Lets ENJOY INTERVIEW vol.47



メンバーの中で私だけが池袋にでかけたことがないので、今年は行ってみたいです

百田夏菜子さん



―アイドルだけでなく、女優としても活躍する百田夏菜子さん。ドラマに出演するときは、出かけながらセリフを憶えるという。

「台本を持ち歩いて、人があまりいなそうな通りをお散歩しながら読んだり、公園のベンチに座りながら読んだりしています。カフェなどお店だとあまり集中できないので、外でセリフの練習をするのが好きですね」


―また意外にも、一人で過ごすのが気楽だという、“ソロ活”派。

「昔はメンバーと一緒にいろいろなところによくおでかけをしていましたが、最近は映画や食事などもだいたい一人で行っちゃいます。ちょっと入りにくそうなお店でも、気になったらガンガン入るタイプですね。でも、小さなカウンターしかなくて店主の方と二人きりになるシチュエーションだったら、緊張しちゃうので、お店からすぐに出ちゃいます(笑)」


―そんな百田さんがよく訪れるのは、今月の特集エリアでもある表参道。

「行きつけの美容室があるので、よく出かけています。お買い物をすることも多く、行くたびに街全体のおしゃれレベルの高さに圧倒されています。それから表参道といえば、スイーツ!表参道というだけで、おしゃれで美味しそう(笑)。お仕事で表参道スイーツの差し入れをいただくと、テンションが上がっちゃいます(笑)」


―また最近、気になるエリアがある。

「池袋ですね。先日、メンバーと話しているときになぜか池袋の話になったんですけど、私は行ったことがないので、会話に全然ついていけなくて。今の池袋って、駅の回りを中心に開発がすごく進んでいると聞いたので、今年は絶対に行ってみたいです」


―2月といえば、バレンタイン。過去の思い出を聞いてみると…、

「バレンタインには、メンバーの中で何かしらプレゼントを渡しあう習慣があったんですが、私はここ2年くらい、何もできていなくて…(苦笑)。昔は、手作りのチーズケーキを渡していて、好評だったんです。でも作るのに、めっちゃ手が疲れるんですよ(笑)。だから途中から買いチョコ(お店で買ったチョコレート)にしたら、みんなが『あ、手を抜いた!』といじってきて。今年はいじられないように、手作りしようと思います。今回のドラマは『約束のステージ』ですし、この約束はちゃんと守らなきゃですね(笑)」


翼とつばさ、二人の女性の姿を通じて、夢を持つことの素晴らしさを感じてほしい

百田夏菜子さん



―ドラマ『約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~』は、歌の世界が舞台。普段からその世界で仕事をしたいる百田さんは、オファーがきた際はうれしい反面、不安もよぎったという。

「歌があまり得意ではないので、『歌が上手い役だ。これはヤバいぞ!』って思いました(笑)。今回のお話は’70年代の日本が舞台で、歌の雰囲気やテイストが今と全く違う部分がたくさんあるので、そういう歌の歴史みたいな部分に触れられることも、すごく良い経験でした。
それから、'70年代の曲といえば、松崎しげるさんの『愛のメモリー』。私たちのライブでは、この曲とともに松崎さん本人にご登場いただいていて、一緒に成長をさせてもらったといっても過言ではないくらい大事な曲。その曲が生まれた時代が舞台となった物語を演じることができるというのは、すごくうれしいですし感慨深いです」


―また土屋太鳳さんとは、今回が初共演となる。

「毎日のようにテレビで拝見している方なので、最初の印象としては“テレビの中の人”という感じでした(笑)。お会いしてすぐに同い年と分かって、同世代で別のフィールドで活躍している方とご一緒できることがすごくうれしかったです。私はドラマの現場があまり慣れていないので、頑張って土屋さんについていきたいと思います。そしてその経験を今後のお仕事に生かしていきたいです」


―百田さんは、歌手としてステージに立つことを夢見る役どころ。実際にステージに立つ際には、お約束のゲン担ぎがあるという。

「パフォーマンスの直前にみんなで円陣を組んだり、『よし、行ってこい!』とメンバー全員に背中を叩いてもらったりしています。そうすると不思議と力が抜けて、いい感じにスイッチというか気合いが入るんです。
それから私は歌が得意なわけではないので、聴く人を魅了する先輩アーティストを間近で見たときは、自分にはそのパワーがあるのかなって落ち込んだり、辞めたいって思ったことが今までに何度もあります。でもそれは、自分が歌の世界にいるからこそ感じることで、歌には力や強さみたいなものがあることをすごく実感しているので、今回のドラマでもそういう部分が伝わればいいなって思います」


―本作を通じて、伝えたいこととは。

「ドラマを見ると、自分も頑張ろうって思えると思います。私が演じるつばさは、歌手になる夢を持つポジティブな女の子ですが、自分のやりたいことに対して真っすぐに進んでいるように見えて、心の中では夢と現実の狭間ですごく葛藤があって。こういう悩みは、'70年代に限らず、どんな時代でも普通にあることだと思うんです。
だからこのドラマを見たら、自分が今までやらずに諦めていたことに対して、改めて挑戦したくなるというか、夢を持つことってステキだなって思ってもらえたらうれしいです」


photo:Mariko Tosa text:Kei Osawa




PROFILE&INFOMATION

百田夏菜子

ももた・かなこ 1994年7月12日生まれ。静岡県出身。
2009年8月に「いま、会えるアイドル」というキャッチフレーズのもと、ももいろクローバー(後のももいろクローバーZ)のリーダーとして、シングル『ももいろパンチ』でインディーズデビュー。NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演するなど、近年は、ももいろクローバーZの活動と並行し、女優としても活躍。昨年11月にはNHK『プラスティック・スマイル』でドラマ初主演を果たし、女優としてますます注目を集めている。



ドラマ『約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~』

ドラマ『約束のステージ~時を駆けるふたりの歌~』

2019年(平成31年)東北の港町に住む少女・小沢翼(土屋太鳳)は、毎日苦労をして働くだけの母や、寂れた町に絶望して家を飛び出す。そんな矢先、電車の中で気を失ってしまい、目を覚ますと隣には大空つばさ(百田夏菜子)と名乗る少女が。しかも電車が到着したのはなぜか1975年(昭和50年)の東京・上野駅。翼はタイムスリップしてしまったのだが…。2月22日(金)21時より読売テレビ・日本テレビ系列にてオンエア。

©ytv





週末に出かけたい!おすすめ「おでかけスポット」はコチラ

表参道ヒルズ

都内でも屈指のトレンド発信地である表参道にあり、海外ブランドの日本1号店や旗艦店をはじめ、上質かつ洗練された約100店がそろう。


表参道ヒルズ

最寄駅:明治神宮前〈原宿〉/表参道/原宿
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コニカミノルタプラネタリウム“満天” in Sunshine City

都会の真ん中で星空に包まれる体験ができるプラネタリム。リアルな満天の星空とドーム全天に広がるダイナミックな映像に加え、立体音響やアロマの香りにより、非日常的な劇場空間を演出している。


コニカミノルタプラネタリウム“満天” in Sunshine City

最寄駅:東池袋/池袋
⇒スポットの詳細はこちら





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