縁結びで有名な「東京大神宮」のおしるこで体を温めて

東京大神宮


日本で一番初めに神前結婚式が行われた神社として有名な東京大神宮。東京における伊勢神宮の遥拝殿として創建され“東京のお伊勢さま”として親しまれています。

縁結びを司る“造化の三神”を祀っていることから、恋する乙女にはおなじみの神社ですね。


東京大神宮

▲例年約4万5000人ほどの参拝客が訪れる、初詣の様子。


三が日は、伊勢神宮と縁が深いことから、伊勢名物の「赤福」、樽酒、おしるこの振る舞いがあります。寒い中でいただく、おしるこの味は格別ですね!時間帯は9時~17時(※元旦は0時~4時もあり。いずれの時間帯もなくなり次第終了)。

また三が日には、8時~10時までの間にお神札やお守りを受けた参拝客のうち先着1,000名に、開運招福の「ミニ干支絵馬」が配られるそう。

人気エリア・神楽坂から近いので、初詣後は周辺を散策してみては?



東京大神宮

住所:東京都千代田区富士見2-4-1
電話:03-3262-3566
最寄り駅:飯田橋





厳かな雰囲気の「靖国神社」で気持ちも新たに振る舞い酒を

靖国神社


「祖国を平安にする」「平和な国家を建設する」という願いを込めて、明治天皇が命名した靖国神社。初詣には、毎年20万人を超える参拝客が訪れます。


靖国神社

▲振る舞い酒の様子。例年多くの人でにぎわいます。


新春恒例の振る舞い酒は、1月1日が0時~18時、1月2日から4日が9時~17時、能楽堂前特設神酒所にて配られます。また甘酒は、正月甘酒所(遊就館前)にて1月1日が0時~18時、1月2日から4日が9時30分~17時に配布(※それぞれなくなり次第終了)。



靖国神社

住所:東京都千代田区九段北3-1-1
電話:03-3261-8326
最寄駅:飯田橋、市ヶ谷、九段下





都心を守る氏神様「神田明神」で餅つきや樽酒、甘酒を

神田明神


神田明神は、縁結び、商売繁盛、除災厄除けにご利益のある神社。江戸時代には「江戸総鎮守」として将軍様から江戸庶民に至るまで、江戸のすべてを守護してきたそう。

今もなお、東京―神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内など108の町の総氏神様として、東京都心を守っています。


神田明神

▲初詣の時期は、例年約30万人の参拝客が訪問。


1月1日は0時から餅つきが行われ、樽酒と甘酒が振る舞われます(※予定変更の場合もあり)。江戸っ子が大切にしてきた、伝統的なお正月の雰囲気を味わえそうですね。



神田明神

住所:東京都千代田区外神田2-16-2
電話:03-3254-0753
最寄り駅:御茶ノ水、新御茶ノ水、秋葉原、末広町





関東のお伊勢様「芝大神宮」で福をいただく

芝大神宮


平安時代に創建された1000年以上もの歴史を持つ芝大神宮。伊勢神宮のご祭神・天照大御神(内宮)、豊受大神(外宮)の二柱を主祭神としており「関東のお伊勢さま」として親しまれています。

縁結び・開運・家内安全・商売繁盛のほか、港区ならではの情報通信産業祈願・工事安全祈願などにもご利益があるそう!IT系のお仕事の方はぜひお参りを。


芝大神宮

▲都心の神社ならではの情報通信産業祈願・工事安全祈願も人気。


1月1日は0時から先着100名にお祝いの品として宝物(お札や干支の置物などの縁起物)が配られます。また、1月1日の0時~1時の間には福茶や甘酒の振る舞いも予定されているのだとか(※なくなり次第終了)。3日には10時よりお囃子もあり、こちらも必見です。



芝大神宮

住所:東京都港区芝大門1-12-7
電話:03-3431-4802
最寄り駅:浜松町、大門、御成門





庶民に愛されてきた「妙法寺」のお屠蘇(とそ)の儀

妙法寺


「妙法寺」は江戸時代から「堀之内のおそっさま=お祖師さま」と呼ばれて親しまれてきた、厄除けで知られるお寺。御祭神は日蓮聖人。正月3が日の間は新年の祝祷会が行われ、また除夜の鐘は誰でも参加が可能なため、約3万人の参拝客が訪れます。


妙法寺

▲多くの人が楽しみにしている「お屠蘇の儀」。お屠蘇の盃が持ち帰れます。


1月1日は0時~2時までと10時~15時、2日と3日は10時~15時で「お屠蘇の儀」が行われます。これは、妙法寺特製の「干支盃」でお屠蘇をいただいたあと、その盃を持ち帰ることができるというもの(※どの時間帯も数に限りがあるのでなくなり次第終了)。

盃にはその年干支の絵が描かれているそうで、いただくとよいことがありそうです!



妙法寺

住所:東京都杉並区堀の内3-48-8
電話:03-3313-6241
最寄り駅:新高円寺、阿佐ヶ谷





<まとめ>

酒や甘酒、おしるこなど、実はさまざまな「振る舞い」を楽しめる初詣。参拝に行ったらお願いごとをするのみでなく、無事に一年を過ごせた感謝をして、新しい一年の誓いを立てることも忘れずに。その上で「振る舞い」を楽しみましょう。

福をいただいた一年が、良きものになりますように!






取材・文/佐藤玲美
※2016年12月31日の情報です。内容は変更になる場合があります。






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