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東京近郊の3月お祭りまとめ!迫力満点の火渡りに深大寺の「だるま市」など

3月に入ると、寒い中でも春の気配を感じられますよね。そんな3月に東京近郊で開催されるお祭りは、春を呼ぶ風物詩として親しまれているのが特徴です。炎の上を裸足で渡る荒行の火渡りや、“日本三大だるま市”に数えられる盛大なだるま市など、注目の5つをピックアップ。それぞれの概要と魅力をご紹介します。

Date2020/02/27

【浅草】観音様がこの世に姿を現した日を祝う/浅草寺本尊示現会

浅草寺本尊示現会


628年3月18日、漁をしていた兄弟の投網に一躰の像がかかりました。土地の長がこれを観音菩薩像と見抜いて祀ったのが、浅草寺の起源とされています。これを祝うのが「浅草寺本尊示現会(じげんえ)」で、毎年3月18日に行われています。


浅草寺本尊示現会


前日の17日夕方、浅草寺の創建に関わった3人を神として祀る浅草神社から、神様をお移しした三社の神輿が担ぎ入れられます。

松明に照らされる中、総重量1tを超えるきらびやかな3基の神輿が列をなして参道を通り、本堂正面の階段をのぼる様は実に勇壮です。


浅草寺本尊示現会


この「堂上げ」によって、三社様は観音様と一晩対面。お堂の中に神社のお神輿が3基並ぶ珍しい光景が見られます。

そして翌朝、諸行事が終わって浅草神社に戻る「堂下げ」が行われ、浅草寺の縁起に因んで創作された「金龍の舞」などが披露されます。また、この日の浅草寺のご祈祷に限り「紅札(べにふだ)」と呼ばれる赤い祈祷札が授与されます。


浅草寺本尊示現会

開催日:2020年3月18日(水)
場所:浅草神社
電話番号:03-3844-1575
最寄駅:浅草




【調布】300店以上も並ぶ露店が見もの/深大寺だるま市

深大寺だるま市


調布市の深大寺では、例年3月3日と4日に「だるま市・厄除元三大師大祭(やくよけがんざんだいしたいさい)」を開催。平安時代に活躍した比叡山の僧侶、元三大師(がんざんたいし)の遺徳を称える、深大寺最大の行事です。

クライマックスは、両日とも14時から行われる「お練り行列」。きらびやかな法衣をまとった僧侶らが、山門から大師堂へと供物を届ける様は、まるで平安時代の絵巻物さながらの優雅さです。(※2020年のお練り行列は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止)


深大寺だるま市


観音菩薩の化身と考えられている大師様は特に厄除けにご利益があるとされ、境内の元三大師堂では、10~16時の約1時間ごとに厄除け、所願成就などの大護摩供が行われます。(※2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、10時、12時、14時の3回に変更)

また、大師様の力にあやかって開かれる「縁起だるま市」は、日本三大だるま市の一つに数えられる盛大さ。だるま店を中心とした露店が300店以上も並びます♪


深大寺だるま市


買っただるまを元三大師堂前にある特設の「だるま開眼所」へ持って行くと、僧侶が目を入れてくれます。インドの古い文字である梵字を入れるのが深大寺流。左目には物事の始まりを意味する「阿(あ)」の字を入れて開眼し、願が叶ったら右目には成就を意味する「吽(うん)」の字を入れるのだそう。


深大寺だるま市

開催日:2020年3月3日(火)、4日(水)
開催時間:深大寺境内及び山門前周辺
場所:深大寺境内及び山門前周辺
電話番号:042-486-5511
最寄駅:調布/つつじヶ丘




【八王子】諸願成就を祈って素足で炎の上を渡る/高尾山火渡り祭

高尾山火渡り祭


※2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止。

高尾山薬王院では、毎年3月の第2日曜日に「高尾山火渡り祭」を行っています。会場は高尾山口駅から徒歩5分の「自動車祈祷殿広場」。13時になるとホラ貝の音が響き、やがて山伏たちが会場に現れてさまざまな儀式を始めます。


高尾山火渡り祭


剣で魔を断ち切ったり、矢を放って場内を浄めたりした後、積み上げた薪にかぶせたヒバの枝葉に点火。御輿を担いで燃えさかる炎のまわりを歩き、熱湯で身を清めるなど、見応えのある内容です。

山伏が祈祷しながら担ぎ歩いた「梵天札(ぼんてんふだ)」は、この祭り当日に限り一体500円で授与されます。火災を防ぐご利益があるといわれているので、火を扱う所にお祀りください。


高尾山火渡り祭


最大の見どころは、山伏が人々の諸願成就を祈りながら、まだ火が燃える中を素足で渡るところ。火を渡ることによって仏様と一体になり、自身の汚れや煩悩を焼き尽くすのだそう。一般の人も、修験者に続いて火を渡ることができます。


高尾山火渡り祭

開催日:2020年3月8日(日)
場所:高尾山薬王院
電話番号:042-661-1115
最寄駅:高尾山口




【長瀞】災難と障害を焼き滅ぼす浄火の上を走り抜ける/長瀞火祭り

長瀞火祭り


秩父の「長瀞不動寺」では、毎年3月の第1日曜日に「長瀞火祭り」を開催。メイン会場は宝登山山麓にある宝登山ロープウェイの駐車場ですが、長瀞駅前から獅子舞や秩父屋台囃子などの郷土芸能が楽しめる他、甘酒が無料でふるまわれます。(※2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、甘酒振る舞いなど一般観客向け行事はすべて中止)

また、駅から会場に続く参道では総勢1,000名ほどの練り歩きが行われ、お祭り気分を盛り上げてくれます。


長瀞火祭り


その後、まずは会場に弓を放って結界を作り、刀で厄を払って道場を清め、大釜に入った熱湯を笹の葉で全身にかけ、仏と一体になっていることを体現。それから火を焚き、炎の中にいるとされる不動明王に降臨してもらいます。


長瀞火祭り


燃え上がる炎の上を裸足で走り抜けながら、山伏は人々の願いが叶うよう祈願します。護摩の浄火を渡ることによって災難と障害を焼き滅ぼし、開運厄除と宝福招来のご利益がもたらされるのだそう。その後、一般の人も火渡りをすることができます。(※2020年の火渡りは新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため一般参加は不可、見学のみ可能)


長瀞火祭り

開催日:2020年3月1日(日)
場所:長瀞不動寺
電話番号:0494-66-3424
最寄駅:長瀞




【秩父市山田】文化財である3基の山車が街をにぎやかに巡る/山田の春祭り

山田の春祭り


江戸時代末期から伝わるとされる「山田の春祭り」は、秩父市山田にある「恒持(つねもち)神社」の例大祭。毎年3月の第2日曜日に行われ、春を告げる祭りとして地元の人たちに親しまれています。


山田の春祭り


秩父のシンボルである武甲山を背景に、3基の山車が街中を巡行。紅白の衣装を身にまとった囃し手たちが乗り込んで、秩父屋台囃子の調子に合わせて、扇を振りながら大きな声を張り上げます。

3基の山車はいずれも市指定有形民俗文化財で、曳き廻される2基は、江戸時代後期に作られたもの。屋根から下がる幕や張り出し舞台がないシンプルな型で、現存する貴重な文化財です。


山田の春祭り


夜になると提灯やぼんぼりに灯りがともり、街は雅やかな雰囲気に包まれます。さらにスターマインなどの花火が打ち上げられ、大輪の花火が夜空を彩ります。


山田の春祭り

開催日:2020年3月8日(日)
場所:恒持神社
電話番号:0494-25-5209(秩父市観光課)
最寄駅:西武秩父/秩父 ※西武観光バスの「定峰行き」もしくは「皆野行き」で、臨時バス停「学校前」下車




まとめ

春を呼ぶ3月のお祭りは、見物するだけでも気分が上向きになりそう♪ちょっと足をのばして、楽しくにぎやかな雰囲気を味わってみませんか?


取材・文/佐々木 志野

※2020年2月27日時点の情報です。イベント期間、内容等は変更になる場合があります。
※2020年2月28日情報更新。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、 掲載している情報に変更が生じる場合がございます。最新情報は直接お問い合わせください。
※価格はすべて税込です。

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