都心のど真ん中で、漁師直送の新鮮カキがたった150円で味わえる「5坪」

5坪集合


そろそろカキが恋しくなってきませんか?お腹いっぱい食べたいけど、お財布事情も心配・・・という方にオススメなのが、六本木駅から徒歩3分ほどの場所にある「5坪」。こちらでは1個150円で生、蒸し、焼きガキを味わうことができます。しかも提供されるのは“安かろう、悪かろう”ではなく、漁師直送の新鮮な絶品カキたち。実はこの品質と低価格にはお店の工夫が・・・。グルメな人も大満足&高コスパな、隠れ家的名店をご紹介します。



迷う人続出の隠れ家店!まずはお店までのルートをご案内

5坪道順1


噂の店があるのは六本木駅から徒歩3~4分ほどのところ。迷う人が続出するらしいので、まずはお店までの道順からご案内しましょう。

六本木駅の5番出口を出ると、六本木通りと外苑東通りの交差点があります。首都高を背に外苑東通り沿いを直進し、うどん店「つるとんたん」の手前の道を左に入ります。そしてすぐ左(写真左の車が見えているところ)の路地へ。


5坪道順2


ちょっと寂しい雰囲気にビビリつつも、道なりに進んで行くと・・・


5坪ビル


右手にレンガ調の雑居ビルが現れます。お店はこのビルの中。ビルの脇に立っている街灯を目印にするといいかもしれません。


5坪看板1


足元に看板が出ていますが、照明がないのであまり目立ちません。タイルがはがれた外壁に不安を覚えつつ、階段で4階へ。エレベーターはありません!


5坪看板1


階段の途中にこんな看板がありました。「もうちょっとです」という文字に店長の人柄が感じられますね。不安ばかりだった心に、ちょっぴり期待が混じり始めます♪



漁師直送&居ぬき物件など、安さの秘密は徹底したコスト削減にあり

5坪内観


ドキドキしながら扉を開けると、黒を基調としたオトナな空間が出現。オイスターバー「BOO WHO WOO 5坪」です。


5坪テーブル席


カウンターの後ろは、友達とワイワイするのにピッタリな雰囲気のソファになったテーブル席。以前バーだった所をそのまま使っていて、落書きだらけのコンクリート打ちっぱなしの壁も最初からなんだそう。なんだか味があっていい感じ♪居抜き物件で内装費を抑えているのも、安さの秘密の一つです。


5坪メニュー


黒板を見ると、海産物はほとんど北海道産。漁師さんから直接送ってもらっていて、カキはほとんど厚岸産とのこと。市場を通していないので、流通コストも削減されているのが二つ目の安さの理由。

ちなみに「5坪」の始まりは、札幌のススキノ店。店名どおり小さな店ながら、抜群の鮮度と安さで人気に火が付いたのだそう。現在は札幌市内に4店舗を展開。同店は、2013年にオープンした東京第一号店です。


5坪カキ1


そして「1個150円」というインパクト大の価格設定がカキがこんなに安い最後の理由。なんでも来店したお客さんが口コミで広げてくれるため、広告費がかからないのだとか。また、店を切り盛りするのは基本的に店長一人。人件費だって抑えています。

だから北海道産の漁師直送の新鮮なカキが、こんなにもお安くいただけちゃうんですね。なんと原価率は60%以上なんだそう!旬の味覚を楽しみたいグルメ女子にはうれしい限り♪



生も、蒸しも、焼きも全部150円!数を気にせず頼めるのがシアワセ

5坪カキ2


こんなにも低価格でカキを提供できるのは、ひとえに経営努力のたまものとわかったところで、いよいよオーダー。まずは生から。


5坪カキと白ワイン


レモンを振ってもおいしいけど、何もつけずに塩味だけでもイイ!ぷりぷり&つるんとした食感とコクのある旨みがたまりません。白ワインとのマリアージュに悶絶!


5坪カキ3


5坪カキ4


お次は、殻付きのままじっくり焼いたものと蒸したもの。


5坪カキ5


どちらもミディアムレアといった感じで、とろける口当たりと濃厚な甘みはそのまま♪ 焼きガキ(右)は味が濃くなったような感じで、蒸しガキ(左)はプリプリ感が増してよりジューシーに。


5坪カキ6


カキはすべて1個当たり150円ですが、蒸しガキのみ注文は3個(450円)から。生と焼きは1個ずつから頼めます。


5坪調味料


テーブルに用意された調味料は、レモン、ポン酢、タバスコの3種類。


5坪蒸しガキ1


ポン酢でいただく蒸しガキは、想像どおり美味です。意外性ならタバスコ。辛いのが好きな人なら断然オススメです。


5坪蒸しガキ2


また、ホタテ貝や青つぶ貝など、カキと一緒に送られてくる貝もいただくことができますよ♪


5坪アボカド塩辛


「アボカド塩辛」(380円)、「スモークサーモンとクリームチーズの盛り合わせ」(480円)、「マグロのタルタル トースト添え」(580円)など、お酒のアテにぴったりの魅惑的なおつまみメニューも♡ついついお酒がすすんじゃいます。

都心の真ん中で、コスパ抜群のカキをはじめ、美味しい料理とお酒を堪能できて、大満足!気の置けない友達と一緒に行けば、楽しい時間が過ごせそう。



まとめ

同店を訪れる人は、全員がカキ目当て。10個単位で注文する人もいるのだとか。たくさん食べたい場合は4日以上前に予約を入れ、希望の個数を伝えておきましょう。営業前か、20時以降にかけるとつながりやすいのだそうです。

駅からのアクセスもいいので、女子会で訪れれば、グルメな友人からも一目置かれること間違いありません♪


Boo Who Woo 5坪

住所:東京都港区六本木3丁目8-10 じゃるだんビル4階
電話番号:03-3479-3887
営業時間:18:00~カキが売り切れるまで
定休日:日曜
最寄り駅:六本木


※11月14日現在の情報です。メニューや価格は変更になる場合がございます。

文・取材/佐々木志野



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※本記事内の情報は2017年11月14日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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