【駒込】特別名勝の日本庭園で味わう秋の絶景/六義園

六義園


駒込駅からほど近い「六義園」は1702年の造園当時から、小石川後楽園と共に“江戸を代表する二大大名庭園”として知られる「回遊式築山泉水庭園」。その変わらぬ美しさから、国の特別名勝にも指定されています。

1年を通して自然を楽しめますが、11月下旬になるとハゼノキやイチョウ、モミジなどが色づき、繊細で静粛とした庭園を鮮やかに彩りはじめます。

歴史深く落ち着いた雰囲気の庭園が、真っ赤に染まる様子はまさに非日常。周辺のビルが一切視界に入らないスポットもあるので、都内にいることすら忘れてしまいそうです。

六義園


さらに、11月19日(土)から12月7日(水)の期間中は、通常17時までの開園時間を21時まで延長し、ライトアップを実施。

いち押しの夜景スポットは、やわらかな光で闇夜に浮かび上がる「中の島」。艶やかにライトアップされた朱色の木々が上下対象に池の水面に映る様は、言葉を失うほどの美しさ。

他にも、ブルーライトやミストなどの演出を加えた川と紅葉のコラボが芸術的な「水香江」など、夜だけの幻想的な景観が広がります。カップルで訪れれば、ロマンティックな秋の夜を楽しめるはず!


六義園
住所:東京都文京区本駒込6-16-3
最寄り駅:駒込
見頃:11月下旬~12月上旬

『紅葉と大名庭園のライトアップ』
開催期間:2016年11月19日(土)~12月7日(水)/日没~21:00(最終入園は20:30)




【吉祥寺】都会の喧騒を忘れて、まったり紅葉散策/井の頭恩賜公園

井の頭恩賜公園


デートやファミリーでのおでかけなど、老若男女に愛される「井の頭恩賜公園」。

桜の名所として人気の高い場所ですが、園内にはクヌギ、ケヤキ、コナラなどの落葉樹が多くあり、気軽に紅葉が楽しめるスポットでもあるんです。

まず押さえておきたいのは、井の頭池のちょうど中心部にかかる、公園を一望できる「七井橋」。目の前をさえぎるものが何もなく、パーッと広がる静かな池と、深く色づく木々の赤色が神秘的です。

井の頭恩賜公園


そしてもう一つの名所が「弁天橋」。由緒ある井の頭弁財天さまをバックに赤やオレンジ、黄色とさまざまに色づく紅葉が楽しめます。

「七井橋」と比べて人が少ないので、ゆっくり静かに景色を見てまわりたい方におすすめです。

ほかにも、井の頭自然文化園へ行って動物と触れ合ったり、園内のオープンカフェで休憩したり、紅葉+@で充実した1日を過ごせそう。

井の頭恩賜公園
住所:東京都武蔵野市御殿山1-18-31
最寄り駅:吉祥寺
見頃:11月下旬から12月上旬

▼このスポットの記事はコチラ▼
【井の頭公園で秋デート】あざやか紅葉×ほっこり”カピバラ”に癒される~




【立川】紅葉・黄葉が両方楽しめる欲張りスポット/国営昭和記念公園

黄葉・紅葉まつり2016


東京ドーム約40個分の広大な敷地面積を誇る「国営昭和記念公園」には、葉が黄色く色づく「黄葉(こうよう)」と紅色になる「紅葉」が楽しめるスポットが点在しています。

黄葉を楽しむなら、立川口からすぐのカナール(運河)沿いに106本のイチョウが植えられている「かたらいの道」と、「うんどう広場」付近で約300mのわたって続くイチョウ並木道がおすすめ。

黄色とはいえ同じ色の葉はひとつもなく、そのグラデーションに見惚れてしまいます。

黄葉・紅葉まつり2016


そして鮮やかな紅葉を見るなら、園内にある日本庭園へ。

庭園中央の大きな池の周りには散策路が続いており、見上げると赤やオレンジと艶やかなモミジが見事!庭園内全域で紅葉が見られるので、のんびり散策しながら秋を満喫して♪

11月5日(土)から開催される「黄葉・紅葉まつり」では、コンサートや写真展、風景スケッチツアーなどのイベントを通して、芸術の秋を堪能できますよ♪


国営昭和記念公園
住所:東京都立川市緑町3173
最寄り駅:立川
見頃:日本庭園(モミジ類) 10月下旬~11月中旬、立川口カナール(イチョウ) 11月上旬~11月下旬
、うんどう広場(イチョウ) 11月上旬~11月下旬

『黄葉・紅葉まつり2016』
開催期間:2016年11月5日(土)~27日(日)




【外苑前】都会のオアシスと言えばいちょう並木の“黄金トンネル”!/明治神宮外苑

神宮外苑いちょう祭り


都心にありながら大自然を満喫できる「明治神宮外苑」のいちょう並木は、映画やドラマなどにも度々登場する、都内有数の黄葉スポット。約300mにわたり146本のイチョウが立ち並びます。

特に、重厚な聖徳記念絵画館をバックにした景観の美しさは、世界からの評価も高いそう。見ごろは11月末からの2~3週間ですが、散ったいちょうの葉が道一面を覆う、黄色い絨毯も幻想的です。


明治神宮外苑
住所:東京都新宿区霞ヶ丘町1-1
最寄り駅:明治神宮前(原宿)
見頃:11月下旬~12月上旬




【高尾山口】360度、赤や黄色に包まれながらハイキング♪/高尾山

高尾山もみじまつり


ハイキングしながら山中の紅葉を楽しむなら、都心から1時間弱で行ける「高尾山」へ。山頂からふもとにかけて、歩みを進めるたびに変わる豊かな色彩が圧巻です。

そして外せないビューポイントが、標高500mの山頂にある高台。モミジの深い朱色で覆い尽くされた山と東京の街並みを同時に見渡せ、さらに晴れた日には富士山も見えるんです!

10分ほど歩いた先の「もみじ台」にはお茶屋さんがあるので、甘酒やおでんなどと一緒に紅葉を楽しめますよ。

高尾山もみじまつり


登山はちょっと大変…という方には、景色を堪能しながら楽に登れるケーブルカーがおすすめ。

重みのある朱色や淡くやさしいオレンジに包まれながら、ゆっくりと上る片道6分は、この時季しか味わえない幸せです。

そんな高尾山のふもとでは、30日まで「高尾山もみじまつり」を開催。
土日祝日には、関東唐獅子太鼓や大正琴などの日本の伝統芸能から、東京こけしの実演販売など、普段あまり見ることがないパフォーマンスも多数。

澄んだ空気の中、大自然の風を感じながら、お祭り気分を楽しんで♪


高尾山
住所:東京都八王子市高尾町
最寄り駅:高尾山口
見頃:11月中旬~12月上旬

『高尾山もみじまつり』
開催期間:2016年11月1日(火)~31日(水)




【鎌倉】ライトアップが美しさを引き出す古都の紅葉/長谷寺

長谷寺 紅葉ライトアップ


“花の寺”とも呼ばれる神奈川県鎌倉市の「長谷寺」ですが、実は紅葉を見にわざわざ遠くから足を運ぶ人もいるほどの、鎌倉を代表する紅葉スポットでもあるんです。

長谷寺のモミジは、温暖な気候と標高が低いことから、都内より少し遅めの12月初旬に一番の見ごろを迎えます。鎌倉の海や市街の景色と一緒に紅葉が楽しめる「見晴台」や「眺望散策路」からの景色はまさに絶景!

そして11月26日(土)からは、日が暮れると、木々はもちろんお寺自体もライトアップ。寺院の厳かな雰囲気と、山や池が作り出す立体的な景観は圧巻です。

鎌倉市内には他にも紅葉が楽しめる寺院が点在していますが、ライトアップを実施しているのは長谷寺だけ!紅葉スポット巡りのクライマックスにぜひ訪れて。


長谷寺
住所:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
最寄り駅:長谷
見頃:11月下旬~12月中旬

『長谷寺 紅葉ライトアップ・夜間特別拝観 2016』
開催日:2016年11月26日(土)~12月11日(日)/日没~平日18:30、土日~19:00 ※入場は30分前まで




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※本記事内の情報は2016年11月07日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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