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浅草ホッピー通りで昼からハシゴ酒!ここは牛スジやモツ煮が充実した下町の煮込み天国だった!

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浅草観光の定番「浅草寺」からほど近い場所に、毎日昼間から酔客たちでにぎわう、何やら楽しげな一角があります。ここは、通称「ホッピー通り」。心置きなく昼から一杯やるのに絶好のポイントです。そこで今回は、別名「煮込み通り」とも呼ばれるこの場所で、気ままに煮込みを食べ歩きながら、ハシゴ酒を楽しみたいと思います!

Date2017/12/23

誰と行く
友達・仲間
カテゴリ
食・グルメ
エリア
浅草

明るい時間から飲むのが下町流!?浅草の昼飲みスポット/浅草ホッピー通り

浅草ホッピー通り


こんにちは、酒場ライター・パリッコです。

年の瀬迫るこの時期に、やって来ました!浅草ホッピー通り。
ここは浅草寺から歩いてすぐの場所にあり、その名の通り「ホッピー」を出すお店が両わきにずらりと並んでいます。

その昔、ビールは高級品だったため、その代用品として生まれたのがビールテイストの低アルコール飲料、ホッピー。これを焼酎で割る飲み方が庶民の間で広まり、今や下町の大定番となりました。
ちなみに、ここにあるお店はどこも牛スジやモツ煮など、どの店も必ずと言っていいほど煮込み料理があります。だから別名「煮込み通り」とも呼ばれているんですよ。

どのお店も店頭に野外席を設けてあって、どこか懐かしいような下町の雰囲気。この風情が独特でたまりません!まだお昼を過ぎたばかりですが、多くの人でにぎわっています。早速入ってみましょう!




「牛すじ」「牛もつ」「豚もつ」「鶏もつ」の4種の煮込みが食べ比べできる/もつくし

もつくし 外観


まずは、煮込みメニューだけで4種類もあるお店「もつくし」 です。


もつくし 外側の席


ビニールシートで覆われた外側の席は、こう見えて冬でも暖かく快適です。”これぞホッピー通りで飲んでる“という感じがたまりません。

何といってもここは「ホッピー通り」。最初の注文は、もちろんホッピーで!ここで気の置けない友人たちとホッピーを飲むってだけで、気分が上がりますよね。


もつくし ホッピーセット 白


「ホッピーセット 白」(550円)をいただきます。
ホッピーを飲んだことがある人はご存じだと思いますが、ホッピーセットは、焼酎の入った「ナカ」と、ホッピーの「ソト」が1セットです。ホッピー1本でだいたい3杯分になるので、2杯目からは単品のナカを追加していけばいいというわけです。ほんとお得な飲み物ですよね。


もつくし ポテトサラダ


すぐにお通し(200円)も到着。内容は日替わりですが、この日は誰もがうれしい「ポテトサラダ」。しかもその横には、うずらの煮玉子まで!

ポテトサラダをつまんでいたら、あっという間にホッピーを飲み干してしまいました。お次は……お店の名物ドリンクの一つという「稲妻ハイボール」(550円)にしましょう。


もつくし 稲妻ハイボール


この「稲妻ハイボール」は、「電気ブラン」の炭酸割りのこと。
といっても、電気ブラン自体をご存じない人もいるでしょう。電気ブランとは、浅草の名門「神谷バー」の創業者が開発した、ブランデーをメインに数種のお酒や薬草などを配合した、浅草ならではの飲み物。

度数が高く、また独特の薬草的な香りがあって、中には苦手な人もいるかもしれません。が、こうして炭酸で割ると独特のクセがフルーティーなアクセントとなり、とっても爽やかな一杯に。う~ん、これぞ浅草の味。

さて、そろそろ煮込みを頼みましょう。 ここには、「牛すじ」「牛もつ」「豚もつ」「鶏もつ」と4種類の煮込みがあるんですが、今日はハシゴ酒。泣く泣く一品に絞り、「牛すじ」(600円)をお願いしました。


もつくし 牛すじ


たっぷりのとろとろ牛スジと、そのうま味を吸った大根。
お、おいしいな~!

赤っぽい色で辛そうに見えるかもしれませんが、そんなことはなく、あっさりとしたしょうゆ味で肉本来のうま味が存分に楽しめます。

4種類も煮込みがあるなら、そっちも食べてみたいって欲張りな人もご安心ください。一品ずつを小盛りにしたお得なセット「3品盛り」(1,100円)もありますよ。


もつくし 3点セット


「牛すじ」「牛もつ」「豚もつ」のセット(1,100円)。

先ほどの「牛すじ」のほか、塩味で大根入りの「牛モツ」、オーソドックスなみそ味で豆腐入りの「豚モツ」の3点セットです。どれも甲乙つけがたいおいしさと、それを食べ比べられるのが幸せな組み合わせです!煮込みを食べ比べできるのは、なかなかできない経験。仲間と一緒に頼んでシェアしながら、好みの味を探すのも楽しいですよ。


もつくし

住所:東京都台東区浅草2-3-16
電話番号:03-3847-4333
営業時間:月~金 11:00~23:00(L.O.22:30)、土日祝 22:00(L.O.21:30)
定休日:なし
※12月31日(日)は朝まで通し営業、年末年始も休まず営業




正統派の大衆酒場が丁寧に作る、豆腐入りの「牛筋煮込」/浩司

浩司 外観


お次は、コの字カウンターの中で煮込みの大鍋が湯気を上げる大衆居酒屋の正統派「浩司」へとやって来ました。


浩司 店内


これぞ大衆酒場!というたまらない雰囲気。時には常連さんから話しかけられることもあるかもしれませんが、そういう会話を楽しむのも大衆酒場の醍醐味のひとつです。


浩司 野菜の和え物


お通し(400円)はさっぱりとした野菜の和え物でした。食べると分かりますが、丁寧な仕事を感じさせる味わいで箸休めにぴったり。

さて、酔っ払いすぎないうちに「アレ」も味わっておきましょう。さっきはハイボールでしたが、お次はストレートの「デンキブラン」(500円)!


浩司 デンキブラン


くぅ~、やっぱりきく~!

生やさしいお酒ではないので飲みすぎないように注意したいですが、浅草に来たらどうしても味わっておきたい一杯。ゆっくりちびちびやりつつ、煮込みの到着を待っていると……。


浩司 牛筋煮込


「牛筋煮込」(550円)が到着。待ってました!

巨大な豆腐が覆う、その下には……


浩司 牛筋煮込


牛スジがたっぷり!

質の良い肉を使い、脂や臭みを取る作業を何度も繰り返しながら、たっぷりと丹精込めて煮込まれた牛スジ煮込み。体中にじんわりと染み渡るような、ありがた~いおいしさです。


浩司 チューハイ


デンキブランを飲み干した後は、チューハイへ!
チューハイ(400円)のグビグビといけるおなじみの飲みやすさが、デンキブランとの対比を描き、これまたたまりません。

さらに、1日30食限定の「あげ納豆」(500円)がまだあるということで、すかさずオーダー!


浩司 油揚げ


見るからにサクッと焼き上げられた油揚げの中には……


浩司 油揚げ


納豆がたっぷり!
全く奇をてらったような料理ではないんですが、こういうのが最高においしいんですよね。

はぁ、幸せ……。


浩司 樽酒


お正月の時期には、「樽酒」がメニューに加わることもあるので要チェックです!仲間と浅草寺のお参りに行った後は、ホッピー通りに立ち寄って枡に入った日本酒で乾杯。下町らしいお正月を過ごせそうですね。


浩司

住所:東京都台東区浅草2-3-19
電話番号:03-3844-0612
営業時間:月~金 15:00~23:00、土日祝 9:00~23:00
定休日:月曜
※12月31日(日)は朝まで通し営業、1月1日(月・祝)も休まず営業




締めはこの通りで最も古いお店で、江戸っ子好みのすきやき風「牛煮込み」/正ちゃん

正ちゃん 外観


さて、ハシゴ酒の締めは「正ちゃん」です。ホッピー通りまで来てここに寄らないわけにはいかないでしょう。

昭和26年創業、この通りで最も歴史の古いお店です。近年改装され、建物や内装はきれいになったんですが、雰囲気は昔のままで安心したファンも多数。

ここは本日初の「生ビール」(550円)で攻めますか!


正ちゃん 生ビール


キンキンの生が喉をリセットさせてくれます。
そして注文するのはもちろん、看板メニューの「牛煮込み」(500円)。


正ちゃん 牛煮込み


湯気をモウモウと上げながら到着!
「ザラメ」を使うのがポイントだという、すき焼き風の甘辛い煮込み。


正ちゃん 牛煮込み


豆腐をよけると肉がゴロゴロ!

トロトロの牛スジや肉が混在し、玉ネギの甘みなども加わって、うま味の相乗効果がすごいです!思わず「参りました」と降伏してしまいそうなおいしさ。

他にもたくさんの人気メニューがあるんですが、炙られているところを見てしまうと頼まずにはいられない「厚揚げ焼」(450円)を追加で。


正ちゃん 厚揚げ焼


カリッと香ばしく焼き上げられた厚揚げ。中はアツアツのフワフワ。みんなで分けて食べやすいサイズにカットされているのもうれしい。


正ちゃん 煮込み鍋


牛煮込みがこれでもか!と入った貫禄の煮込み鍋です。


正ちゃん 店長


帰りは、優しい笑顔の大将が見送ってくれました。

「大将、ごちそうさまでした!」


正ちゃん

住所:東京都台東区浅草2-7-13
電話番号:03-3841-3673
営業時間:水~金 お昼頃~22:00、土日祝 9:00~20:00
定休日:月曜、火曜
※12月31日(日)は朝まで通し営業、1月1日(月・祝)以降は肉がなくなる1月4日(木)くらいまで営業
※年始の営業については直接お店へお問い合わせください




まとめ

魅惑の「煮込み」食べ比べハシゴ酒、いかがだったでしょうか?
浅草ホッピー通りにはこの他にもたくさんのお店があり、どこもオリジナリティーあふれるメニューと人情が味わえる名店ばかり。気の合う仲間と一緒に、昼から心置きなく飲める飲兵衛必見のスポットです。

ぜひ、自分だけのお気に入りを見つけに、ハシゴ酒してみてくださいね!


ホッピー通り


以上、夜になっても盛り上がり続ける浅草ホッピー通りでした。


※2017年12月23日の情報です。価格、内容は変更になる場合があります。
※年末年始の営業については、各お店へ直接お問い合わせください。
※価格は全て税込みです。




パリッコさん

取材・執筆:パリッコ

DJ・トラックメイカー/漫画家・イラストレーター/酒場ライター。 酒カルチャー雑誌『酒場人』の監修をはじめ、さまざまなメディアで酒と酒場に関する記事を執筆中。


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