彦を演じたりしていて少し思うのは、気になることがあるとずっとそこに没頭するところや、物事を悲観的に捉えないところは少し似ているのかな、と」


―そんな小泉さんには、最近嬉しいことがあったそう。

「『ゼロ係』の視聴者の方から『ドラマを見た後はものすごく元気になる』というメールをいただいて、それがとても励みになっています。このドラマの醍醐味は、まさしくそこだと思っていて。視聴者の皆さんを元気づけられるように、冬彦を炸裂させなきゃいけないと思っています。
これまでと同様、シリアスな内容とコミカルなキャラを意識しつつ、最終的にはほっこりとした空気で包み込む。そんな、ほかの刑事ドラマには無い雰囲気をSEASON4でも作れたらいいなと思います」


photo:Mariko Tosa hair&make up:Takeshi Ishikawa text:Kei Osawa




PROFILE&INFOMATION

小泉孝太郎

こいずみ・こうたろう 1978年7月10日生まれ。神奈川県出身。
2002年のフジテレビ系ドラマ『初体験』で俳優デビュー。同年のTBS系ドラマ『狂った果実2002』では主演を果たすなど、その後も多くの作品に出演。俳優業以外にもTBS系のバラエティ『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』やテレビ東京系の情報番組『よじごじDays』でMCを務めるなど幅広く活躍。



『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ SEASON4』

『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ SEASON4』

2016年から数え、これまで3回放送された人気シリーズ。相変わらず管轄外の事件に首をつっこむ冬彦(小泉孝太郎)と、それに付き合わされる寅三(松下由樹)やゼロ係メンバー。仕事は些細な通報や苦情、クレーム処理など雑用ばかり。しかしなぜか、いつものごとくゼロ係は難事件に巻き込まれていく。毎週金曜20時よりテレビ東京系列にてオンエア中。出演:小泉孝太郎、松下由樹ほか

©2019 テレビ東京





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東京ミッドタウン日比谷

個性あふれる計60店舗がラインナップ。都心最大級のシネコンプレックス「TOHOシネマズ 日比谷」での映画や、エキシビジョンスペース「Q HALL」でのステージも楽しめる複合施設です。


東京ミッドタウン日比谷

最寄駅:日比谷、有楽町
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東京ミッドタウン

日本の新しい価値を、この街から世界へ。


東京ミッドタウン

最寄駅:六本木、乃木坂
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