極上とろろがリーズナブルに!満足度の高いランチバイキング/浅草むぎとろ本店

昭和4(1929)年創業の名店「浅草むぎとろ」は、都営地下鉄浅草駅のA3出口からすぐ。風格ある建物に、麦の穂が染め抜かれたのれんやマットが小粋です。


ディナーで懐石料理を頼むと10,000円ほどする高級店ですが、ランチバイキングでは極上のとろろをリーズナブルに楽しめちゃうんです♪

ランチバイキングは2種類。とにかくとろろをいっぱい食べたい人は平日限定の「むぎとろバイキング」(1,500円)、とろろ以外にも色々食べたい人は毎日楽しめる「天空とろろビュッフェ」(3,300円)がオススメです。


メニューによってフロアが違うため、店頭で注文を聞かれます。今回は、ちょっと奮発して「天空とろろビュッフェ」をオーダー。和服に身を包んだ店員さんの案内でエレベーターに乗り込み、いざ屋上階「Lounge Vista(ラウンジ ヴィスタ)」へ!

絶景もご馳走!窓際のカウンターが特等席

※レイアウトは取材当時のもの。現在とは異なります。

※レイアウトは取材当時のもの。現在とは異なります。

エレベーターを降りると、大きな窓から自然光が差し込む明るい空間が待っています♪テント屋根も相まって、開放的な雰囲気。ビュッフェ台が一カ所に集中していないのも良いですね。

そして窓の外には、東京スカイツリー(R)やアサヒビールのオブジェなど、これぞイーストトーキョーという景色が広がっています。すぐ下には隅田川が流れていて、飛沫をあげて水面を進む水上バスや駒形橋を渡る人々など、動きのあるイキイキした光景も見られます。

広い空を眺めながら食事ができる窓際のカウンター席は、「天空とろろビュッフェ」の名にふさわしい特等席。席を選ぶことはできないので、窓際に案内されたら幸運です。

とろろドレッシングのサラダバーにステーキも!

※レイアウトは取材当時のもの。現在とは異なります。

※レイアウトは取材当時のもの。現在とは異なります。

「天空とろろビュッフェ」は80分制。2020年2月にリニューアルし、より一層メニューが充実。常時約25種類を味わうことができます。


ビュッフェ台はいくつかあるので、空いているところから狙うのが良さそうです。

最大の魅力は特製のとろろドレッシング♪ゴマ風味とレモン風味の2種類があり、どちらも後を引く美味しさです。スライスオニオンやカイワレ大根も、これをかけると辛みがマイルドになって食べやすくなりますよ。

人気のスイーツの中でも、淡白な味わいの麦とろムースは、シロップをかけて食べると素朴な味わいが引き立つのだそう。シロップはキャラメルと黒蜜の2種類があります。

L字型に連なる向かい側のビュッフェ台には、5種類の和惣菜がズラリ。この日はひじきの煮物やピリ辛こんにゃくなどが並んでいました。

当日提供されていた鶏手羽大根は、上品でやさしい味付け。大根もやわらかく、芯まで味が染みています♪メニューによりますが、温かい状態で食べたいお料理は基本的に保温されているので、美味しくいただけます。

ボリューム満点の豚の角煮はとろっとろで、箸で切れるやわらかさです♡

もちろんドリンクも飲み放題。水、ウーロン茶、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、アイスコーヒー、ホットコーヒー、ほうじ茶が用意されています。

ホカホカ麦飯に冷え冷えとろろが醍醐味

※レイアウトは取材当時のもの。現在とは異なります。

※レイアウトは取材当時のもの。現在とは異なります。

そしてこちらが、メインのとろろと麦飯。


国産の大麦と白米をブレンドしてとろろに合うように仕上げたという麦飯は、ふっくらホカホカ♪つい大盛りにしたくなりますが、お腹がふくらむので少なめに盛って、とろろをたっぷりかけるのがオススメです。

※レイアウトは取材当時のもの。現在とは異なります。

※レイアウトは取材当時のもの。現在とは異なります。

とろろは味付けされたものが2種類。鰹と昆布の出汁としょうゆで味付けした「出汁しょうゆ」と、こっくりした味わいの「みそ」が、それぞれ氷で冷やされた大きなすり鉢にたっぷり用意されています。

ホッカホカの麦飯に、よく冷えたとろろをかけて食べるのがむぎとろの醍醐味ですよね♪とろろには、粘りが強く甘みのある国産の大和芋を使用。たんぱく質やミネラルが豊富です。

好みでテーブルにある青のりをかけて召し上がれ。粘り気とサラサラ感のバランスが絶妙で、麦飯によくからまり、のど越しもGOOD!出汁が効いた上品な味なので、何杯食べても飽きないし、もたれません♪

いざ実食!全種類制覇&アレンジメニューにも挑戦

▲画像提供:浅草むぎとろ

▲画像提供:浅草むぎとろ

多彩な料理がそろっていますが、少量ずつ盛れば全種類制覇も難しくはありません。一品一品が丁寧に作られていて、どれもバイキングとは思えないクオリティー。好き嫌いがなければ全品味わってほしい美味しさです。

やっぱりテンションが上がるのは、ステーキ。一口サイズなので思った以上に食べられました♪

多彩なメニューを自由に組み合わせられるのも、ビュッフェの魅力。同店でよく見かけるアレンジメニューを聞いたところ、真っ先に挙がったのがとろろとカレーのあいがけ。試しにやってみると、混ざったところも美味でした♡

豚の角煮をトッピングしたむぎとろも、よく見かけるとのこと。これは想像どおりの美味しさ。激ウマです。牛ステーキでやってみても美味しそう♪

コシのある冷たい讃岐うどんにとろろをかけて山かけにしたり、カレーをかけてカレーうどんにしたりするのも定番です。極上とろろと絶品和総菜を自由に楽しんじゃいましょう!

1,500円でとろろが食べ放題!平日ランチ限定の「むぎとろバイキング」

平日限定のランチメニュー「むぎとろバイキング」(1,500円)もご紹介しておきましょう。こちらは本館1階の和の風情漂う空間で楽しめます。

奥にあるビュッフェ台に、とろろと麦飯、日替わりの主菜、玉子焼き、漬物、みそ汁、お茶とお水が並んでいます。ちょっと甘めの玉子焼きが大人気です。

とろろは「しょうゆ出汁」オンリー。品数が控えめでむぎとろに集中できるためか、バイキングながらサクッと済ませる人も多いそう。予約はできませんが、回転率は良さそうです。

まとめ

極上とろろに素晴らしい眺めやアレンジメニューまで楽しめちゃう、おトクなバイキング。浅草で、幸せすぎるランチタイムはいかが?

浅草むぎとろ
  • 所在地

    東京都台東区雷門2-2-4

  • 最寄駅

    浅草

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2023年06月01日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2020年10月16日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2023年06月01日に再公開しております。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。