宝石のような和菓子を、心ゆくまで堪能/鶴屋吉信 TOKYO MISE
日本橋・コレド室町3にある「鶴屋吉信 TOKYO MISE」は、京都・西陣に本店を構える老舗和菓子店。東京メトロ・三越前駅直結とアクセス抜群で、天候の心配もせず辿り着くことが出来ます。
今回は、和菓子に興味があるという、モデルの梶本成美さんがレポート。「ちょっぴり大人の体験にワクワク♪」と梶本さん。
洗練された和モダンな店内にあるカウンター席が、今回ご紹介する「菓遊茶屋(かゆうぢゃや)」。職人さんが目の前で作る和菓子を、お抹茶とともに楽しめるお店です。
「菓遊茶屋」があるのは、数ある店舗の中でも京都の本店とここだけ。知る人ぞ知る特別な空間なのです。
こちらで楽しめる「お抹茶と季節の生菓子」(1,404円)は、3~5種類の和菓子の中からお好きなものを一つ、チョイスして作ってもらうスタイル。季節によって商品が変わるため、何度訪れても異なる美しさと美味しさに出会えるのもうれしいポイントです。(記事内は9月上旬の商品を紹介)
どれにしようか迷ったときは、気兼ねなく職人さんに相談してみて。分からないことがあれば、優しく丁寧に教えてくれますよ。
今回は、桃色のグラデーションが愛らしい“御園菊(みそのぎく)”を注文。
見事な手さばきで、あっという間に和菓子が形作られていきます。その美しい手つきを見ているだけでうっとり…まるで上質なエンターテインメントを見ているような感覚に。
作りたての和菓子を食べられるなんて、とっても贅沢!お抹茶とともに、じっくりと堪能できます。
早く食べたい!でもその前に、美しいフォルムを写真に残すこともお忘れなく。SNSにアップすれば、注目間違いなしですよ♪
和菓子はあまり細かく崩さず大きめに切って食べるのがベターですが、職人さん曰く、あまり細かいことにこだわらないで食べても大丈夫なのだとか。
「マナーが分からない」と不安な女子も、安心して楽しむことが出来ますね。
いよいよ実食!中の白餡がとってもなめらかで、甘さも控えめで上品な味わい。
「和菓子ってこんなに美味しかったんだ」と梶本さんもビックリ。口いっぱいに広がる餡の豊かなおいしさを噛み締めてくださいね♪
食べている際も、気になったことがあれば遠慮なく職人さんに質問してみてください。小豆の種類や産地など、これまで知らなかった和菓子の豆知識も教えてもらえますよ。
抹茶の豊かな香りと品のよい苦みが、和菓子の美味しさをより一層引き立てます。また、抹茶の成分にはリラックス効果も含まれているのだそう。仲良しの女友達とのおしゃべりを楽しみつつ、心身ともに癒されてくださいね♡
和菓子は、友達と違うものを頼んで、シェアするのもオススメ。
“あきくさ”は、夏の終わり、緑一色から紅葉へと変化する様子を切り取ったノスタルジックな逸品です。
秋色に変化する草花は、ザルを使って作られていました。古くからのワザと知恵が継承されている老舗ならではの創意工夫を間近で見ることが出来るのも、同店の大きな魅力です。
まるで宝石のようなフォルム!五感で楽しみながら、至福のひとときを噛み締めてくださいね。
秋の七草の一つでもある“桔梗”は、ういろう生地のもちもち食感が楽しめる一品。中には高級小豆を使用した粒餡がたっぷり入っています。
和菓子は手でつまんで食べてもOK。贅沢にパクリと頬張るのもオツな食べ方です。
「和菓子っていろいろな楽しみ方ができるんだ!」そんな感動も味わいつつ、優雅な時間をめいっぱい満喫してくださいね♪
気軽に甘味を楽しめるカフェや、キュートな和菓子を購入できるショップも併設
店内には、ぜんざいやあんみつを楽しめるテーブル席の茶房も。お買い物の合間にひと休みしたいとき、友達とのガールズトークをのんびり楽しみたいときは、こちらを利用してみてもいいですね。
また、店頭には同店自慢の和菓子がずらりと並ぶショップもあります。大事な上司への手土産に、お友達へのプレゼントに。さまざまなシチュエーションに最適なお菓子がたくさん!
伝統的な和菓子も多数ラインナップしていますが、コレが和菓子!?とビックリするようなカラフルでキュートな商品も多数ラインナップ。
フォトジェニックな飴「有平糖」やスティック状の干菓子「琥珀糖」は、時代の変化に対応し、新たな美しさ・楽しさを追求しているからこそ生まれた最先端の和菓子です。自分へのご褒美にいかがでしょう?
まとめ
いつもとは趣向が違う、ちょっと大人の休日を過ごしてみては?
ゆるやかな時間が流れる特別な空間で、美しいものを見て食べて癒される…そんな幸せなひとときは、リフレッシュはもちろん、自分を大人へと成長させてくれるもの。仲良しの友達を誘って、ちょっとした非日常体験を楽しみましょう!
住所:東京都中央区日本橋1-5-5 コレド室町3 1F
電話番号:03-3243-0551
営業時間:ショップ10:00~21:00、茶房・菓遊茶屋10:30~20:00(L.O.19:30)
定休日:元日・5月第4日曜日(予定)
最寄り駅:三越前
◆モデル/梶本成美さん
1989年生まれ。集英社が発行していた女性ファッション誌「PINKY」の元専属読者モデル。
現在は、モデル、アパレル、キャスティングなど多岐にわたり活動中。旅行やグルメめぐりが好き。
梶本さんの近況はこちらもチェック♪
Instagram:narumikajimoto
ブログ:梶本成美の気まぐれナルブログ
取材・文/牧 五百音
※2018年10月3日の情報です。価格や内容は変更になる場合があります。
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