忙しい日常を離れる習慣。パリの人気シェフが国産厳選素材で提案するクロワッサン/RITUEL par Christophe Vasseur



「リチュエル」はパリの人気店「デュ・パン・エ・デジデ 」(Du pain et Des Idées) のクリストフ・ヴァスールさんによるヴィエノワズリーのお店。クロワッサン(350円/プチサイズ210円)は30時間以上の発酵をとってからしっかりと焼かれ、ザクザクの質感が楽しめる。

可能な限りローカルにこだわった上質な素材は北海道有機小麦「ハルキラリ」、山梨県黒富士農場放牧卵、千葉県大地牧場有機牛乳、そしてクロワッサンの命ともいえるバターはフランスのA.O.C.認定「パンプリー」。「リチュエル」とは習慣や儀式のこと。

クロワッサンのあるひとときは忙しい日常を離れ、丁寧に暮らすための、ちょっとした儀式になるかも。



RITUEL par Christophe Vasseur(リチュエル パー クリストフ・ヴァスール)青山店
住所:東京都港区北青山3-6-23 1F
電話:03-5778-9569
営業時間:8:00~19:00(土日祝9:00~)
最寄駅:表参道



パリから上陸。フランス産高品質バターのクロワッサンで優雅なひとときを/MAISON LANDMAINE TOKYO



パン職人の石川芳美さんと菓子職人のロドルフ・ランドゥメンヌさん夫妻の「ブーランジュリー・パティスリー メゾン・ランドゥメンヌ」はパリで10店舗の店を展開する。「メゾン・ランドゥメンヌ トーキョー」はその海外第一号店で、伝統的なパンやお菓子が並ぶ。

フィガロ紙で2013年、「パリで最もおいしいクロワッサン第3位」に選ばれたクロワッサン(480円) はフランスのA.O.C.の発酵バター「レスキュール」を使用。芳醇な香りと濃厚な味わいが堪能できる。もう一種類、三日月形をした国産バターのクロワッサン(250円)との食べ比べもおすすめ。

お天気のいい日は東京タワーが望めるテラス席で子供と一緒に焼きたてをゆったり楽しむのもいい。



MAISON LANDMAINE TOKYO(メゾン・ランドゥメンヌ 東京)
住所:東京都港区麻布台3-1-5
電話:03-5797-7387
営業時間:月~土7:00~20:30/日祝 7:00~19:30
※ランチタイム:平日11:30~14:00(LO) /ブランチタイム:土日祝 10:00~14:30(LO)
最寄駅:六本木一丁目



銀座で買う、ガストロノミーの世界で活躍するシェフの唯一無二のクロワッサン/Pain d'ESqUISSE for WAKO



クロワッサン(300円)は層の一枚一枚が薄くデリケートでありながらパリパリと硬質な食感になるように焼かれている。おいしさの秘密は発酵にあり、内側には芳醇なバターの香りが溢れ出す、なめらかなクリーム色の層がフワリと巻かれている。

それらが交互に醸し出すリズムは一度食べたら忘れられないだろう。すぐに齧りたい誘惑に負けそうになるが、必ず家できちんと温めてから食べることを大切に考えたい。

New York Times紙でそのパンがBest of New Yorkに輝いた経歴を持つ成田一世シェフは今、銀座のフレンチレストラン「エスキス」でシェフ・パティシエを務めている。そのパンが「和光」に並んでいるのだ。

銀座でショッピングのついでに立ち寄り、朝食の楽しみを手に入れてみて。



Pain d'ESqUISSE for WAKO(パン ド エスキス フォー ワコウ)
住所:東京都中央区銀座4-4-8 和光アネックス ケーキ&チョコレートショップ
電話:03-3562-5010
営業時間:10:30~19:30(日祝~19:00)
最寄駅:銀座



フレンチポップな魅力あふれるお洒落ブーランジュリーの秀逸なクロワッサン/Le Petit Mec Tokyo



新宿三丁目、百貨店の中にありながら、独自の洒落た世界を確立している京都発の人気店、「ル・プチメック」のなかでも一番人気のパンといったら「クロワッサン・オ・ブール」(160円)。

よく見るとプライスカードに「京都ではかなり美味しいと思っていたけど、東京はレベルの高いお店が多いので普通のクロワッサン」と小さな字でことわり書きしてあるのがいかにもル・プチメックらしい。

しかし上質な素材と職人技を感じさせるオーセンティックなクロワッサンがこの味、この価格、全然普通ではない。艶のあるクラストがサクサクと香ばしく砕け、しっとりミルキーなバターの甘味が広がっていく、とびきり秀逸なクロワッサンだ。



Le Petit Mec Tokyo(ル・プチメック東京)
住所:東京都新宿区新宿3-30-13新宿マルイ本館1F
TEL:03-5269-4831
営業時間:11:00~21:00(日祝~20:30)
定休日:不定休(新宿マルイ本館の休業日に準じる)
最寄駅:新宿三丁目



カフェで楽しむ焼きたてのクロワッサンから始まる家族の素敵な休日/Boule Beurre Boulangerie



フレンチスタイルのかわいいパン屋さん「ぶーるぶーる ぶらんじぇり」の店名の由来はクロワッサンにある。「Bouleはまるいパン、Beurreはバター。それはおいしいクロワッサンのイメージ」。だからこの店のクロワッサンの名も「ぶーるぶーる」(180円)と、詩的な名前だ。

こんがりと香ばしくクリスピーな外層、その内側にぐるぐると巻かれている生地の層の隙間やまんなかのあたりには、ほわっとまるい香気が内包されている。休日にちょっと足をのばしてクロワッサンを食べに出かけるのにうってつけのお店。

赤いギンガムチェックのクロスのかかったテーブルで、焼きたてのクロワッサンから始まる一日はきっと素敵だ。



Boule Beurre Boulangerie(ぶーるぶーる ぶらんじぇり)
住所:東京都八王子市横山町16-5
電話:042-626-8806
営業時間:10:00~19:00
定休日:月火
最寄駅:八王子



美味しいクロワッサンをもっと美味しく食べるポイント

クロワッサンは鮮度が命。買ってから時間が経ってしまったクロワッサンは焦げないように注意深くトーストして、冷めるまで約2分待つのがポイント。焼きたてのパリパリの味わいが戻ってくる。



まとめ

ここ数年、都内には美味しいクロワッサンを焼くベーカリーが続々登場中。さぁ、小さな贅沢をしに出かけよう。 上質な素材と職人の確かな手仕事が感じられるクロワッサンで、家族との心温まる朝食を楽しもう。




※2016年6月9日時点の情報です。



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